2013年9月13日金曜日

被害者意識と、五輪誘致と

全体的に、記事のベクトルが「被害者を蔑ろにして、五輪誘致活動を行っていた、けしからん!」という論調であるように思う。

「被害者放置の国に異議」 原発事故 南相馬から避難の村田さん

2013年9月12日

 「一言で言うと悔しい。このままだと、国に見捨てられるという危機意識がある。避難者の実情を訴えたい。頼れるのは司法しかない。追い詰められた気持ちです」

しかし、それはソレ、これはコレって奴じゃね?


全体的な流れとして、東京新聞の記事の書きっぷりに違和感を覚えるわけだけれども、何というか、一番カンに障るのは「これが被災者の代表だ!」みたいな書き方だ。え?思い込みだ?まあ、そうかも知れない。

しかし、被災者である元全国紙記者の村田さんって、元朝日新聞社記者の村田弘さんですよね?

 

朝日の記者だったら、もうそれだけで偏向を疑わずには居られない、僕の心は曇っているんでしょうな。あ、反原発派、ってのは間違い無さそうだ。と、そういう視点で読んじゃうと、素直に記事が頭の中に入ってこないね(苦笑


 しかし、家と畑が福島第一原発から二十キロ圏内だったため、原発事故で避難を余儀なくされた。現在は一時帰宅できるようになったが、退職金をつぎ込んだ「ついのすみか」には住めないままだ。事故前から横浜に住む娘夫婦とともに一戸建て住宅を借り、二世帯同居を続ける。

不自由な暮らし、といってもまだマシな環境にお住まいのようで。

 村田さんは、原発事故当時の東電幹部や政府関係者らを、業務上過失致死傷容疑などで告訴・告発した「福島原発告訴団」にも名を連ねる。東京地検は九日、告訴・告発された東電幹部ら四十二人を「刑事責任を問うのは困難」などとして全員不起訴にした。

 しかし、翌日の朝刊各紙は、八日早朝に決定した二〇二〇年夏季五輪の東京開催を報じるニュースで紙面が埋まり、全員不起訴のニュースは、相対的に扱いが小さくなった。九日は新聞休刊日明けで朝刊が発行されなかったこともあった。

 「休刊日明けの五輪ニュースで紙面が一杯の日を狙って、検察が意図的に発表したとしか思えない。被災者を愚弄(ぐろう)する邪悪な試みだ」と、元新聞記者の視点から分析した村田さんは、怒りを隠さない。

んでもって、東京五輪の記事のタイミングを見て、「休刊日明けの五輪ニュースで紙面が一杯の日を狙って、検察が意図的に発表したとしか思えない。被災者を愚弄(ぐろう)する邪悪な試みだ」ときた。この発想、凄いな。

検察、マジ有能だわ(苦笑

というか、そういう発想ができるのは、元朝日新聞記者だからこそ、でしょう?伝える事実の恣意的な選択報道の自由の二枚舌を使い分ける便利な手法だもんね。

公益性を考えたら本来伝えるべき記事を下の方に押しやって、どうでも良い記事を一面に載せる。朝日新聞の得意技じゃないか。

 

だって、検察にしてみれば、タイミングを合わせたにしても、五輪招致成功の場合と招致失敗の場合で大きく事態が変わるわけだし、福島原発告訴団のニュースってそれ程ニュースソースとして価値があるのかなぁ?

菅直人の不起訴処分決定って話だって、ちょろっとやっただけだよ?

 

 しかも、東京開催を決めた国際オリンピック委員会の総会では、安倍晋三首相が福島第一原発の汚染水漏れ事故について「状況はコントロールされている」と断言した。

語弊はあるかも知れないけど、コントロールできてない、とも言えないと思うけどなあ。状況を説明するなら、やっぱり「コントロール下に置かれている」という話で良いんじゃ無いかな。

確かに、東電のミスもあって、汚染水が海に流れているという事情はあるし、安倍氏の「湾内でブロック発言」はちょっとどうかと思う。でも、湾内ですら基準値以下の水準だし、山ほど汚染水をストックして、そのほとんどは食い止めてるぜ?

正直、僕としては寧ろ基準値以下の汚染水は海にどんどん流してしまって、福島第1の現場の負荷をもっと減らすべきだと思うんだけど。

漏れている分って、そんなに高濃度で深刻?

現状に照らして、汚染水なら何でもかんでもタンクに突っ込め!という体制はもはや限界に近いわけで。濃度の薄いものから海に垂れ流した方が、マシだと思うんだ。


この発言もちょっとどうかと思う。

 「安倍さんはまず私たちに向かって『安全だ』と言ってほしい。外国に言ってもしょうがない。一体どこの国の首相なのか」と、村田さんは嘆く。

安全宣言なら、野田さんがしたじゃん。野田、終息宣言じゃ不満なわけ?

寧ろ、反原発派に安全をアピールしたところで、全くの無駄だろう。馬耳東風、のれんに腕押し、糠に釘ってなもんで。

 

 一方、自身が被災者になったことで、記者としての歩みを反省した面もある。

 「記者は事件や事故を客観的に取材して伝える立場。でも、自分が被害者になると痛みが全然違う。私の書いてきた記事は、どれだけ被害者の実態を分かっていたのか」

 当事者意識の不足に対する反省と怒りは、十一日の提訴に込めた思いとも共通する。

貴重な体験をなさいましたね。

そりゃ、記者やっている時分と、実際に被災者になってみた立場でかんがえれば、「実態を分かっていたか?」という気分になることは分かる。

 

でも、そこから、こう繋げるのは、論理飛躍に過ぎるだろう?

 「これだけ原発事故の被害者がいるのに、国は率先して対応せず、ほったらかしにしている。賠償金を求めるだけではなく、被害者を放置する国への異議を、きちんと申し立てたい」

「ほったらかし」ねぇ?

じゃあ、何をやってもらえたら満足なわけ?お金?それとも構って欲しいのかな。被害者救済なんてエンドレスで莫大なお金がかかる話だ。無論、救済されるべきではない、放置せよ、とは言わないまでも、本当に救済が必要なところから先ずお金が使われるのは当然だろう。そして、それと一緒に日本経済を立て直す必要がある。

五輪誘致はその一環にしか過ぎないわけで、自分が構ってもらえない僻みを五輪誘致活動への批判に結びつけるのは、間違っている。

 

結局このニュースって、新聞社と新聞記者の馴れ合いで書かれた自作自演っぽい話じゃないの?こういう手合いにまで関わっているほど、安倍政権は暇じゃないんだけどね。

総理の乱心  福島原発事故の真相

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朝日新聞が消費税関連で「また」誤報

意図的なんでしょうなぁ。

官房長官、消費増税「首相が決断した事実はない」

2013/9/12 11:34

 菅義偉官房長官は12日午前の記者会見で、安倍晋三首相が消費税率を予定通り2014年4月に8%に引き上げる意向を固めた、との一部報道に関して「首相が決断したという事実はない」と述べた。そのうえで「首相が種々の経済指標をしっかりと見極め、首相自身が10月上旬に判断する」との従来方針を改めて強調した。

蘭月嬢のところで凸電した話が出ていたが、公式に否定されたね。