韓国空軍、早期警戒管制機「ピースアイ」の部品確保困難に

ご愁傷様である。

空軍早期警戒機「ピース・アイ」の部品製造中止……目を失った飛行機

登録日時 [2015-04-16 15:53:44]
ソウル=ニューシース】キムフン期記者=空軍の空中早期警戒管制機「ピース·アイ」が導入4年後にして探索レーダーなど多くの核心部品が中止されたという。
しかし、ボーイングさんも鬼やね(笑)


この早期警戒管制機「ピース・アイ」に関しては、既に色々と問題が発覚している。

韓国国内で満足な整備や部品調達が出来ない状況である上に、「ピース・アイ」の母体であるボーイング737 AEW&C自体がそれ程多く運用されていないために、調達に苦労している模様。
ピースアイ
現在、この「ボーイング737 AEW&C」を運用しているのは、世界で3カ国のみ。
オーストラリア空軍の運用のために開発されて、トルコ空軍と韓国空軍が採用し、生産数は14機だけである。うち、オーストラリア空軍は6機、トルク空軍は4機、韓国空軍は4機保有している。


納入にあたって、ボーイング側は17億ドル~19億ドルでの価格を提示していたが、韓国側は16億ドルを強く主張し、結果的に15億9000万ドルという価格で契約がなされたようだ。
だが、値切った分だけ色々とトラブルも抱えることになったようだね。

ちなみに、4機中3機が共食い整備のために地上待機という報道について、韓国空軍は誤った報道だ、と怒りの声をあげている模様。

「地で遊ぶ早期警戒機」は虚偽報道...空軍「怒り」

投稿者:アーネストニュース 2013.10.16 03:51:27

[アーネストニュース=ソンシフン記者]空軍はJTBCが10 15(火)「ニュース9」で報道した「地で遊ぶ早期警戒機」というタイトルのニュースに関連して明らかに誤った内容を報道したと空軍の立場を明らかにした。
空軍は、ニュースで「ピース・アイ導入してわずか1年で、3機が事実上運用停止状態に陥って」とピース・アイが運用停止状態であるかのように虚偽報道されたが、空軍の航空管制機ピース・アイは今年2月、実戦投入されて以来、9月までの平均の80%の稼働率を維持したと釈明した。また、定期的チェックのために稼働率が最も低かった月でさえも69%の稼働率を維持したと明らかにした。

……どちらが正しいのかはよく分からないね。


ただ、大抵の場合、4機保有しているうち、2機はメンテナンスなどに回され、1機は待機状態という運用がされる為、1機だけしか飛べないという状態は、実はそれ程おかしな事では無い。


「共食い整備で部品取り機になり飛べない」という異常事態でなければ、常に1機が運用されている状況というのは、ありうる話だろう。

……でもさ、韓国空軍では、当初の予定だと8時間交替で24時間防空体制を予定していたって話だった訳で。
この計画だと常に3機は飛べる状況でなくてはならない。
稼働率が8割という数字は、母数がハッキリ示されないのであまりあてにならない訳で、当初の計画そのものに無理があった(当初の計画通りであれば、最低9機は配備する必要がある)ことは、認める必要があるだろう。



蛇足になるが、日本が備える早期警戒管制機E-767(AWACS)も4機体制ではある。まあ、日本の場合は2班体制とした上で、早期警戒機E-2Cが13機、あと4基導入予定のE-2Dと一緒に運用している(の予定)ので、足りないとは言えそれなりに運用していると思われる。

なお、E-767より設計も仕様も新しい737 AEW&Cの方が優れている!という話を聞くこともあるが、狙いが違うので比較するのは間違いである。

しかし、2015年現在もE-767(AWACS)は世界で4機しか存在しないため、737 AEW&Cのような話を聞くことは考えられる。E-767(AWACS)について何か問題が出たという話は今のところ聞かないが。


さて、737 AEW&Cに話を戻そう。実は、この報道については更に続きがある。

一方、「500億ウォンをかけて3年分の部品を仕入れたが、エンジン用核心部品などは、抜けたうえ、追加注文が多くて、数ヶ月かかる」という主張に対して「500億ウォンをかけて3年分の部品を購入した」という内容も事実無根と明らかにした。空軍側によると、ピース・アイの欠陥保証(Warrant)期間は2年で、2013年9月までに空軍が予算をかけて購入した修理部品は無い。空軍は2013年から2015年までの修理部品の購入のために272億を確保しており、必要に応じて執行する計画だと説明した。

……いやちょっと待ってくれ。


韓国空軍は偉そうなことを言っているが、これ、現状で保守部品は無いと言っているに等しいのだが?
この空軍側も主張が本当だとすると、やっぱり共食い整備しているんじゃ無いのか??


