2013年9月2日月曜日

シェールガスバブルとその恩恵

何だか、厳しい話だな。

シェールガス開発ラッシュ バブル化の兆しも…期待ますます膨らむ

SankeiBiz 9月2日(月)8時15分配信

 太古は海底だったというテキサス州フォートワース。街の中心部から少しはずれると見渡す限り地平線が続く広大な土地が広がる。その地下深くに岩石層の「バーネット・シェール(頁岩(けつがん))層」がある。現在、米国の経済構造を激変させるだけでなく、世界のエネルギー地図をも塗り替えつつある「シェールガス革命」は、今から10年以上前、この地で始まった。

アメリカのエネルギー事情と、世界のエネルギー勢力図を塗り替えたシェールガス革命。シェールガスのお陰で潤う地域、それはゴールドラッシュの二の舞ではないのか?


地面を掘ったら地下からガスが。

石油を産出できるアメリカにとって、天然ガスの産出ということ自体は、想定内の出来事だっただろう。

だが、技術革命によって採掘可能になったシェールガス、これが、産出地域に福音をもたらすか否かは、産出可能な期間にかかっていると言っても過言では無い。

 

 実際、シェールブームでガス価格は暴落。08年に取引単位(100万BTU=英国熱量単位)当たり約13ドルをつけていた米国内のガス価格は、12年には2ドル台に下落し、足元では4ドル前後で推移している。フォートワースを中心に広がるバーネット・シェール層の採算分岐点は6ドルとされる。

しかし、価格競争によって過当競争が激化。加えて、シェールガス井戸自体の寿命は長くないという。

 生産量の伸びも鈍化している。シェールガスは、生産開始から2~3年でガスの噴出量が急落する。従来型のガス田に比べ老化が早く、米エネルギー省の報告書は、多くは最初の4年で可採埋蔵量の6~9割が産出されてしまうと指摘する。バーネット・シェールで開発許可が出た井戸数は04年の1112本(生産量3800億立方フィート)から、ピークの08年には4145本(1兆6120億立方フィート)と、4年でそれぞれ4倍となった。しかし、その後は毎年2000本前後の井戸が追加されているのに、生産量は微増にとどまっている。

別の井戸を掘ればまたガスは出てくる!と言う状態であっても、井戸を掘る為の初期投資はそれなりに必要だし、乱開発指摘されている。

ガスを採った後の問題も又指摘されている。

 

一つはガスそのものが温室効果ガスである点。そして、環境汚染の問題。地下水の汚染は永くその地域を汚染し続ける。無視出来ない問題だ。


こうした科学技術や、鉱物資源の採掘には、損益分岐点というものが存在し、乱開発を行い過当競争が続けば、当然ながら開発をすることそのものが赤字を生み出す結果になる。

それでも、ガスが出るうちは未だ良い。問題は、出なくなったとき、である。そうしたことを冷静に判断できるだけの英知を人類は持ち合わせていないのである。悲しいことに。

日本においても、ウナギやクロマグロなどは既に絶滅危惧種だ。無論、日本だけの問題では無いのだが、資源は大切に管理しなければならないことくらいは、理解しているだろうに、それを理性で押しとどめることができないのが、人の性なのである。

 

アメリカのシェールガスの狂乱は、どれ程の恩恵と被害をもたらすのだろうか?


http://annex2ahouse.blogspot.jp/2013/03/blog-post_3.html
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