艦艇用の赤外線捜索追跡システム、韓国が開発成功?

ふむ。

対艦ミサイル全方位防衛システム 韓国が開発成功

2013/10/08 11:50

【ソウル聯合ニュース】韓国国防科学研究所(ADD)は8日、艦艇用の赤外線捜索追跡システム(IRST)を韓国で独自開発したと発表した。艦艇に脅威を与える対艦ミサイルなどを全方位で防衛できるシステムで、開発成功は世界で3番目という。

へー、凄いね(棒


しかし、凄いのは寧ろこちらだ。

 ADDが主管、サムスンタレスが開発企業として参加し、2006年から総額190億ウォン(17億1400万円)が投じられた。固定型の赤外線カメラで対艦ミサイルなどの情報を処理し、全方位の高画質映像を艦艇に送る。

190億ウォンで開発が完了って、なんと安価な。まともな開発に成功していたとしたら、全世界で驚愕されること請け合いだ。

 

赤外線捜索追跡システム(IRST)自体は、戦闘機などに標準的に搭載されるシステムなので、それ程珍しくは無い。戦闘機などに搭載されるIRSTシステムも360度全方位を警戒するシステムとなっており、戦闘機の安全性を向上させる機能としては必要なものだとされている。

ただ、「艦艇用」と「全方位で防衛」というのがポイントなのだろう。


気になるのは、まず、戦闘機搭載IRSTがF-15Kにも搭載されている、と言う点だ。

過去に、韓国はこれを無断で分解して米軍の調査を受けていたという話もある。

米国、韓国のF-15Kの技術流出疑惑で強制捜査

2011.10.28

韓国空軍がF-15Kに内蔵された米国製のセンサーであるタイガーアイ(Tiger Eye)を無断で解体して米国防総省から強制調査を受けている。

米国防総省の無線LANダンディフェンダー不拡散担当副次官補は、今年8月に電撃的に韓国を訪問し、韓国の国防部と空軍担当者に激しく抗議したとD&Dの取材の結果確認された。韓国を訪問したが挨拶は、当時の乙支フリーダムガーディアンの軍事演習期間中にもかかわらず、韓国の関係者を呼び出して、ほぼ幕末に近い言辞を駆使して騒動を張った。

注:原文は韓国語なので機械翻訳をしています 

……無関係だよね?

ちなみに記事中のタイガーアイというのは、アメリカが開発した戦闘機用のIRSTシステムのことである。


更に、記事内で気になるのはこちら。

固定型の赤外線カメラで対艦ミサイルなどの情報を処理し、全方位の高画質映像を艦艇に送る。

確かに、対艦ミサイルを警戒するのは重要ではあるが、赤外線カメラの画像分析してミサイルを検出、んで、迎撃するのか?

「監視・偵察センサー分野で十分な競争力」って言っているから、迎撃は別問題なのか、「全方位で防衛できるシステム」と言っているから迎撃まで含めたシステムなのか。

 

一度、北朝鮮にミサイルをぶち込んで貰ってテストしてみたら良いよ。直ぐに結果が分かるさ。

韓国のミサイルは、発射テストもろくにしないで実戦配備されるらしいので、センサーも果たして役に立つ物なのかは、ちょっと疑わしい。


少なくとも、実際にミサイルを探知して、ってなテストはやっていない気がする。

だって、研究開発費が総額190億ウォン(17億1400万円)だぜ?対艦ミサイルでメジャーなのはハープーンやトマホークだが、ハープーンで112万ドル程度(現在は63万ドル程度らしい)、トマホークは143万ドル程度、韓国の海星がどれくらいのお値段かは知らないが、 「2010年までに2,700億ウォンを投入して100発を生産する予定」という情報があるので、27億ウォンと計算しておこう。実弾の価格に対して、防衛システムの開発費が余りに安価では無いか。

 

とすると、何発迎撃して見せたんだい?という話になってくる。

ハープーンで7億ウォン程度になるハズ(実際の購入価格までは分からないが)なので、190億ウォンあるとハープーン27発買えるね!やったね!

……本当にまともにテストやったのか?研究開発費の桁が少なくとも2桁ほど足りないと思うんだが。


 

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