で、冒頭の記事に戻るわけだが……、「部品を保有していない事実」を加味して考えると更に酷い話になりそうだ。

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何か分かりやすい絵があったので、先に紹介しておく。

で、問題の部分がこちら。

韓国国防研究院(KIDA)が去る6日に発刊した「国防予算の分析·評価及び中期政策の方向(2014/2015)」によると、ピース・アイの整備に必要な核心部品の中で64種中止されたことが明らかになった。

これが本当だとすると、オーストラリアやトルコからも怒りの声が上がるはずだ。
だって、「ボーイング737 AEW&C」の初飛行は2004年だぜ?たかだか10年程度で軍事用の部品が生産中止になるとは。

確かに、枯れた構成で堅実に作られた印象の「ボーイング737 AEW&C」だが、それにしたって部品の生産中止というのは腑に落ちない。


特に生産中止になった部品というのが探索レーダーとか主要部品だったからこれが又大変な話で。

特に中止された部品の中には探索レーダーと任務支援システムなどを構成する主要な部品も含まれていることが知られ事態の深刻さを増している。

レーダーは、ノースロップ・グラマン社のフェイズド・アレイ・レーダーだったハズだが、本当に生産中止?

上の図で行くとMESAかな?

MESAは、図にある様に長円型のレーダーなんだけど、日本が運用するような円盤形のヤツじゃないんだよね。

スマートに作られたいる分だけ、前後の索敵に不安があるとかなんとか。

具体的にはレーダーは、米国政府の輸出承認制限にかかって整備に必要な技術情報の取得および維持能力の確保が困難となっている。
……ん?
運用台数が少ないから部品の生産ラインが閉鎖されて部品製造中止につながっているのである。

そもそも、本体購入時に保守部品を同時に購入しないのは、韓国のいつもの悪い癖で、報道によれば、注文から4ヶ月で発注できるので、用意しなかったのだと言うことらしい。

しかし、実際に部品が納入されるのは最長12ヶ月以上先になるケースもあったそうで、防空防衛網に問題を生じているそうな。


この部品の調達に問題を生じているという話の真偽は定かでは無いが、前々から技術支援費が上がるとか、そう言った話はあった。


ボーイング社も受注に苦戦して、軍事関係の不採算部門のラインを閉じたりと、忙しいのかもしれない。ちょっと誠意が無い気はするが、ボーイング社とて民間企業である。金にならない事業は続けられないという話は現実的な話だろう。

あ、MESAはノースロップ・グラマン社だっけ。

トルコはともかくオーストラリアがこの様な話で騒いでいないのは、米国政府の輸出承認制限が韓国に比べて緩く、必要な技術を調達可能で問題解決は可能だと考えているからなのかも知れない。

いずれにしても国防を考える上で、こうした整備部品が手に入らないなどと言う問題が起きるのは非常に具合が悪い


そういう意味でも国内開発を進めるというのは意味のあることではあるのだが、韓国にはそれが出来ない。ならばいっその事、ピースアイの運用そのものを止めてしまえば良いと思うぜ?地上に並べておいて、固定レーダーとして運用しようよ(笑)

ともあれ、構造的な問題を解決しない限り、こんな話はこれからも韓国軍から幾つも出てくるのだろう。

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コメント

  1. 情報収集より漏れ原因などヤマほどある。自国の大統領府や国情院の奥まで北勢力の進入を許した韓国にハイテク早期警戒機など必要なのでしょうかねぇ? ローテクでも確実かつ詳細な情報がダダ漏れになってるのをくい止める方が先でしょ。また天下り先確保の為に魚探に目を瞑るエライさんの処分が欠かせませんねっ。

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    1. 韓国軍は「身の丈に合った軍備」という概念がありませんから、どうしようもありません。
      まだ、部分的に得意な部分を特化させている北朝鮮の方がよっぽどマシというのがどうにも。

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