2013年8月28日水曜日

外貨準備高は十分か

足りないみたいね。

韓国の外貨準備 通貨危機に対する備えとして十分?

2013/08/26 11:50

【世宗、ソウル聯合ニュース】韓国の経済環境を考慮した外貨準備高の水準が、近ごろ金融危機の兆しがみられるインドやインドネシアよりも低いことが26日、明らかになった。 韓国銀行(中央銀行)、企画財政部、国際通貨基金(IMF)の資料によると、韓国の外貨準備高は7月末現在、3297億ドル(約32兆5446億円)で、IMFが提示した基準値の130%に当たる。

ほほう。


外貨準備高は十分、とか言っていた気がするんだが、先日までの韓国メディアは。

 IMFが集計した2011年末現在のアジア主要新興国の基準値に対する外貨準備高の割合(マレーシアは2012年末現在)は、インドネシアが165%、インドが180%に上る。フィリピン(344%)、タイ(317%)、マレーシア(137%)など大半の国は韓国より高かった。外貨準備高自体は韓国がインドやインドネシアを上回るが、基準値に対する割合はむしろ低い。

 外貨準備高の適正水準は完全に合意された国際的基準がまだない。今のところIMFが2011年に定めた基準が最も通用する基準となる。

まあ、比率が低いだけで、危険であるって断定するのは早計かも知れないが。

 問題は、インドとインドネシアの基準値に対する割合が、IMFが勧告する水準を上回っているにもかかわらず、米国の量的金融緩和策の早期縮小への懸念から急激な外貨流出に見舞われていることだ。両国は慢性的な経常収支赤字だが、外貨準備高が国際基準を上回っても金融危機を事前に防ぐためには十分ではないということが分かる。

むしろ、基準値に対する割合を上回っている国でも外貨流出を食い止められない状況にあるのが問題という訳か。

 韓国は経常収支の黒字国で財政健全性も良好な方だが、外国資金の出入りが多い上、北朝鮮リスクもあり、外貨準備高がIMFの勧告水準を満たしていても安心はできない。

はいはい、前半はダウト。

後半は事実だが、外国資金の比率は「多い」レベルでは無く、極めて多い、との表現が的確だろう。それも、殆どの銀行や財閥系の大企業ですらその病に蝕まれている。

つまり、韓国にとって過度の外貨流出は致命傷になりかねず、その比率は諸外国に比べて大きいと言えるだろう。

 このため、先進国の資金回収に備え、外貨準備高をさらに拡大すべきだとの声もある。延世大学経済学科の金正シク(キム・ジョンシク)教授は「韓国も2008年の世界金融危機後、株式市場と債券市場に流入した追加資金が3000億ドルに上る。外貨準備高は過去に比べ大幅に増加したが、外貨流出に備えるには十分ではない」と指摘した。

そして、この「外貨準備高を更に積み増せ」というのも的外れだ。

韓国経済の健全化のためには、経済の体質改善を図らねばならず、内需の拡大が必須である。むしろ、外貨準備高を無闇に高めることは、リスクを増大させることになりかねない。

 

暢気なことだな。


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