2015年4月6日月曜日

予想通り平行線だった菅官房長官と翁長氏の会談

まあ、当たり前といえば当たり前なのだろう。

<辺野古移設>官房長官と翁長知事が初会談 主張平行線

毎日新聞 4月5日(日)21時45分配信
 菅義偉(すが・よしひで)官房長官と沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は5日、那覇市内で会談した。昨年12月の翁長氏の知事就任後、両氏が会談するのは初めて。
お情けで会談してもらった翁長氏だったが、会談自体は殆ど実りのないものだった様だ。


沖縄県知事は被害者ぶっていて、翁長氏を始めとする基地反対派は単なるクレーマーと化しているようにも見える。
政府と県が対立する米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設について、菅氏が「日米同盟の抑止力維持と(普天間の)危険除去を考えたとき、辺野古移設は唯一の解決策だ」と述べたのに対し、翁長氏は「新基地は絶対に建設できないと確信する」と移設反対の考えを伝え、会談は平行線で終わった。
一介の知事ごときが、国防に理解を示さないということ自体が異常なのであるが、沖縄県にはそういう「空気」が出来上がっているのも事実だ。
翁長氏はその代表格として菅氏と会談を行った訳だが、当然、自分たちの意見だけを貫き通そうとする醜いエゴがその一面に現れた会談だった様だ。

確かに、沖縄県が重い基地負担を貸せられている現実があるのは、日本国民全体が理解すべき話なのではある。が、しかし、国防を考えれば、特に尖閣諸島が支那に付け狙われている状況を鑑み、沖縄県に実行力のある部隊が置かれることは必要なのだ。
例えば、普天間基地を鹿児島県辺りに機能移転するという話でも、成り立たないわけではない。ただ、その結果、在日米軍の機能が弱体化する懸念はある。
なにしろ、九州からだと沖縄本島までは距離がある。事態が発生した時に、如何に迅速に部隊を展開できるか?という点は非常に重要である。そうした地政学的な事情を、知事レベルでも理解できないというのは「平和ボケ」が長かったからなのだろうか。


いや、沖縄県の一部の人間が、或いは県外からくる活動家達が、当事者意識が無いためにこのような事態を招いている面はあるのだろうな、と、そう思う。

支那が毎年2桁の国防費を積み上げ、そして、尖閣諸島を始めとして支那の海洋進出を妨げる位置にある島々を付け狙っているのは、広く一般に知られる事態となっている。
そして、沖縄はその当事者なのだ。

にも関わらず、「琉球独立」などという意味不明な主張を振りかざしたり、基地負担が重すぎるからといって、振興費だけをせびって基地はいらないという、傍から見たらキ○ガイかと思うような発言をする。知事からしてそうなのだから、救いようがないね。

菅氏にしたって、そうした沖縄県知事と会談などしたくは無かったと思うが、しかし、すり合わせが必要な話でもある。


この菅氏と翁長氏の会談について、民主党の枝野氏はこんな発言をしている。

枝野氏「会わなかったのが異常」/菅・翁長氏会談で

2015/04/05 16:35
 民主党の枝野幸男幹事長は5日、名古屋市で、菅義偉官房長官が沖縄県の翁長雄志知事と初めて会談したことに関し「これまで会わなかったことが大変異常だ。会ったことは半歩前進まで行かない。3分の1歩、4分の1歩だ」との見方を示した。
「大変異常だ」と発言しているが、日本国民からしてみれば、アポ無しで上京して大臣級と会えないと騒ぐ知事のほうが異常である。
そして、この件に関して民主党がなにかいう資格はない。元はといえば、オマエの所の鳩の躾けがなってないから、こんな状況になったのであり、話を混乱させたのは民主党なのである。
その責任を感じるならばまだしも、上から目線でなにかいう資格は何処にもないわけで。

まあ、それはそれとして沖縄県の事情を汲みつつも、しかし、実際の所は今までやってきた色々な合意がある。その積み上げたものをいきなりご破算にしようという人物に、自民党政権を取り戻した後で何を言うべきか?と菅氏も悩んだのだと思う。


で、菅氏は「粛々と基地移転を行う」と言い、この移転の話は「普天間基地の危険性除去が原点である」と説明し、翁長氏は一切それに耳を貸さなかったと。
 菅氏は冒頭で「辺野古移設を断念することは普天間の固定化につながる。関係法令に基づき、環境に配慮しながら工事を粛々と進めている」と述べ、政府が現場海域で海底ボーリング調査を進める正当性を強調した。
 これに対し、翁長氏は「上から目線の『粛々と』という言葉を使えば使うほど県民の心は離れ、怒りは増幅していく」と反論。「辺野古に移設できなければ本当に普天間は固定されるのか」と菅氏にただした。負担軽減策を巡っても、「(米軍施設の返還に)50年ぐらいはかかるのではないかという危惧を県民はみんな持っている」と懸念を表明した。
そして翁長氏のこの言い分である。
翁長氏の発言の特色として、とにかく感情論しか垂れ流さないという点が印象的だ。
これはサヨクの皆さんの特徴でもある。


