韓国空軍とKF-Xに立ちこめる暗雲

エアバス、逃げて~(笑)

次世代韓国型戦闘機事業、エアバスは逃げ腰?また入札不成立の可能性・・韓国ネット「買う立場なのに、売る立場と逆転」「技術移転できなければ...」

FOCUS-ASIA.COM 2月19日(木)5時18分配信
17日の韓国メディア・SBSによると、24日に締め切られる次世代韓国型戦闘機(KF-X)事業の2回目の入札も不成立に終わる可能性が高まっている。入札が不調に終わって、競争が発生しなければ、韓国が熱望する「戦闘機技術の移転」で不利になるという懸念が強まっている。
まあ、アレだ。Kの法則と言うヤツなので、関わったら負けである。


このニュースは先日も関連ニュースが出ていた。
これがその記事なのだが、なかなかヒドイ(褒め言葉)話である。
KF-X関連ニュースも随分この「お笑い韓国軍」の記事に貢献してくれて来たわけだが、一時は計画自体が立ち消えになるのかと思っていた。
ところが、2月9日にKF-Xの事業者選定が流札になってくれたお陰で、再び盛り上がってきている(笑
KFX
何しろ、入札予定者は「韓国航空宇宙産業(KAI)」と「大韓航空+エアバス」の一騎打ちという構図だったにもかかわらず、エアバスが逃げちゃったのでKAIだけが入札した状況だったのだとか。

そんな訳で2月4日の事業者選定は流札という判断になったようなんだけれども、別にKAIがやるって言ってるんだから、入札成立で良かったんじゃ無いかと。
で、再入札の2月24日を控えて大韓航空は未だにエアバスとパートナーシップ契約が結べていないらしい。「契約結ぶぜ!」とフライング報道しちゃって、済し崩し的に話を持っていきたかったみたいだが、流石に巨額の赤字を抱えた大韓航空の状況を見て、エアバスも腰が引けているのだろう。
入札参加が危ぶまれているのは、エアバスグループと組んで参加の意向を示している大韓航空。締め切り1週間前の段階になっても、エアバス側と事業協力契約を結べていない。
だからもう、エアバスやる気無いんだってば(笑
記事によると、エアバス側は当初KF-X事業に参加する予定はなかったが、旅客機の大手顧客である大韓航空の要請を受け、「無視することができずに」ここまで来たという。
この事態にどういった政治が働いているのかはよく分からないんだけど、とにかくエアバスとしては大韓航空と組むのは敬遠したい模様。
しかし、そもそもエアバスって韓国で戦闘機作れるのだろうか?
エアバスはエアバスD&S社を傘下に抱えているので、ユーロファイターを製造する技術はあるのだろう。が、共同開発機ということもあってその技術をそのまま持ち出すのはなかなか難しい。
だとすると部品を幾つか売りつけて、大韓航空が組み立てる流れになるのだろうけど……、大韓航空にその実績は無いよね?どう転んでもダメな感じだ。


しかし、この話、仮にKAIが契約をもぎ取ったとしても、あまり良い方向には話は進まないと思われる。
一方、1回目の入札から参加しているKAIは米ロッキード・マーティンと事業協力契約を結んでいるものの、技術移転についての交渉が難航している。
韓国航空宇宙産業(KAI)は、高等練習機T-50をロッキードマーティン社に設計して貰った経緯もあって、それなりにロッキードマーティン社とのパイプがある様だ。
そして、どういう理屈かは知らないが、F-35Aを40機購入するにあたって、KF-X計画への技術支援をねだっている状況らしい。
F-35Aの購入交渉のついでに、何故かKF-Xへの技術協力を求めているのが、韓国の凄いところである。「韓国軍流、戦闘機開発」で言及しているが、韓国式なのだろうな。

だが、F-35A購入の話に含まれるメンテナンスノウハウの話はF-35Aに限定される話だし、別の技術を抱き合わせで供与するような義理はロッキードマーティン社には無い訳で、交渉難航は仕方があるまい。
寧ろ、寝言を言うなレベルの話だろう。
あるいは、アメリカとしてはF-35Aのノウハウを出すくらいなら、枯れた技術を放出する方が未だマシと考える可能性は否定しないが……、この韓国の交渉時の面の皮の厚さはちょっと日本も見習うべきだろう。

え?高等練習機T-50や、KF-16、F-15Kのライセンス生産を行っているから、KAIなら戦闘機を作れるって?

