アメリカで冷遇される沖縄知事

いやもう、当たり前だろう。

翁長知事 米上院議員と会談も平行線

6月3日 6時08分
アメリカを訪れている沖縄県の翁長知事は、日本時間の2日夜、アメリカ議会上院の軍事委員長を務める有力議員と会談し、アメリカ軍普天間基地の移設計画に反対する県の考えを説明しました。これに対し、議員は、日米両政府が決めた現在の計画を支持する考えを示し、会談は平行線に終わりました。
寧ろ、平行線にならないと思う方がおかしい。


だが、翁長氏にしてみれば、これで大成功である。
何しろ、翁長氏は別にアメリカに何か話し合いをするためとか、結果を引き出すためとかに行った訳では無いのだから。彼の目的は政治パフォーマンスである。

マイケル・グリーン氏に的確に指摘されているが、税金を使った政治的パフォーマンスだ。反吐が出るね。
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設に反対を訴えるため、首都・ワシントンを訪れている沖縄県の翁長知事は、日本時間の2日夜、アメリカ議会上院の有力議員のマケイン軍事委員長らと会談しました。
もちろん、日本の一介の知事とはいえ、軍事的案件である。アメリカの要職にある議員だって会わない訳には行かない。


そしてこの様に断言された。
これに対し、マケイン軍事委員長は、会談後「翁長知事との会談では日米両政府が決めた現在の移設計画を引き続き、支持することを伝えた」とする声明を発表しました。
事実上、知事の発言は受け入れられないと、その様に言われたも同然である。

そりゃそうだろう。
「日米両政府が決めた現在の移設計画を引き続き、支持する」
つまり、建設に反対する意見は受け入れられないと言われたようなものだ。


アメリカの議員としても、日米の政府間で決定したことを覆すような発言をしたら、議員生命が危うい。
だってそうだろう?沖縄の基地を失うと言うことの意味は、寧ろアメリカとしてアジアの拠点を失うという重大な話になる。

特に、沖縄の基地は、日本政府がある程度軍事費を負担するという意味でも重要な意味合いを持つ。
軍事委員なのに、その辺りの話が分からぬ通りはあるまい。

翁長知事、ハワイ訪問 州知事「普天間は国と国の問題」

2015年5月30日18時30分
訪米中の翁長雄志(おながたけし)・沖縄県知事は29日(日本時間30日)、ハワイ州でデービッド・イゲ州知事と会談した。イゲ氏は沖縄に駐留する米海兵隊の一部をハワイに移転する再編計画には理解を示したが、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題については「日米両政府の問題」と述べるにとどめた。
ハワイの知事にもこの様に釘を刺されてなお、翁長氏はワシントンを目指した。


この構図、翁長氏が知事になりたての頃に、大臣に対するアポなし突撃を幾度となく繰り返した構図と似ている。

つまり、東京に上京しても、会えなくても問題無い、翁長氏にとってはあのアポなし突撃も、今回の渡米して成果無き知事外交をするのも、全て予定通りなのである。

沖縄県民や日本国民にしてみれば、「何をしているのか」と暗澹たる気持ちになるところだが、翁長氏の支持層は共産党などの勢力だ。
共産党や社民党が国会で何をしているのか?と言う事を考えれば、翁長氏の行動方針だって割と分かり易いはずだ。
理解出来るかは別として


翁長氏にとって、辺野古移設や普天間固定化などどうでもいい話で、政治的パフォーマンスありきでの行動の数々だ。

それが、沖縄県知事として不適格であろうと、任期中は翁長氏にとって税金を使ったパフォーマンスをひたすら続ける、ただそれだけの話になるだろう。
彼はきっと、オスプレイが墜落したり、基地の周辺で米軍機が問題を起こせば狂喜乱舞することだろう。
だが、現実問題として、アメリカ軍基地が沖縄から綺麗さっぱりいなくなった場合、果たして沖縄はどうなってしまうんだろうな。

僕自身は、沖縄が基地移設反対という主張する事自体には理解ができる。
「普天間基地は存続不可能」で、「沖縄に基地派必要」という前提に立って、沖縄経済を基地依存から脱却を望むのであれば、言葉は悪いが辺野古をできるだけ高い価値をつけて売りつけたいからだ。

その為に、特区制度を使って観光事業を促進するために那覇空港の拡充や鉄道網の整備など色々な事に着手できるような道筋を付けていく、それが上手く運ぶように政府と交渉する、ああ、それはある意味、前知事の仲井真氏がやっていたことと同じだな。

では、他の可能性も考えてみよう。

基地機能移転という話だけならば、九州に移転というのも地政学的に見ても機能が損なわれてしまうものの、致命的では無いと、僕自身は思っている。もちろん、それは沖縄を見捨てるという前提条件付きではあるが。

そうなれば、沖縄は自前で経済を立て直さねばならない。

政府の顔を潰すような形で(アメリカとの約束を破棄させてまで、沖縄の我が儘を優先するのだから)話を進めれば、補助金の大部分がカットされる可能性はあるが、そこは寂れてしまった辺野古の自然が残り、普天間の膨大な土地が利用可能となるのだから、上手く活用すれば経済活性化に……。
しかし、その為の前提となる資金が政府から引き出せなくなる。
巨額の負債を抱えて博打を打つ、沖縄の人口減少スピードを考えれば、早めの対策の方が或いはメリットがあるのか藻という計算はできる。

……できるが、実際に銀行がお金を貸してくれるかと言えば、夕張市の二の舞になる可能性が高く、バブル期のような期待もない状況では難しかろう。
となると、金を引っ張れるのは支那からだということになる。が、それは侵略を受け入れるのも同然である。知事の判断としては致命的に最悪だろう。

現実的に考えると、沖縄県知事として取り得る選択肢というのは殆ど無いと、その様に思う。


官房長官の菅氏はこの様に発言している。

「現職知事としてどう対応?」 菅官房長官、沖縄翁長知事を牽制

2015.6.4 12:53
~~略~~
翁長氏が米側に「辺野古の工事がスムーズに進むことはない」と伝えたことについては、菅氏は「今回知事は時間をかけて米国まで行き、米国務省はこういう発表をしている。辺野古移設が唯一の解決策ということを認識したのではないか」と指摘した。また、「普天間飛行場が極めて危険である現状に、現職の知事としてどのように対応していくか私は聞いてみたい」とも述べた。

だが、「現職知事としてどう対応」の部分は、もっと深い意味があるんだろうな。
 
税金で海外に遊びに行って、国益に反するような行動をする知事は、本当に知事の資質があるのか、そう問われているような気がしてならない。
……あ、東京にもいたわ、そんな知事が
日本はもうダメかもしれん。


 
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コメント

  1. 同情はしないが、翁長は辞任の口実を作ってるとしか思えない。

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    1. 辞任する気は無い気がしますよ(苦笑

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