廃棄食品横流しのダイコーと、食品業界の闇

この話は更に闇がありそうだ。

52品、直接ダイコーに廃棄依頼なし 製造、販売元

2016.1.25 21:19
 壱番屋の廃棄カツを愛知県の産業廃棄物処理業者「ダイコー」が横流ししたとされる事件で、岐阜県は25日、カツを転売した製麺業者「みのりフーズ」から見つかった壱番屋以外の食品108品目のうち、52品目は製造、販売元が直接ダイコーに廃棄依頼をしていない食品だったと発表した。
この記事を読んだとき、一体何のことなのか分からなかった。


だが、どうやらダイコーは2次下請け(3次下請け以降の可能性もあり)などを含めて手広く商売をやっていたと言うことのようである。
以前も少し触れたが、みのりフーズは確信犯である。

明らかに廃棄品と分かった上で、横流しして利益を得ていたわけだ。ただし、一番悪いのはダイコーだが。

>カツを転売した製麺業者「みのりフーズ」から見つかった壱番屋以外の食品108品目のうち、52品目は製造、販売元が直接ダイコーに廃棄依頼をしていない食品だったと発表した。
現状の取引ルートとして、
  1. 廃棄依頼業者 > 廃棄食品横流し業者ダイコー > みのりフーズ
  2. 廃棄以来業者 > 一次廃棄請け業者 > ダイコー > みのりフーズ
この2パターンがあるようだ。


つまり、他の業者に廃棄依頼をしたものの、廃棄ができずにダイコーが引き取ったという可能性があると言う話。

そして、ダイコーがこの事業を手広くやっていた証拠がこちらにも。

廃棄食品横流しのダイコー、「隠し倉庫」の闇

実は県の担当者も知らない保管場所がある

2016年01月26日
壱番屋の冷凍カツをはじめ、委託された廃棄食品を次々に横流ししていたとされる愛知県稲沢市の産業廃棄物処理会社「ダイコー」。創業者である大西一幸会長らがほとんど表に出てこないまま、24日には市内の本社や配送センターと呼ばれる旧本社に愛知県警の家宅捜索が入った。
だが、そこから遠くない静かな田園地帯の一画にも、事件の核心は隠されていた。

なかなか興味深い話なのだが、廃棄手続きはなかなかに面倒なようで。
それを一手に引き受ける為に、ダイコーはこんな認定も受けている。
さらに見逃してはいけないのは、それまで「積替保管を除く」としていた収集運搬の届け出の一部が、「積替保管を含む」に変わったことだ。
無論、悪いのはダイコーなのだが、これ、保管する場所がなくて成り立たない話。実際に登録されていない倉庫もあるようで、1箇所だけでは無い可能性だってある。
さらに、かなりの食品会社が何らかの関与をしているのだろう。


言い方はアレだが、需要があるから供給はある
需要者のニーズは、1円でも安いものという流れになっていただけに、供給サイドも何とか安い食材を求めた。そこを突いた今回の一連の事件は、神話のように言われている日本の食品安全を根本から揺るがすことになった。

外食産業や弁当チェーンなどは消費者から徹底的に疑われる可能性が高い。
大手コンビニはやっていないだろうけれど、中小企業で安さを武器にする食品業界はヤバイ。

外食チェーンはどうなんだろうね?

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コメント

  1. 闇の食品流通ルートか・・・
    「事実は小説より奇なり」とはよく言ったモノです。
    消費者にはそれが正規の食材で作られたか否かは調理された後では確認する術が有りません、今回のビーフカツとて袋に入った状態だったから発覚した訳でして・・・
    思えばCoCo壱のパートタイマーはトンデモナイ闇の扉を開てしまいました。

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    1. 食品業界の信頼性に関わる問題だけに、今回の話を陳腐化させるのではなく。真摯に対応して再発防止に取り組んで欲しいものです。
      とはいえ、少しでも安くという要求が是正されない限りはなかなか難しい話になるのかも知れません。

      削除
  2. 食品業界は適切ですよ。
    だからCoCo壱が発見しました。
    働く方々はキチンとされて居ます。
    私どもは売る規制対応策が大変ですよ(^-^)/

    逆に立ち入り検査が有るにも
    関わらず見逃した
    愛知県は如何かな?って思います。
    産廃って、権利物だから認可責任者を
    追求しなくてこの問題は無しは如何かと?

    日本の食品は安全過ぎるし、
    海外に比べられない程
    毎回味は変わらず安全感心です。
    ロケットや飛行機と同じ日本人の想いですよ。

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    1. そうですか。それなら安心ですね。
      しかし、問題はイメージなのだと思います。

      愛知県の大村知事は、偉そうに「CoCo壱の社会的責任」などと吹いていましたが、あれはどう考えても行政側のミスです。
      しかし、食の安全性について疑問を投げかけるような事件が起きてしまったことは事実であり、今まで積み上げられてきた信用が音を立てて崩れるような事態になってしまうと、幾ら中身がしっかりしていても、信頼を取り戻すには多くの時間を要します。

      確かに海外に比べて、味や品質の安全性は極めて高いと思います。賞味期限だって過剰なくらい短く設定されている。
      それでも、失ってしまった信頼を取り戻すのは容易ならざる事だと、そう実感しています。イメージというのはなかなか払拭できませんからね。

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