2015年4月11日土曜日

米「韓国へのTHAADの配備は未定」→韓「?!!」

この話、とりようによっては凄いことを言っている様に聞こえるぜ。

米国防長官:THAADミサイル韓国配備「未決定」

毎日新聞 2015年04月10日 20時55分
 【ソウル大貫智子】訪韓中のカーター米国防長官は10日の韓民求(ハン・ミング)国防相との会談後の共同記者会見で、米国が在韓米軍基地への配備を検討しているとされるミサイル防衛の移動式地上配備型迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」配備問題について言及。「まだどこへ配置するかについての議論が行われていない」と述べ、韓国への配備決定はされていないことを明らかにした。
ご愁傷様、と言わねばならない状況かもしれないね。


この手のニュースは、前後の話で発言の意味が180度変わったりするので油断はできないのだが、2つの場合が考えられるな。
1つは素直に読む場合。
「まだどこへ配置するかについての議論が行われていない」
「未だ」「どこへ」が「議論されていない」ということは、これから議論するつもりだが、とにかく韓国国内には配備するのだ、という意味。
日本語としては、この発言を聞いて「韓国には配備しない」と読むよりは、「韓国に配備はするが、今のところ場所が決まっていない」と、読むほうが自然である。

もう1つは、少々深読みしすぎかもしれないが、「議論が行われていない」という部分を主に読む場合。
これは、「韓国側が拒んでいて議論が進んでいないんだけれども、アメリカはとにかく配備するつもりだ」と、韓国側に圧力を掛ける発言だと採る場合だ。
韓国では、開発が進む北朝鮮の核・ミサイルに対応するため、THAADミサイル導入が必要との見方がある一方、ミサイル導入に反発する中国との関係を考慮し、慎重に対応すべきだとの意見があり、高い関心を集めている。
韓国の立場としては、支那との関係を配慮してほしいという思惑が働いているのだが、しかし、アメリカにとってこの話は割と重要度が高い。


アメリカにとって、韓国へ米軍を配置することそのものが、今、議論されている。巨額の軍備を使って本当に韓国に米軍を駐留させるのが正しいのか?という点について疑念が出ているのだ。

そりゃそうだろう。太平洋戦争から70年が経過し、朝鮮戦争(1950年-1953年)が休止してからもそろそろ62年が経過しようとしている。
未だ、朝鮮戦争は続行中で終戦協定は結ばれていないのだが、いい加減、アメリカもここから手を引きたいと考えている。
何しろ、幾度と無く反米デモが繰り返され、先日などは在韓米国大使を襲撃してナイフで大怪我を追わせるような事件すら起きたのである。

いい加減、アメリカの言うことを真剣に聞かないと、同盟関係も解消するぜ!という事態に陥っても不思議ではない。
韓国が「AIIBに参加する」と言ってしまったのも、大きく影響しているだろうね。
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2 件のコメント :

  1. アメちゃんからすれば米軍再編成によりグアムまで引き下がるが戦時作戦統制権をテコにTHAAD配置強行、シナの嫌がる事を先に成すでしょ。フィリピンを反面教師とすべきですが韓国の次期大統領候補は左巻き揃いだそうですから面白くなって来そうです。

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    1. アメリカがどうするか?と言えば、やっぱり防衛ラインを下げていくというのが順当でしょうか。
      日本としては少々困った事になりますが、アメリカの方針を日本の圧力で変えられると言うわけでも無いでしょう。

      次期大統領候補も確かに期待薄なので、日本の防衛方針も見直さざるを得ないかも知れません。

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