SoftBankがやらかした重大ミス

まー、消費税の裏に霞んで見えないけど、これ、結構重大事故じゃね?

信用情報機関への入金登録情報の誤りについて

2013年10月1日
ソフトバンクモバイル株式会社

この度、弊社システムの不具合により、お客さまにご契約いただいた個別信用購入あっせん契約/割賦購入契約につきまして、分割支払金等をご入金いただいたにもかかわらず、未入金として信用情報機関※1に登録してしまうという事象が発生しておりました。

へー、どういう事なの?ってな人も居るとは思うんだけど。


先ずは、報道機関のニュースを引っ張ってこよう。

ソフトバンク利用者 “滞納”と誤登録

10月1日 14時51分

大手携帯電話会社ソフトバンクモバイルが、延べ1万6000人余りの利用者について、実際は料金を支払っているのに“滞納している”とする誤った情報を、クレジットやローンに関する情報を管理する信用情報機関に登録していたことが分かりました。

これでも分かりにくいよね。

何か、ソフトバンクが間違った情報をどこかに登録したみたいなんだけど……、というのが僕の最初の印象。

では、信用情報機関とは何か?

日本では3つの信用情報機関があるらしい。CIC日本銀行協会JICC(日本信用情報機関)の3つだ。

何をしているところかというと、個人の信用情報を記録しているところで、「氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、勤務先など基本的個人情報に加え、ローンやクレジットカード等の借入状況、借入金額、借入、最終返済日等の契約状況と返済状況」等が記録されている。返済状況については、「延滞、代位弁済、強制回収手続、解約、完済などの細かい情報」も記録される。

まあ、早い話金融機関のブラックリストである。

ここにネガティブな情報が乗ってしまうと、ローンが借りられなくなったりする。


「え?ローン?借金なんかしないから大丈夫だよ」などと言うなかれ。場合によってはカードの利用を止められたりカードの審査が通らなかったり、意外に不便な目に遭うし、一度これが登録されてしまうと、ずっと記録として残るのである。

「お客様、大変申し訳ありませんが、お客さまの事情によりお客様のカードをお作りすることができません」とか言われちゃったら、恥ずかしいなんてもんじゃない。まあ、僕としてはこれ以上カードを増やすのはごめんだが。

 

こうした情報が登録されると、カード決済やローン契約などの取り引きに影響が出る可能性があるため、ソフトバンクモバイルは、先月までに利用者に文書でおわびしました。

ハッキリ言って、お詫びで済む話ではない

問題の登録については、利用者の申告を受けて調査した結果、システムの不具合が原因で起きていたことが分かり、正しい情報に修正するとともに、3月末に経済産業省に報告したということですが、外部には公表していませんでした。

何しろ、随分前から分かっていた話であり、3月末には経産省に報告する事態になっていたにもかかわらず、今まで情報を秘匿してきたのである。


誤登録期間中に、信用情報機関※1およびその提携個人信用情報機関※2の加盟会員会社と、クレジット契約のお申し込みなど信用情報を用いた取引をされていた場合には、その取引に影響が生じた可能性がございます。現時点において、誤登録された情報は、全て正しい信用情報へと修正されております。
影響が生じた可能性のある件数は、16,827件となります。

1万6千827件かぁ、たくさんの人に影響でたんだなぁ……、と思っていたら、そうじゃないらしい。

ソフトバンク、携帯割賦購入で「未入金」誤登録6万件、ローンなど影響の可能性

 携帯電話大手ソフトバンクモバイルは1日、同社のスマートフォンや携帯電話などを割賦契約で購入した顧客に関して、分割支払金が支払われたにもかかわらず、「未入金」として信用情報機関に登録していたと発表した。誤登録の件数は6万3133件に上る。うち1万6827件で、クレジットカードが作れなくなったり、住宅ローンが組めないなどの影響があった可能性があるという。