ちょっと調べて貰えば分かるが、確かに、KAIはT-50やそれを改造したFA-50の生産を行っている。また、KF-16も韓国内でノックダウン生産を行っている。一部の部品はライセンス生産をしているようだ。
だが、コア技術は全てアメリカがしっかりガードしていて、韓国へは部品がブラックボックス状態で輸出されるのが実情である。それが証拠にブラックボックスを開けてしまって、しっかりアメリカに叱られている。つまり、これらの機体もKAIが部品を買って組み立てているだけというわけだ。
残念ながらF-15Kに関してはエンジンの一部をライセンス生産しているような話もある様だが、本体は作らせて貰えていない。

簡単に言うと、KAIにも戦闘機を作るノウハウは無いんだよね。設計なんてとんでもない話だ(笑


そんな訳で、この話はKAIが契約を取っても、大韓航空が契約を取っても、韓国としては外国から技術を移転して貰わない限り、話が進まない訳である。そうじゃなければ、流札になんかしない
僕的には面白いのだが(笑

そして、KF-Xに関しては別の懸念もある。
KF-X事業は、インドネシアが20%を投資することになっているが、米国がイスラム国家への武器技術移転を懸念しているためだという。このため、KAIがKF-X事業を獲得したとしても、「米国産部品を輸入して戦闘機を組み立てる」だけの事業に終わる可能性があるという。
記事の一部を切り取ってきたので、この部分だけだと意味不明だが、実はKF-Xはインドネシアが開発費の20%程出資することになっている。
こちらで触れているが、インドネシアは前にも痛い目に遭っているのに、未だに出資する予定らしい。マゾなの?インドネシア

で、出資する以上は出来上がった戦闘機を韓国から買う訳なんだけれども、「インドネシアを介して技術が拡散してしまったらたまったもんじゃ無いとアメリカは考えている」と、記事では書かれている。


……嘘だな。
確かに、そうした懸念はあるんだろうけれど、そもそもT-50とFA-50をインドネシアに輸出しているじゃ無いか。
上でも書いたが、T-50もFA-50も「韓国製」の戦闘機(練習機)を謳いながら、その実ロッキードマーティン社から買った部品を組み立てた組み立てキッドである。
そして、アメリカの許可が下りないので運用が出来ない状況になっている。

つまり、アメリカの許可が無ければT-50やFA-50と同様にKF-Xも外国への販売も運用も出来ないわけで。
技術流出以前の問題だろう。
そもそも、アメリカとしてはそう簡単に戦闘機に関する技術なんか売り渡すつもりは無いのである。それをタダでクレと言っているのだから厚かましいにも程がある。


なお、記事の後の方に書かれている、韓国人のコメントは読むだけ時間の無駄だ。
便所の落書き2chレベルよりも質の悪いコメント満載である。

ロシアの戦闘機を買え?ラファールやユーロファイターを買え?
いやいやそんな選択肢がとれるのであれば、そもそもKF-X事業なんて前提から覆る話になる。KF-X事業はあくまでも韓国主体での戦闘機開発をして、自国で戦闘機を作れるようになることが目的だ。他国から完成品の機体を買うのは本末転倒である。

だいたい、F-35Aを買う際の馬鹿騒ぎを忘れたのだろうか?
現実的な路線でF-15SEに決定したにも関わらず、ちゃぶ台返しで無かったことにしてF-35Aを選んでいたんだぜ?その時にはユーロファイターも俎上にあがっていた。

出来るんだったら、F-Xの時にF-35Aなんて買わずに、ユーロファイター買っておけばもっとマシな話が出来たのだろうに。

2月24日かぁ、楽しみだな。

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