韓国に配備するTHAADは短距離レーダー装備?

いやはや。

米「韓国配備THAAD、レーダーは北朝鮮方面に限定」

中国が反発する名目を弱める狙いか

記事入力 : 2015/02/24 09:48
 米国が最近、在韓米軍への終末段階・高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐる議論の高まりを受け、最大探知距離が従来のイージス艦(1000キロ)より短いレーダーを配備する案を積極的に検討していることが分かった。これまで検討されていたレーダーの探知距離は1800-2000キロで、中国内陸部における弾道ミサイルの発射状況を監視できることから、中国側が反発していた。
そんなの、在韓米軍基地内に配備されるんだから、わかんねーだろう(笑


記事はなかなか面白い構成になっているな。
THAADに関しては、2/24の記事でおさらいをしたのでここでは割愛させて貰おう。

基本は高高度迎撃ミサイルシステムだが、そのシステムにはミサイルを探知するためのレーダー含まれる。そしてそのレーダーの範囲が1000kmを超えることが問題となっていた。
ってな話が、前回まで。
で、この点を言い繕っているのが冒頭の記事だ。
 韓国政府の消息筋は23日「THAADの高性能Xバンドレーダーには、探知距離の長い前進配備用(最大約2000キロ、日本に2基配備)と、探知距離が1000キロ以下と短い終末段階迎撃用があるが、在韓米軍には終末段階迎撃用を配備する計画らしい」と語った。終末段階迎撃用レーダーの有効探知距離は約600キロといわれる。韓国軍が北朝鮮のミサイルを探知するために運用しているイスラエル製のグリーンパイン・レーダーの最大探知距離(900キロ)より短い。
なるほど、既に韓国内に配備されているレーダーよりも探知距離が短いので問題無いと
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愉快な主張ではあるが、注目すべきはここだな。
 THAADの二つのレーダーは、外見は同じだがソフトウエアが大きく異なり、交換するにはかなりの時間と費用を要するといわれている。探知距離の短いレーダーが配備される場合、中国が反発する名目は弱まり、THAAD配備問題は新たな局面を迎えるという見方が浮上している。
外見は同じなんじゃん!
そして、交換するにはかなりの時間と費用を要すると「言われている」って、あーた、説得力皆無よ?


まあ、アメリカとしても支那は取引相手として大手のお得意様である。機嫌を損ねるのは嬉しくないという判断はあるだろうね。

だが、「THAADの配備計画は無い」とか「話題にあがっていない」とか、散々言っておいて、韓国紙がこんな報道をしちゃうんだから、大概である。

観測気球的な記事なのかも知れないが、この話が全て本当だとすると、韓国にとっては少々厄介だよね。
韓「THAADの配備を検討するニダ!」
支那「なに?とんでもないアル」
韓「やっぱり国内で開発するニダ」
アメリカ「THAAD買わないのかよ」
韓「KAMDで国内を守るニダ」
アメリカ「じゃあ、在韓米軍基地に配備するってことで」
支那「我が国の国防に関わる問題アル!」
韓「あ、アメリカさんとはTHAADの話はしていないニダよ」
アメリカ「韓国との間にはTHAADの話題は出なかった!」
韓紙「THAADは配備されても短距離レーダーなんだって」 ←今ここ
これって、韓国政府は蚊帳の外で在韓米軍基地にTHAADが配備される話になってないか?


まあ、実際のところ、アメリカとしても北朝鮮国内のミサイルの発射状況が、在韓米軍基地内のXバンドレーダーで分かれば情報の補強になって嬉しい話でもあるので、短距離レーダーでも問題は無いのかも知れない。

だが、外観が同じなら、こっそりデータが書き換えられていたとしても、その秘密を外には漏らせないという協定がGSOMIAによって結ばれているわけで。

 韓国政府や韓国軍当局は、今後THAADの在韓米軍配備に関する協議が公式のものになった場合、こうした点を中国側に伝え、積極的に説得する計画だという。韓国政府の消息筋は「探知距離が短いのに加え、レーダーの探知方向も北朝鮮方面に固定する計画なので、中国が反対し続けるのは困難だろう」と語った。
……なんとも脳天気な話だねぇ。

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