誤登録数は6万3133件で、影響が出るほど間違いが大きいのが1万6827件だという話らしいのだ。

間違った登録をしていた期間も長い。

 同社によると、2009年10月~今年8月の間、一部の顧客について、ローンなどの信用情報を管理する信用情報機関に対し、誤った未入金情報を登録していた。誤登録は12年10月~今年3月に集中しており、システム改修時のプログラムの設定ミスが原因とみられる。

なんと、4年間も間違い続けていたわけだ。

 今年3月に複数の顧客からの問い合わせがあり発覚。同社は「データの精査や確認に手間取り、公表までに時間がかかった」と説明している。同社は経済産業省に報告したという。

NHKの情報と日経新聞の内容が違っていて、日経新聞だと3月にユーザーから問い合わせがあったことになっている。誤登録は2012年10月から2013年3月に集中しているという文脈から考えると、NHKの情報が間違っている可能性は高いが……。

何れにしても、早い段階で情報が分かっていたということには違いない。

そして、呆れたことに、ソフトバンクの冬モデル発表が9月30日で、その後に発表という流れ。

9月30日のソフトバンクの冬春モデル発表会では、孫正義社長が自らプレゼンテーションを行いました。この中で孫社長は、総務省に報告すべき通信の重大な事故は850日以上ない、と強くアピールしています。
しかし、ソフトバンクは経産省に報告すべきことがありました。今回の誤登録について、昨日の発表会では何も明らかにせず、孫社長からの謝罪のメッセージもありませんでした。
広報担当者によれば、9月末に発表できる情報が整い、10月1日午前中に発表したとのこと。それならば9月末の発表会でも代表者自ら報告できたはずで、その場でメディア関係者から内容を問う声もあったはず。そのことを担当者にぶつけると、「ご指摘はごもっともだと思う」と言葉が返ってきました。

http://japanese.engadget.com/2013/10/01/6/

明らかに、情報を握りつぶしていた感がありありだ。

経産省 商取引監督課のコメント、誤登録に罰則はなし

「3月のソフトバンクの報告はまさに一報で、情報を集めている段階でのものでした。8月に入り正式な回答を得て、経産省としてはOn going、現在も情報収集しています。(今後の行政指導などの可能性については、)予断を持って判断することはありません。
(信用情報の誤登録、こうした事案はよくあるのか問うと)全くないとは言えず、例えば、免許証の番号など公的資料の番号記載をオペレーターが入力ミスした、といった細かい事案はあります。数件レベルのものです。(6万人超の誤登録について)一般的には、まぁ規模が大きいですよね。
なお、信用情報はきちんと正確に登録する義務があるものの、間違って登録した場合にどうするのか、罰則規定などはありません。経産省としては、登録情報の速やかな訂正と、相談窓口の設置、再発防止策の実施など、しっかりとした消費者対応をしているかチェックします。
(誤登録によって、ソフトバンクの利用者はクレジット審査やローンが通らないといった被害を受けた可能性がある、と問うと)ソフトバンクだけでなく、審査するクレジット会社などにも影響があると考えられます。誤った情報の訂正だけでなく、企業間で消費者の被害の回復が必要です。」

総務省のコメントも取れているらしく、記事になっていたが……。

何で総務省はソフトバンクに対して擁護する姿勢が見え隠れするのかなぁ?さすが、孫正義、政界に太いパイプがあるんだろうね。


総務省は、携帯端末代滞納で信用情報に傷がつくおそれがあるっていう注意喚起をしているけれど、しっかりと払っていてもこの状況では笑えないよ。

 

これって、ソフトバンクを利用していたら今後も発生しうる事態ってことだよね??

いや、ソフトバンクだけで無しに、携帯電話のキャリア全域に及ぶ話って事にもなりかねないんだよね。電話が使えなくなる程度の騒ぎじゃないんだけど、どうなんだろう?これは。

 

ソフトバンクのホワイトプランに加入していたら、ブラックリストに載った!って、笑い事じゃねーぞ(苦笑

 

それでもまだソフトバンクを信用しますか?

 


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