2015年3月30日月曜日

辺野古移設に関して、口角泡を飛ばす枝野氏

感情論だけを言われてもねぇ……。

「抜き差しならない状況に陥る」民主・枝野氏 林農相の効力停止決定に懸念

産経新聞 3月30日(月)12時14分配信

 民主党の枝野幸男幹事長は30日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜(ぎ)野(の)湾(わん)市)の名護市辺野古移設をめぐる林芳正農林水産相の効力停止決定について、「沖縄に寄り添った対応を求めたい。法をふりかざし、沖縄を斬り捨て、沖縄の心情に目を背けることを繰り返せば、本当に抜き差しならない状況に陥りかねない」と述べた。国会内で記者団に語った。

そもそも、抜き差しならない状況を作ったのは、お宅の所の放し飼いの鳩でしょうに。


農水相の林氏、大方の予想通り迅速に行動されているようである。

沖縄県知事の辺野古作業停止指示、林農相が効力一時停止

2015年3月30日 12時9分

[東京 30日 ロイター] - 林芳正農林水産相は30日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、翁長雄志沖縄県知事が沖縄防衛局に出した辺野古沖の作業一時停止指示について、効力を一時停止すると発表した。沖縄防衛局は、作業一時停止指示の執行停止を申し立てていた。

そりゃそうだろう、職権濫用の状況を長く続けさせることは、沖縄県に対して法定受託事務を依頼する側の農水省にとっても良くないことだ。

 

知事の一存でひっくり返されてはたまらない。

狂乱のさなかにいる沖縄県知事の翁長氏の手詰まり感に関しては、2回にわたって記事にした。


実は、この翁長氏、ウヨクからだけでは無くサヨクからもウケが悪い。

右翼側から「基地移設に反対するとは何事か!」という認識でいることは、既に言うまでも無いことだが、左翼側からも落ち着いた方々にとっては、基地移設反対の責務を果たせていないと映っている模様。

同相は「裁決があるまでの間、本件指示の効力を停止する」とする「決定書」をけさ沖縄防衛局に手渡した。沖縄県にも知らせるとしている。これにより、国は作業を停止する必要はなくなった。

また沖縄防衛局が行政不服審査法に基づく審査を請求していることに関し、同相は記者団に「審査請求の期限は定めず、法令に基づき適切に判断する」と述べた。

林氏が指摘するように、この話はそもそも翁長氏に勝ち目など無いのである。

アポ無し突撃と同じく、相手にされないレベルのアピールに過ぎない。分かっている方々にとっては、こんな手口では何の解決にもならない事くらい分かりすぎるほど分かっているのである。


そして、以前このブログでも指摘した通り、損害賠償請求まで検討されている状況になっている。

防衛省、県に損害賠償請求を検討

2015.3.27 20:21

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設で、沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が海底ボーリング調査などの作業停止を求めている問題で、防衛省は27日、県に対する損害賠償請求の検討に入った。移設作業が遅れれば作業船や資材の契約解除などを余儀なくされる恐れがあるためで、中谷元防衛相は同日の記者会見で「(作業が)中断した場合、損害の発生が想定されている」と述べた。

これ、損害賠償請求が決まれば、莫大な金額の損害が認められる可能性がある。

下手すれば、右翼側から「日米安保への重大な損害を与えた」などとして損害賠償請求が起こされる事案である。尤も、この手の戦術はサヨクの得意とするところで、効果は薄いかもしれない。だが、請求されれば知事の立場すら危うくなるのは事実である。


翁長氏としてはなんとしてでもこれを撤回させたい意向のようだが……。

ボーリング作業停止指示、効力停止へ 翁長知事「指示は適法」と農水相に意見書

2015.3.28 05:30

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設で、海底ボーリング調査などの作業停止を求めた沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事の指示について、防衛省が効力を止める執行停止を農林水産省に申し立てた問題で、県は27日、指示は適法とする意見書を、林芳正農水相に提出した。農水省は内容を確認した上で30日にも執行停止を決定する見通しで当面、翁長氏の指示は効力を失う。

この「意見書」だが、多分、34条3項の「意見」に該当するのだろうと思う。

 県の意見書提出は、行政不服審査法に基づくもので、27日が提出期限。意見書では、県の手続きに不服があれば「(県の許可の)代執行で行うべきだ」などとして、執行停止の申し立ては成立しないと主張。

しかし、この意見では通らない。農水省は職権にてこの執行停止措置を行うことが出来るのだから、審査請求人である防衛省の申し立てを待つまでも無く、執行停止措置を採ることが出来る。

仮に成立したとしても45トンのコンクリート製ブロックの設置は「岩礁の破砕に該当し得る」とし、県の指示は適法で、防衛省の申し立ては却下されるべきだと反論している。

これも現象だけに着目している話であり、そもそもの「岩礁破砕許可」の範囲を逸脱した話になっている。

翁長氏は既に行き詰まっているのだ。


そこで出てきたのが、民主党からの攻撃なのだが……。

枝野氏のこのやり方はかなり分が悪い。

枝野氏は弁護士の資格を持っているのであれば、法律に明るいはずで、この様な翁長氏の強弁が通らないこと位は十分に理解されていることだろう。

 

だからこそ、「沖縄に寄り添った対応を求めたい。法をふりかざし、沖縄を斬り捨て、沖縄の心情に目を背けることを繰り返せば、本当に抜き差しならない状況に陥りかねない」等と言っているのだ。

 

「法をふりかざし」という発言は、明らかに「適法だ」と言っているようなものである。

その上で「心情に背を向けるな」と、感情論に訴えているのだからどうしようも無い。

今回の事は、沖縄の横車であり、翁長氏の権力の濫用なのだから、国としてそれを許せるはずは無いのだ。こんな行為を許していたら、それこそ地方自治の崩壊を招くことになる。

追記

そうそう、改めて記事を読んでみたら分かりにくかったので、今後の流れだけ説明しておきたい。

流れ

とは言いつつも、朝日新聞が分かり易い図を載せていたのでそれを下に説明しよう。

まず、「審査請求」をし「執行停止の決定」までは済んでいる。

この後の「審理」と「意見聴取」だが、ハッキリ言って翁長陣営にマトモな論理展開を求めるのは無理がある。「裁決」に至り、「指示の取り消し」まで発展するのはまず間違いが無い。

この後、件が裁決取り消しを求めて審決取り消し訴訟を提起……という流れになる訳だが、審決取り消し訴訟に至って裁判を起こしたとして、翁長陣営がこれに勝てる見込みは全く無い。

 

では何故、勝てる見込みの無い不毛な争いを、知事は県民そっちのけで行うのか?といえば、支持母体の意向がそうだから、としか言いようが無いのだろう。


ランキングへの応援クリックよろしく!
人気ブログランキングへにほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