しかし、現実問題を考えれば感情論だけで片付く事例がどれ程あるのかと。
 一方で菅氏は、「決して忘れてならないことは普天間基地の一日も早い危険除去だ。固定化は絶対に避けなければならない」とも発言。式典後、記者団に「普天間飛行場の危険除去と運用停止が辺野古移設の原点だ」と述べ、辺野古移設が「唯一の解決策」との考えを改めて強調した。
 これに対し、翁長氏は記者団に「原点は、県民自ら差し出した基地じゃないということだ」と反論した。
 さらに昨年の名護市長選、県知事選、衆院選で移設反対の民意が示されたとして、菅氏が3日の記者会見で表明した「選挙の争点はいろいろある。必ずしも(移設の是非の)一点で行ったわけではない」という見解に反論した。
成る程、確かに沖縄県民が普天間基地を差し出したという事情があったかといえば、そうではないのかもしれない。
しかし、これは普天間基地が出来上がった当時は、普天間基地周辺はほとんど集落もないほどの不便な土地であった。
どれ程の人間がそれに反対を唱えたのか教えて欲しいものだ。

沖縄は、第2次世界大戦の後、アメリカに占領されて返還されるまでに20年以上を要した。1945年に敗戦が決まり、1951年にサンフランシスコ講和条約が結ばれ、沖縄が日本に返還されたのは1972年になってからである。


この、沖縄返還にむけて日本政府は大変な努力をしたが、しかし、沖縄県民にしてみればいい迷惑だったかもしれない。アメリカの兵士達が度々問題を起こした上で、日米地位協定によって殆ど無罪放免状態で有耶無耶にされたことも多々あった。

普天間基地が作られたのが1945年なので、戦後の混乱期にアメリカ軍に土地を摂取されて基地が作られたことは、沖縄県民の心に凝りとして残っているのかもしれない。
そうした背景がありつつも、普天間基地の移転の話を取りまとめ、その代替地として辺野古が選ばれ、日米で合意がなされているのである。
それを更にゴネた上で、振興費の上乗せを図りたいのではないかという邪推をされるのも仕方がないとは思う。


普天間基地の返還と辺野古への移転はセットである、というのは日米合意の上での取り決めであり、日本政府としては当然、以前の考えを承継されているものと判断せざるを得ない。

しかし、反対派の意見も理が無いわけではないので、沖縄県との折り合いを付けつつ、物事が進むのであれば、それに越したことはないのかなぁと、僕も思う。
 翁長氏によると、首相との会談要請に対し、菅氏から明確な回答はなかったという。菅氏は会談後、「(今回の会談を)一つの契機に県と話し合いを進め、基地負担軽減対策や振興策で連携する必要がある」と記者団に語った。首相と翁長氏の会談に関しては「沖縄の考え方を聞く中で進めていきたい」と述べた。
 一方、翁長氏は「取っかかりとして大切にしなければならない」と記者団に述べ、会談を評価した。政府が現場海域で作業を続けていることに対し、岩礁破砕許可を取り消すかどうかについては「今は答えられない」と述べるにとどめた。
一連の報道を見ていると、翁長氏もずいぶんとルーピーな素質があるなと、そう感じつつも、日本政府との会談全てを「ムダだった」と切って捨てるような態度にはならなかったようだ。その点はまだ希望が残されている状態であるといえるかもしれない。
 
沖縄が「揺すりタカリの名人」と揶揄される側面があることは否定しないが、現実を受け入れる余地が僅かでも残されているのは救いだ。
やはり、国防を考える上では、未だ在日米軍の力に頼る部分は大きいのである。
 
徐々にしか基地返還事業は進んでいかないのではあるが、逆に言えば、辺野古への移転によって普天間基地返還の道筋が付けられるわけである。
 
そうした点を踏まえて話し合いが進んでいけばいいなと、そのように思っている。

とまあ、そんな感想を持ちはしたが、やはりダメっぽい。

翁長氏「辺野古建設は絶対不可能」 菅官房長官と初会談

2015年4月5日(日)11:32
~~略~~
 翁長氏は「辺野古は建設できないとの確信を持つ。建設は絶対不可能だ。頓挫で起こる事態は全て政府の責任だ」と、移設に反対する考えを強調。自身が初当選した昨年11月の知事選について「争点は(前知事による辺野古の埋め立てに関する)承認への審判だった。圧倒的な考えが示された」と述べ、移設反対の民意の支持をアピールした。(星野典久、山岸一生)
朝日の記事だから話半分に聞いたとしても、「絶対無理」と言い、「どんな結果になっても責任は政府」などとほざいたとすれば、もう話し合いの余地すら無い。
やっぱりこの知事、早めにリコールすべきだろう。

 
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