2015年4月23日木曜日

日中首脳会談開かれる

あの演説の後でか?

【日中首脳会談】
安倍首相演説“無視”の習氏、即座に「歴史」反論の首相…冷徹な現実、友好ムードはあくまで「演出」

2015.4.23 06:56
 安倍晋三首相と中国の習近平国家主席による日中首脳会談は、昨年11月の前回とは打って変わって「和やかな雰囲気」(同行筋)で行われた。だが、歴史認識やアジアインフラ投資銀行(AIIB)などに関しては、意見の隔たりは大きいままだった。
習近平氏も相当苦労しているみたいだな。


前の記事でも言及したが、安倍氏の演説、けっして支那の喜ぶような内容では無かった。
産経の記事にもその時の様子について言及されている。
 午前中のバンドン会議60周年記念首脳会議でも、こんな場面があった。
 「プライムミニスター、シンゾー・アベ」
 場内に首相の名前がアナウンスされ、演説が始まる直前のことだった。それまで各国首脳の演説に耳を傾けていた習氏が突然、席を立って会場を後にしてしまったのだ。その時の習氏の「無表情」ぶりは、昨年11月の首脳会談で見せた態度を彷(ほう)彿(ふつ)とさせた。

日本の立場と支那の立場は対立関係にある。
だがそれは、日本が悪いという話では無い。地理的な意味でも立場的な意味でも、支那にとって日本は目の上のたんこぶなのである。
習近平氏にとっては、そんな国の首相の演説である。それは絶対に快く思えない話だろう。


だが、習近平氏が聞きたくないとしても、支那にとっては聞かざるを得ない内容でもある。
それは、今年の夏に出す予定の戦後70年談話にも関係するだろうし、アメリカでの演説にも関係するだろうからだ。
 実際、首相の演説は「未来志向」の色合いが前面に出た。戦後日本が平和国家としてアジアやアフリカで果たしてきた貢献の実績をアピール。注目を集めた「侵略」という言葉は「バンドン10原則」を引用する形で触れたが、日本の行為としての文脈では使わなかった。
 代わりに首相は「バンドンの先人たちの知恵は、法の支配が大小に関係なく、国家の尊厳を守るということだった」と指摘。南シナ海などで力による現状変更を試みる中国を牽制(けんせい)したとみられる。
この内容は、支那にとっては十分攻撃的なモノに映ったことだろう。
逆鱗に触れる内容は更に続く。
 首相はまた、アジア、アフリカに対する新たな人材育成支援策を表明した。AIIBを活用した「ハコモノ」開発を画策する中国との差を鮮明に打ち出した形だ。

まさに支那の政策を真っ向から批判したのである。


これにはきちんとした理由がある。


アジア・アフリカ会議に参加する国々にとって、確かに支那がお金を出して造り上げるインフラには感謝している側面が強いが、一方で、自国に支那人街が形成されてしまう現実に危機感を強めている。

某国では、通信インフラを支那に丸投げして携帯電話関連の通信設備は全て支那の手で造り上げられた。
そして、街中で支那の銀行が出来上がり、人民元が流通する状況に……。

アジアにおいても中東においても、支那の影響力は支那マネーを基盤としてどんどん拡大しているのだ。
それで現地の経済が潤えばまだマシなのだけれど、現地の住民が得られるのはほんの一握りのメリットで、それと引き替えに多大な犠牲を払うことになる。下手をすれば、支那人街から現地人が排斥されるような事態にすらなっている。結果、人材育成には繋がらず、国力の増強にも寄与しない。


そうした状況に危機感を覚える国が少なからずあるのだ。


日本はそれを公然と批判して見せた。


その上で、日中首脳会談が開かれ、「和やかな雰囲気」が演出されたというのだから、ある意味凄いと言わざるを得ない。

 「せっかくの機会だから、中日関係の発展について安倍首相の見解を聞かせてほしい」
 22日夕、会談会場で首相を出迎えた習氏は、笑顔で首相と握手をした後、ソファに座ってこう切り出した。会談後も、会談内容を質問しようと習氏を追いかける50人近い記者団に笑顔で何度も手を振り、友好ムードを醸し出した。
 だが、歴史認識問題になると習氏は態度を一変。「歴史を正視する積極的なメッセージを出すことを望む」などと、何度も首相にくぎを刺すことを忘れなかった。これには首相も即座に反論し、緊張が走った。

さて、APECの際の日中首脳会談でも、割と平行線だった首脳会談だが、今回はどうだったのだろう?

関係改善を進めるという点では一致していたようだ。
 日本政府の説明や中国国営新華社通信の報道などによると、首相は東シナ海について「平和、協力、友好の海としていくことは両国の共通の目標であり、利益でもある」と述べた。日中双方の海空連絡メカニズムの早期運用開始を呼びかけた。
http://www.asahi.com/articles/ASH4Q6CQWH4QUTFK01B.html
が、歴史問題などは色々と平行線を辿るような状況だった模様。
歴史問題について、習氏は「中日関係の政治基礎の重大原則だ。日本が真剣にアジアの隣国の懸念に対応し、歴史を直視して積極的なメッセージを発信するよう希望する」と指摘した。首相は「私自身も私の内閣も、村山談話、小泉談話を含む歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継いでいく。何度も述べている」と応じたという。

習氏「日本はもっとお詫びしろよ!」
安倍氏「いや、もうやってるって」
まあ、根底の部分からかみ合っていないのだから仕方が無いね。


ただ、それでも、海空連絡メカニズムの早期運用開始を直接訴えたことには意味がある。習近平氏にとって、これを直ぐに「うん」とは言い難い。何しろ人民解放軍の手綱が握れていないからだ。だが、やらなければならない事という理解はしているようなので、遠回しな現状両国の利害が対立する部分への牽制になっている。


AIIBについてはこんな感じらしい。

 AIIBについては、習氏が「国際社会の普遍的な歓迎を受けている」と理解を求めた。これに対し、首相は「アジアのインフラ需要の認識は共有する」とする一方、「ガバナンスや債務の持続可能性の課題について問題提起をしている」との考えも伝えた。
習氏「AIIBさ、みんな喜んでるぜ?(だから日本も参加しろよ)」
安倍氏「あー、狙いは分かるよ。でも、課題は解決してね」

習近平氏にしてみれば、AIIBの一番の課題は資金問題だろう(笑)
あれぇ?
50%以上! → 50%に拘らない → アジアで75%だよ → アジアで70%で合意したよ → 25%以上だから(震え声)

支那も苦しいようだね。
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