F-35計画で又問題発生、更に遅延?

この話はネタ的にはやっておきたい。何しろ、F4Jの後釜である。

F-35計画でまた問題、次世代精密誘導爆弾「SDB-II」のサポートが2022年まで遅延

Posted 2 days ago, by Gerald Byrd
計画全体に遅延が生じている国防総省のF-35計画で精密誘導爆弾「Small Diameter Bomb II(SDB-II)」のサポートが2022年までできないという大きな問題が持ち上がっていたことが10日、専門誌「MIlitary.com」の報道で明らかとなった。
そうそう順調にいかないのが兵器開発の常ではあるが……、日本にとっては切実な問題になりかねないな。


軽くおさらいだが、F-35は日本が次にアメリカから買おうとしている戦闘機の1つだ。
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こんな格好の戦闘機だが、これ、F-35AとF-35B、F-35Cと3タイプある。
何故3タイプもあるかというと、そういうコンセプトの戦闘機だからだ。
F-35Aが空軍仕様で一番オーソドックスなタイプだ。日本が買おうとしているのもこれ。F-35Bが海兵隊仕様で垂直離着陸が可能になっている。F-35Cが海軍仕様で、翼が折りたためることと、主翼と垂直尾翼がちょっと大きい。
戦闘機のお値段が高騰して、基本設計を同一にしてコスト削減を図るというコンセプトが採用されたために、色々と厄介事が増えている模様。


で、今回問題になっているのがSDB-IIだ。
SDB-IIのサポートが困難となっている原因は、F-35用プログラムパッケージの開発作業全体に遅延が生じており、現時点では、SDB-IIをサポートする「4A(Block 4A)」プログラムがリリースとなるのは2022年以降なることが要因となっている。
精密誘導爆弾「Small Diameter Bomb II(SDB-II)」は、小直径爆弾の一種であり、小さな加害半径で局所的に攻撃を可能とするというコンセプトで、精密射撃が可能となっている。
……なっているのだが、先端形状が細く尖った設計になっていて、ここにセンサーを搭載している構造になっているので、比較的長い形状になっている。
これが災いして、F-35のマルチウエポンベイに収まらないと言う問題が。
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マルチウエポンベイというのは、F-35の胴体に武器を格納する為に設けられたスペースなのだが、F-35がステルス機であるという特徴を備えるがために、これは必須の要素なのだ。

んでまあ、SDB-II自体がF-35に入らないかというと……。
既に、SDB-IIは、スペースの都合でF-35Bのウェポンベイには格納できないことなども判明していた。
F-35AとF-35Cの胴体には収まる模様。
リフトファンという特殊な機構を備えたF-35Bだけが問題だったみたいね。
SDB-IIのサポートが困難となっている原因は、F-35用プログラムパッケージの開発作業全体に遅延が生じており、現時点では、SDB-IIをサポートする「4A(Block 4A)」プログラムがリリースとなるのは2022年以降なることが要因となっている。
で、そうした問題とは別に、SDB-IIを誘導するためのプログラムが、F-35の制御用プログラムの開発作業が遅れているために、サポートが後回しになっているという話が出ている。
従来型のSDBが静的な目標物の精密爆撃しかできなかったのに対して、SDB-IIはトライモードシーカーをサポートすることによって、移動中の目標物への精密爆撃も可能にしたものとなる。
この、トライモードシーカーというのが、レイセオンによって開発されたアプリで、ミサイル誘導に使われるわけだが、どうやらF-35本体側にも誘導を要求するようなシステムになっているそうで。

只でさえ遅れているF-35のプログラム開発に、そんな無理難題を押し付けるな!と言うのが本音なんだろう。


で、結果的にはどうなる、という結論が書いていないのだが……、F-35Aの配備を2016年度に予定している日本にとっても、影響は避けられない模様。

まあ、もともと日本がBlock 4Aは2016年度の納入の際に乗っかってこないどころか、初期作戦能力を獲得できるBlock 3IIではなく、単射程空対空ミサイルを発射できないBlock 3Iであることがハッキリしている。

よって、しばらくは作戦能力を獲得せずに練習モードで配備され、ソフトの書き換えをやってから実戦投入というスケジュールになる模様。
多分、2018年頃迄は日本の航空自衛隊の戦力としては期待出来ないだろう。ソフトウエアの開発が遅延すれば、当然、日本での戦力化も遅れるのだが……、F-4Jの退役は始まっているだけに、日本の防空防衛網に穴が開く事態は避けられそうに無いようだ。


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