2015年4月3日金曜日

官房長官の菅氏、沖縄県知事と5日に会談

良かったな!!!アポ無し突撃しなくても良かったじゃ無いか(笑)

菅官房長官、5日に沖縄知事と会談 「意見交換したい」

朝日新聞デジタル 4月2日(木)12時42分配信

 菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で、沖縄県での翁長雄志(おながたけし)知事との初会談について、5日午前に開催することを明らかにした。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設問題について、「まずはお互い忌憚(きたん)のない意見交換をしたい」と述べた。

しかし、報道では翁長氏がごねた結果、菅氏がわざわざ沖縄に行くみたいな流れになっているが、違うからね(苦笑


まず、官房長官の菅氏が翁長氏と会談する気があるのであれば、昨日の段階で会談したはずなのである。

菅官房長官、2日上京予定の翁長知事との面会は「考えていない」

04/01 16:22

沖縄県の翁長知事が2日、上京する方向で調整しているが、菅官房長官は記者会見で、翁長知事との面会について、「考えていない」と述べた。

翁長氏は4月2日から2日間、東京に滞在して沖縄北方担当相の山口氏などと面会をする予定になっている。

翁長知事は東京で、山口沖縄北方担当相との面会を調整しており、アメリカ側から返還された、西普天間住宅地区の跡地利用などについて、意見交換する見通し。

単純に考えれば、この際に日程調整を行えば菅氏と翁長氏の面会は実現するわけだが、それはしなかったし、する予定も無い模様。


じゃあ、4月5日は何なのか?と言う話だが、こちらのニュースをまず紹介しよう。

菅氏、翁長知事と初会談へ 4日から沖縄訪問

2015/4/2

 菅義偉官房長官は4、5両日に沖縄県を訪問し、翁長雄志知事と会談する意向を固めた。翁長氏が反対する米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐって議論し、理解を求める考えだ。4日に開かれる米軍キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区(宜野湾市)の返還式典出席も調整する。1日の記者会見で表明した。翁長氏は会談に応じる方針。両氏の意見交換は昨年12月に翁長氏が知事に就任して以来、初めてとなる。

記事の構成が酷いが、菅氏の沖縄訪問の目的は4月4日に開かれる「米軍キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区(宜野湾市)の返還式典出席」への出席だ。

ちなみにロイターではこうなっている。

西普天間住宅返還式に出席、翁長知事と意見交換したい=官房長官

2015年 04月 1日 18:02 JST

[東京 1日 ロイター] - 菅義偉官房長官は1日午後の会見で、4日に沖縄県で行われる「西普天間住宅地区」の返還式に出席する意向を示したうえで、翁長雄志知事と会って意見交換したいと述べた。

もちろん、この式典の日程は昨日今日決まった話では無い。菅氏が出席する予定が組まれたのも当然ながら昨日今日の話では無い。

そりゃそうだろう、4日の式典はアメリカ絡みの式典、即ち外交の場である。アメリカ側の出席者がよく分からないが、多分、国務長官か国防長官クラスがくると思われる。AIIBの関連もあるので、このタイミングで重要な話し合いがあるのだろう。

 

ついでなんだよね、つ・い・で。菅氏が翁長氏と会談すんのは(笑)


そして、菅氏としてはこんな感じの慎重な発言をしている。

移設問題では、辺野古での工事停止を求める翁長氏と、作業を続ける政府とで対立が深まっている。菅氏は「一回会っただけで物事が解決するとは思っていない。これをきっかけに共有できることは共有し、沖縄県の発展のために連携したい」と述べた。

随分あっさりした感じだが、そりゃそうだろう。

そうそう、琉球日報にインタビュー記事があったのでそちらも引用しておこう。

菅氏本紙インタビュー詳報 「まず辺野古進める」「国は粛々と進める」2015年4月2日 

 菅義偉官房長官は琉球新報のインタビューで、基地負担軽減や米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について政府の対応を語った。(聞き手・島洋子)

