インドネシアの悲劇、ずなんな高速鉄道計画

まあ、支那に関わった時点でアウトでしょう。

中国に騙された! ずさんすぎる高速鉄道計画に大きな後悔ーインドネシア

Global News Asia 1月31日(日)22時17分配信
 2016年1月31日、インドネシアの高速鉄道の工事が未だに着工しない。建設許可はクリアされていないものの、21日にはジョコ大統領や中国の国務委員らが出席しての起工式が行われたことから、建設許可の見通しがあり、一両日中に許可が出ると見られていたが、とんだ誤算の起工式になってしまった。
もちろん、この件はインドネシア政府も共犯である。


この件は、以前、怒りをもってお伝えした。
日本はインドネシアの鉄道事業に大きく貢献してきており、高速鉄道計画に関しても7年前から準備してた。

現地の需要予測や地質調査など、様々な調査を行った上で2億6000万円もかけて事業化していたのである。
ところが、支那がたった7ヶ月で作ったプランに敗北してしまった。


インドネシアの政治的状況を読み切れず、インドネシア政府の求めるニーズに対応できなかった、という部分は大きいのだろうが、日本のセールスのあり方を反省すると共に、支那やインドネシアのやり方の姑息さをもっと知っておかねばならなかった。

インドネシアは日本が出した企画書を、あろう事か支那に横流ししたうえで、支那との価格競争をさせるように仕向けたのである。
挙げ句の果てに、「高速鉄道に公費を用いない」「融資の政府保証もしない」という意味不明の態度を示した。

政府が主導すべき公共事業を、民間に丸投げした上で、政府は知りませんよと、そう言ったのである。インドネシアの姿勢は、ちょっとあり得ない話なのだが……、それを丸呑みしたのが支那だ。


いや寧ろ、支那が提案した内容を、そのまま日本に提示したというのが正しいのだろう。

無論、日本はそんな要求をのめるはずもない。
結果、日本は受注に失敗し、支那がインドネシアの高速鉄道を受注するに至った。支那にとって、国内に山積みされている鉄を使った事業は是が非でも受注する必要があるし、海外の鉄道事情を受注することで、破綻してしまった支那経済の表面上の体裁を取り繕うつもりだったのだろう。

何にせよ、日本は多額の資金を使った上に、受注を失敗した。
官民一体となった取り組みと言えない状況だったとも聞くので、日本のやり方に問題が無かったとは思わない。


が、兎にも角にも、支那は巨額の融資をしてまで、インドネシアに高速道路を作る運びとなった。
そして、2016年1月21日にはジョコ大統領が出席しての起工式が行われたのだが……。
 地元メディアによると、中国から提出されていない必要書類が多く、また一部提出された書類は、中国語だけの記載がほとんどで、インドネシア語や英語ではないため、審査担当者は読むことも出来ず審査が進まない。許可を出した区間はわずか5Kmだけ。
支那のやる気は全く感じられない。


結局、1月中の着工は叶わず。
インドネシア国土交通省は、中国政府に対して「工事期間中にトラブルが生じてもインドネシア政府は一切責任は持てないので、中国政府の保証が必須だ」と伝え、「工事が完成できなかった場合、中国が原状回復の責任を持つ」と契約書に追加してほしいと迫った。
工事は完成せず、投げ出される公算が強まった。
フィリピン・マニラ郊外での鉄道建設(南北通勤鉄道計画)を中国が途中で投げ出し撤退、その後日本のODAで工事を続行することになったことも、影響しているようだ。
過去にもフィリピンで似たような事例があっただけに、インドネシアの国交省も気が気では無いのだろう。


だが、インドネシア政府は、そんなことになる可能性は百も承知のはず。
支那の鉄道事業のヤバさは、既に国内外でも多く知れ渡っているハズである。一番最初に思い出すのは、支那国内の高速鉄道埋め立て事件だ。
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なかなか凄い話であるが、この作業は中に被害者がいる状況で行われている。まあ、生きてはいなかったのだろうけれど。

ちなみに、支那がフィリピンで受注して放り投げた鉄道計画の話はこちら。

中国が未完工の鉄道建設事業、日本が円借款 フィリピンに

2015/11/20 2:00
【マニラ=島田学】安倍晋三首相は19日、フィリピンのアキノ大統領との会談で、マニラ市内の鉄道建設事業に約2420億円分の円借款を供与することで合意し、署名を交わした。同事業はもともと中国が援助事業として受注。2005年ごろに建設を始めたが、中国側が工事遅延を繰り返したため、事業が全面凍結となっていた。
この時も支那は全費用5億米ドル中4億米ドルの無償資金協力を申し出て鉄道の工事を2006年に受注したものの、様々なトラブルから工事は中断。
2010年にフィリピンの15代大統領として就任したアキノ氏は、この工事について不法な契約や汚職問題塗れであるとして計画を中止している。
 
日本は物好きにも、この鉄道建設事業に対して2420億円分(24億ドル相当)の円借款を供与した上で、フィリピンの鉄道整備計画に技術を提供することを約束している。


インドネシア政府は、ここまで織り込み済みなのかも知れない。
支那が受注し、工事が中止、そして撤退。
日本が「支援」の名の下に、後を引き継いで工事。

……バカバカしい話である。


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コメント

  1. ここまで騒がれるほど派手に断って置いて結局泣きつかれて
    ホイホイやることになったら反発が出そう……
    どうなるかはまだわかりませんが日本が尻拭いを遣ることになったら
    そう言うことこそ野党に追及して欲しいもんですが之は高望みしすぎでしょうね……

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    1. 日本人はお人好しですから、それでも尻ぬぐいしちゃう可能性は否定できません。
      UAEの原発の騒ぎも……、それは無いと思いますけどね。

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  2. インドネシアも中々にしたたかな様で、日本を欺き支那すら出し抜くとは・・・
    今回の件は流石に尻拭いをするのはお人好しが過ぎます、なにきっと韓国辺りが何とかしてくれるでしょう・・・多分。

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    1. 支那が撤退したら、韓国がしゃしゃり出てくることは、十分あり得ます。
      ただ、それは日本が尻ぬぐいするフラグが立つのを阻止するのには役に立ちそうに無いです。
      だって、例の橋は(苦笑

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  3. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年2月2日 21:29

    フィリピンの件は「2420億円分(24億ドル相当)の円借款」=貸付なので...それも「日本タイド」=日本企業からの調達が前提
    ソース)日本外務省「フィリピンに対する円借款に関する書簡の交換」http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000163.html

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    1. おお、公式発表を確認するのをすっかり忘れておりました。
      なるほど、「技術供与が前提」という報道を見たので鵜呑みにしていましたが、日本タイドなのですね。
      タイド条件付きであれば、日本にもメリットがありますね。

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