2015年2月25日水曜日

韓国空軍のKF-X入札に大韓航空が参加

ほー、結局間に合ったのか。

韓国型戦闘機開発 大韓航空とKAIが入札参加

記事入力 : 2015/02/24 12:39
【ソウル聯合ニュース】韓国防衛事業庁は24日、韓国型戦闘機(KFX)の開発事業入札に韓国航空宇宙産業(KAI)と大韓航空の2社が参加すると明らかにした。
そりゃ、ご愁傷様。


これに先立って、先日はこんなニュースが。

大韓航空とエアバスD&S 戦闘機開発協力で覚書締結

記事入力 : 2015/02/22 11:58
【ソウル聯合ニュース】大韓航空の関係者は22日、戦闘機ユーロファイターを製造する欧州のエアバス・ディフェンス・アンド・スペース(エアバスD&S)と韓国型戦闘機(KFX)の開発事業で協力するための了解覚書(MOU)を16日に締結したと伝えた。技術協力や事業投資に関する具体的な内容は今後、双方が協議して決めるという。
大韓航空は、このKFXの入札の為に、エアバスD&Sと了解覚書(MOU)を締結したという話だ。


この話は、このブログで散々追いかけている次世代戦闘機(KF-X)事業の続報である。
ここの所の記事だけでもこんなにある。
KFX
韓国の戦闘機は、主力のF-15K、KF-16に加えて、老朽化したF-4、F-5などがある。また、その他にT-50という練習機と、それを発展させたFA-50という軽戦闘機が存在する。
 KFX事業は老朽化した韓国空軍のF4、F5戦闘機の後継機を開発するもので、インドネシア政府と海外の航空機製造会社が参加する国際共同開発事業。総事業費は約8兆6700億ウォン(約9300億円)に上る。
……が、この記事のこの部分はちょっとおかしい。


何故ならば、本来F-4、F-5を代替する戦闘機は、F-35AやらFA-50やらになるのだと既に報じられているからだ。
多用途ステルス戦闘機F-35Aの購入に関しても、次期戦闘機FX計画で「購入を決定」という報道があったが、購入数は40機程度である。
F-4とF-5を併せて119+174で293機もあるのだから、40機で代替させるのは無理があるという判断なのかも知れない。いや、F-5はFA-50で代替させるニュースが出ていたので、実質F-35AはF-4(119機)だけを対象にしているのかも知れない。
が、いずれにしてもさらにKF-XまでF-4とF-5の後釜というのがちょっと意味不明だな。
 同庁は提出された入札提案書の評価を行い、来月中に優先交渉対象となる事業者を選定する。5月まで交渉を行い6~7月中に防衛事業推進委員会を開いて開発事業者を決定し契約を行う予定。
まあ、結果はこのスケジュール通りであれば今年の8月くらいまでに出るのだと思われる。

ただ、果たして本当に大韓航空が戦闘機を作れるのかはかなり疑問。
 大韓航空はエアバスD&Sとの協力を通じユーロファイターをしのぐ韓国独自ブランド戦闘機を開発し、国際競争力を高めると説明した。
最近の噂では、ユーロファイターの稼働率が著しく低いので、代替機を探している国が多いみたいな話は聞いた。

欧州の戦闘機ユーロファイターに欠陥、英独は年間飛行時間を半減

2014年10月01日 18:36 発信地:ベルリン/ドイツ
【10月1日 AFP】ドイツ国防省は9月30日、英独伊西の欧州4か国が共同開発した戦闘機ユーロファイター・タイフーン(Eurofighter Typhoon)に製造上の欠陥が見つかったと発表した。
 ドイツ国防省によると、胴体の後部に欠陥が見つかったため、ユーロファイターの納入を一時的に見合わせるとともに、同型機の年間飛行時間を現行の3000時間から1500時間に半減させることを決めたという。

このトラブル、リベット穴の位置が基準に合っておらず、研磨も不十分だったというお粗末な話だったようだけど、韓国で製造したら……(合掌)
そもそも、ユーロファイターの受注が減っているうえ、トランシェ3と呼ばれる近代改修版の投入が相当遅れている現状を考えると、エアバスは相当焦っているのかも知れない。

ただ、それでも、簡単に技術を売り渡す気は無さそうである。
技術協力や事業投資に関する具体的な内容は今後、双方が協議して決めるという。
日本の第4次F-Xの俎上にもあがっていたが、日本に出した条件も技術情報やノウハウなどを提供するという破格の条件提示の引き替えに、開発した技術情報は全て吐き出すような条件があったようだ。
結局、エアバスもユーロファイター改善のための費用と機会が欲しいと言うことなんだろうな。
 エアバスD&S側はMOUについて、「エアバスD&SがKFXに参加するわけではなく、KFX事業に参加する大韓航空に協力する」と説明した。大韓航空がエアバスD&Sに支援を要請したという。
こんな逃げ道を最初から用意している辺り、かなり逃げ腰の模様。
パートナーとして選んだ先が韓国だったのが、不幸なんだよ。


まあ、それはそれとして、本当にKF-Xは作れるのだろうか?
総事業費は約8兆6700億ウォン(約9300億円)に上る。
開発費では無く、総事業費というのが気になるが、かつて日本がアメリカと共同でF-16をベースにしてF-2を開発したときには、開発費として3270億円かかっている。KF-Xの開発目標はF-16相当の格闘能力と言うことなので、この価格が参考になるとは思われる。ただし、アビオニクスは最新の物を取り入れるらしく、F-2が15年前の機体であることを考えれば、もっと値段は上がりそうだな。
一方、最新鋭のF-35Aの開発費は既に30兆円を超えるレベルであり、開発完了までに40兆円、維持費などを合わせると退役までに100兆円を超えると言われている。ステルス性能を欲張れば、ご覧の有り様だろう。

現状、韓国が保有するF-4が119機なので、代替機として100機作ったとして、ユーロファイターのコストが凡そ90億円程度であるので、このレベルの戦闘機が出来上がったとして90×100で9000億円……。
あれ?開発費が無くなっちゃった。
えーっと、半数の45機で我慢することにして4500億円の開発費か……。

あれ、双発機を作るって言ってたよね?そんな開発費で大丈夫か?


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