なかなか失礼なタイトルだが、菅氏は沖縄の基地負担に関してはそれなりの事情を理解した上でインタビューに応じている模様。

 「国土の1%に満たない沖縄に約74%の基地を負担していただいている。政府は負担軽減に取り組んできたが、十分ではない。安倍政権は沖縄問題を最優先課題と位置付けて、やれることは全てやるという方針の下、負担軽減を図る」
 「まず世界一危険な普天間飛行場の全面返還に向けて、辺野古への移設を進める。人口が密集する嘉手納より南の米軍基地について、2013年の日米首脳会談の合意に基づき定められた返還時期に沿って、できるだけ早く返還されるよう働き掛けており、実現すればその7割、面積にして東京ドーム220個分が返還される。現に先月末に西普天間住宅地区を返還させた。ここには地元の要望を受けて国際医療拠点の形成を検討している。このほか地位協定に環境補足協定を追加し、3千億円台の振興予算も維持する。政府として約束したことはやる。目に見える形で実現する。できることは全てやるという思いだ」

基地として利用されている土地の7割を返還(面積にして東京ドーム220個分)し、地位協定に環境細く協定を追加、3000億円台の振興費の維持、など大盤振る舞いだ。


長いので全文引用はしないが、要約だけ。

Q. 今後も法律論を盾に基地を造るのか?

A. 辺野古移設の原点は普天間の危険除去。国家安全保障の観点からも、辺野古移設は妥当。

Q. 県の作業停止指示も飲めないのか?

A. アンカー設置協議の際はOKをもらったし、那覇空港第2滑走路では問題になっていない。

Q. 岩礁破砕取り消しなら政府はどうするのか?

A. 行政の継続性を考えれば、取り消しは不当。

Q. 政府の政権交代でも色々変わるじゃ無いか

A. 今回のは手続き的な問題で、政策云々という構図では無い。

……インタビュアーが滅多切りにされてるね(笑)


ちなみに「2013年の日米首脳会談の合意」は忘れ去られつつある様だが、きっちりと返還予定は組み込まれている。

(イ)安倍総理より,米軍再編については,現行の日米合意に従って作業を進め,抑止力を維持しつつ,沖縄の負担軽減を実現していく旨述べた。両首脳は,また,普天間飛行場の移設及び嘉手納以南の土地の返還計画を早期に進めていくことで一致した。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_abe2/vti_1302/us.html

「ロードマップ」発表

ロードマップも参照しておいて欲しいが、基本的にはこの路線で行くことが確認されており、時期の遅れはあるものの、履行される模様。

(c)土地の返還及び施設の共同使用

●普天間飛行場代替施設への移転、普天間飛行場の返還及びグアムへの第3海兵機動展開部隊要員の移転に続いて、沖縄に残る施設・区域が統合され、嘉手納飛行場以南の相当規模の土地の返還が可能となる

●双方は、2007年3月までに、統合のための詳細な計画を作成する。この計画においては、以下の6つの候補施設について、全面的又は部分的な返還が検討される。

○キャンプ桑江:全面返還。

○キャンプ瑞慶覧:部分返還及び残りの施設とインフラの可能な限りの統合。

○普天間飛行場:全面返還(上記の普天間飛行場代替施設の項を参照)。

○牧港補給地区:全面返還。

○那覇港湾施設:全面返還(浦添に建設される新たな施設(追加的な集積場を含む。)に移設)。

○陸軍貯油施設第1桑江タンク・ファーム:全面返還。

●返還対象となる施設に所在する機能及び能力で、沖縄に残る部隊が必要とするすべてのものは、沖縄の中で移設される。これらの移設は、対象施設の返還前に実施される。

●SACO最終報告の着実な実施の重要性を強調しつつ、SACOによる移設・返還計画については、再評価が必要となる可能性がある。

●キャンプ・ハンセンは、陸上自衛隊の訓練に使用される。施設整備を必要としない共同使用は、2006年から可能となる。

●航空自衛隊は、地元への騒音の影響を考慮しつつ、米軍との共同訓練のために嘉手納飛行場を使用する。

このロードマップの内容の全てが沖縄にとって嬉しいと言う事では無いのだろうけれど、現状のままで行けば基地の規模が縮小削減されていくことは間違い無く、基地に頼らない経済を目指すのであれば、寧ろ歓迎すべきだろう。

 

ところが、翁長氏はこれを全てご破算にしようとしている

本来、沖縄県知事であれば、この計画の履行が成されていくかの監視と、それに伴って、どのような県政を行っていくかを考えるのが仕事では無いのか?

 

翁長ビジョンは、かなり支離滅裂な部分を含む内容となっているが、それでも基地返還のロードマップと真っ向から対立するという類の話では無い。

 

じゃあ、翁長氏は一体何処を目指しているのだろう?

 


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