日印スワップ、拡大す

日本はインドと良好な関係を築くことを目指す。つまり、支那とはちょっと距離を置くってことだな。

日印両国政府、2国間通貨スワップ協定の交換限度額を150億ドルから500億ドルに拡充することに合意

2013年 09月 6日 17:50 JST

[サンクトペテルブルク 6日 ロイター] - 日本とインドは6日、2国間の通貨スワップ協定の交換限度額を150億ドルから500億ドルに拡充することで合意した。

麻生太郎副総理兼財務・金融相とシン首相が会談し、終了後に共同声明を発表した。共同声明は「日印両国は、これが新興国を含む世界の金融市場の安定に貢献することを期待する」としている。

そっか、歓迎するぜ。


何処とは言わないが、スワップ協定が円満に終了したので、別の国とスワップ協定を結んだ……、訳でも無いんだろうが、こうした流れは、積極的な外交成果として評価すべきだ。

インド経済は全くマークしてこなかったが、インドの通貨ルピーは随分安くなっているようだ。

ロンドン市場 インドルピーは対ドルで最安値 リスク回避のアジア売り

2012/05/23 (水) 16:23

インドルピーは対ドルで過去最安値を更新、ドルルピーは一時56.00まで上昇した。シンガポールドルや豪ドルも売られており、市場のリスク回避傾向が伺われる。

これが5月の記事。

政府が緊急経済対策 収支改善や投資加速軸に 先行き不安受け

(2013年08月24日)

 ルピアや株価の急落による経済先行き不安を受けて政府は23日、緊急経済対策を発表した。経常収支改善、経済成長維持、購買力維持、投資加速の四つを主眼に、危機に対応する姿勢を強く示した。

これが8月の記事だ。この記事の「政府」とは「インド政府」ってことだな。

ドルルピー

これがチャートである。現在は高水準にいる事は間違い無いが、9月3日のピークから、若干だが落ち着きを取り戻している。9月6日にスワップ発表があってから1ドル65.246ルピア辺りをうろうろしている。

ある程度の効果はあった、と言えるのかも知れない。


日本からの援護射撃に、インド政府がどのような対応となるのかは分からないが、少なくとも、恩を仇で返すようなバカ国家とは違うと思われる。

願わくばこれで徐々に落ち着きを取り戻してくれると良いのだが。

 

市場にとって一番厄介なのは、急激にレートが変化することだ。特に、発展を続けるインドにとって、急激なルピー安はインドからの資本流出を招くことになる。この背景にはアメリカFRBの通貨政策が段階的な引き締め政策に転じたことが大きな影を落としているようだ。

巨大資本アメリカで、ドルを刷りまくる金余り政策が、発展途上にある国々と経済を潤していた一面があったのだが、ここへきてアメリカ経済が回復基調に乗ったので、ドルの流通量を減らす方針となったわけだ。

巨大資本のおこぼれに預かっていた訳だから、文句を言う筋合いはもしかしたら無いのかも知れないが、一方的な資本注入が各国に悪影響を及ぼすような事態を放置する訳にもいかない。

日本のこの決断は、国際的にも歓迎される事だろう(一部除く)。

 


5 地球の歩き方 aruco インド (地球の歩き方aruco)

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