2015年2月12日木曜日

日本がベトナムに「中古巡視船」を供与

記念すべき1隻目ですな。

日本がベトナムに中古巡視船を供与 1隻目が到着

発信時間: 2015-02-11 14:13:18 | チャイナネット

日本政府がベトナムに無償供与する1隻の中古巡視船が、このほどベトナム中部のダナン港に到着し、ベトナム沿岸警備隊に引き渡された。時事通信社が2月9日に伝えた。  

太っ腹なことに、無償供与だ。


「昇鶴」という巡視船である。

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在ベトナム日本大使館は9日、同船が水産庁所属の「昇鶴」であることを明らかにした。同船の全長は57メートル(約500トン)で、最高速度は14ノット(時速約26キロ)に達する。  

え?14ノットは遅い?500t程度じゃ小さい?

中古だなんて、けち臭いことを言うな?

日本政府は2014年8月、ベトナムに6隻の中古巡視船(総額5億円)を無償供与すると発表した。1隻目の「昇鶴」は、今月4日にダナン港に到着した。残りの5隻は2015年夏までにベトナムに到着する予定だ。

まず、この巡視船は無償供与されるもので、残り5隻も順次ベトナムに供与される予定になっている。


日本の海上保安庁が保有する巡視船で500t級と言えば、沿岸警備用に用いられる中型巡視船PM型の中でも最大級の大きさとなる。尤も、この昇鶴は水産庁の保有する船だったようだが。

で、この昇鶴、中古巡視船とは言えほぼ新品である。

  • H25.10.31 進水式  昇鶴         ㈱しょうえい
  • H26. 2.22 竣工式  昇鶴         ㈱しょうえい

こちらが船を製造した三保造船所のデータ。

そして、こちらに2013年5月(平成25年5月)に水産庁から許可されたという情報が載っている。水産庁所属の船なので、間違いあるまい。

 

つまり、2014年2月に竣工式が行われた船だということになる。そして、1年弱の密漁取り締まりをしながら試運転を終えた後のベトナム納品という話に。

実は水産庁も司法警察権を行使して取り締まりをすることができるのである。その為の巡視船も何隻ももっている(全国で41隻を目指している模様)。

そして、水産庁の保有する船は、速力を重視する代わりに航続力を重視しているので、遠洋へも出る事が可能。

むしろ、新造船をポンと渡すよりも良心的である。

加えて、日本政府も当初は新造船を渡す予定だったのだが、ベトナムが「直ぐに欲しい」という要求を出したので、中古巡視船をだすことにしたという経緯がある。それも、ベトナムの要望に併せて比較的小型で、沿岸も外洋もOKな仕様の船を選んだ辺り、ニクいチョイスといえるだろう。流石に、機密がてんこ盛りの海上自衛隊の船を出すわけにも行かないしね。

 

で、水産庁の船なので、流石に兵器を積んではいないが……、放水砲は船首に備えている。それに、取締艇を船内に搭載できると言う。

即戦力だな。

でも、中古船ですから!!!


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