発送電分離の法案審議始まる

……発送電分離ね。

「発送電分離」法案 衆院で審議入り

4月16日 15時30分
電力事業への新規参入を促すため大手電力会社の発電と送配電の部門を分社化する、いわゆる「発送電の分離」を5年後から実施するとした電気事業法の改正案などが、衆議院本会議で審議入りし、安倍総理大臣が「わが国の成長につなげていく決意だ」と述べ、法案の早期成立に理解を求めました。
少なくとも、「新規参入」の国籍条項は付けようぜ。外資にエネルギーインフラを抑えられるのはまっぴらゴメンである。


以前にも、このブログでは発送電分離の話を取り上げた。
だけどこの話、僕は反対である。基本的には。
16日から審議が始まった電気事業法の改正案では、現在大手電力会社が一体で運営している発電と送配電の部門を分社化する、いわゆる「発送電の分離」を5年後の平成32年4月から実施するとし、ガス事業法の改正案では、一般家庭でも都市ガスの契約先を自由に選べるようにする小売りの全面自由化を平成29年をめどに実施することなどが柱となっています。
政府がどういう絵を思い描いているかはよく分からないのだけれど、ガスにせよ電気にせよ巨額の設備投資が必要な分野である。
新規参入事業者が、ノウハウも殆ど無いのに市場に参入して価格だけ過敏に反応
→ 価格破壊で利益が出なくなる 
→ 従来からある事業者は別の収支モデルを検討せざるを得ない 
→ エネルギーの安定供給という大前提が崩れ去る
こんな負の連鎖にならなきゃ良いんだが。


経済産業相の宮沢氏、発言の前半と後半で内容が乖離していて、因果関係が無いように思えるんだが大丈夫か?
16日の衆議院本会議で、宮沢経済産業大臣は「これまで縦割りだった電力やガスの市場の垣根を取り払い、総合的なエネルギー市場を作り上げる」と述べ、法案の趣旨を説明しました。
安倍氏もよく分からない事を宣っている。
また安倍総理大臣は「エネルギー分野の岩盤規制改革を断行して、選択の自由度の拡大や料金の最大限の抑制を実現し、わが国の成長につなげていく決意だ」と述べ、法案の早期成立に理解を求めました。
「選択の自由度」って、エネルギー関連の事業は寧ろ安定性を高めて欲しいんだけれど。電力自由化や発送電分離がどれだけ経済にプラスになるのかは、怪しい話で、スマートグリッドとワンセットで考えて行くのではあるんだろうけれど、そんな上手い具合に運営できるとは思えないんだよね。

これ、もうちょっと法案を詳しく見てみないと内情はよく分からないので、後日やりたいのだけど……、望み薄だなぁ。
安倍政権の内政は、どうにもおかしなものが多い様な気がする。


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コメント

  1. 電力の自由化であれば「小規模発電」への規制緩和も重要ですね。現在農業用排水は川にタレ流しているがそれを利用することは用途外として禁じている。あてにならない太陽・風をあてにするより安価で安定的だ。

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    1. マイクロ水力発電と言うヤツですな。
      僕の調べた限り、インフラ投資に関するイニシャルコストが高く、メンテナンスもそれなりに必要なので、コストメリットは薄いと思います。
      ただ、それは「商用電源」として、と言う話なので、公共施設などに付随した発電設備と言った位置づけであれば、十分にメリットはあると思います。
      その為には利水権など、関係法律を整備する必要はあると思いますが、その辺りは力が入れられていないようですね。

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