支那が画策する南シナ海の防空識別圏設定

この問題、予断を許さない状況になってきた。

あわや中国が防空識別圏を設定 米空母艦隊派遣の本当の理由

2016.3.6 17:37
 米国防総省と第7艦隊が中国の全人代開幕に合わせたかのように米空母艦隊を南シナ海に派遣した。背景には南シナ海の軍事基地化を進める中国が一方的に防空識別圏を設定し、南シナ海を“聖域”としかねないとの危機感があったようだ。米国は中国による軍事拠点化を防ぐ方針だが、状況は全く予断を許さない。
アメリカ大統領選挙が行われている裏で、こそこそと支那が暗躍している。

まさに、タイミングとしては狙い澄まされていると言って良いだろう。
南シナ海
イマドキ、この絵を知らない人もいないだろうが、改めて貼っておく。

これは支那が所轄海域と主張する海域で、これを「牛舌線」と呼ぶ。支那の赤い舌が南シナ海を襲う、と言うわけだ。


そして、現実的にも南沙諸島に人工島を次々に作って基地化し、西沙諸島はかねてから占領している島をどんどん軍備拡張しており、今やミサイル部隊やレーダーを配備して防空識別圏を設定する前の段階にまで至っている。

その海域に「防空識別圏を設定した」と支那が公式発表する日は、そう遠い話では無いハズだ。
 南シナ海に派遣されたのは原子力空母「ジョン・C・ステニス」、ミサイル巡洋艦「モービル・ベイ」、イージス駆逐艦「チャン・フー」「ストックデール」のほか、補給艦「レーニア」。米海軍は今回の空母艦隊派遣を通常のパトロール任務だとしているが、この言葉を額面通りに受け取る人はいないだろう。フィリピンのマニラには米海軍横須賀基地(神奈川県)を拠点とする第7艦隊の旗艦「ブルー・リッジ」が寄港している。
そんな海域だからこそ、アメリカも第七艦隊を派遣するような話になってきている。

正直、第七艦隊が動くと言うことは相当オオゴトなのだ。これが「通常のパトロール」のワケはない。
その根拠は簡単で、第七艦隊を動かすだけで莫大な費用がかかる。ルーチンワークを外れた行動を起こすからにはそれなりの根拠を求められ、実際にその様な決断がなされたからこその動きだからだ。


実際に、アメリカ国防長官が事前に支那に対して警告までしている。
 米空母艦隊派遣が公になる直前の3月1日にはカーター米国防長官がサンフランシスコで講演し、中国が南シナ海の軍事化をやめようとしないのなら、「それに見合う結果を伴う」と述べ、対抗措置を取る考えを強調していた。
外交ルートを使った正式なものだと即戦争という事態になりかねないので、流石にアメリカ側としてもオオゴトにしたくは無かった模様。だから、国防長官が講演で主張するという流れになっただけで、実質上の警告である事には変わりない。

無論、この警告を受け取った上で、支那も対抗措置に出ている。
 2007年にも南シナ海に派遣されたことがある「ジョン・C・ステニス」のハフマン艦長は「中国の艦船が周囲にいる」と、米空母艦隊の動きは中国に監視されていると説明する一方、集まった中国の艦船の多さについて「過去の私の経験では見たことがない」と語り、10年ほどで南シナ海をめぐる軍事状況は一変していることも明らかにした。
空母が支那の艦船に囲まれる騒ぎになっているのだ。


記事では突っ込みが入っているが、以前、支那が東シナ海上空に防空識別圏設定という暴挙に出たとき、アメリカが派遣したB52に対して、支那は何のアクションも採れなかった。
 つまり、東シナ海ではレーダーや対空ミサイルなど防空用兵器の配備が追いつかなかったために米軍の進入を易々と許す結果となったというわけだ。南シナ海でその二の舞とならないようにするには進入してくる米軍を捕捉・迎撃できる兵器を揃えた上で、防空識別圏の設定に踏み切る必要がある。
当時は、「支那は防空識別圏の意味も知らないのか」と嘲笑の的になったが、今回はその反省を生かすつもりらしく、既にレーダー基地が建設されている。


この話は、アメリカ、支那共に軍事的圧力を強めているという事態になっているが、どんどん緊張は高まっていくだろう。

ただ、どの辺りに落とし所を目指しているのかはよく分からない。
半島にTHAADを配備という話は、どうやらアメリカと支那との調整によって流れてしまった模様。

米国防総省、THAADでソウル・首都圏防衛は困難

登録 : 2016.03.07 21:15修正 : 2016.03.08 07:58
 米国防総省が「高高度防衛ミサイル(THAAD)では北朝鮮のミサイルのソウル首都圏防衛は困難」と評価していた事実が明らかになった。 1999年の評価分析だが、THAADの迎撃高度など基本性能と概念は現在と大差なく、最近韓米間で推進されているTHAAD配備の軍事的効用性に疑問が提起されている
こんな話が今さら出ているが、今さら過ぎるだろう。


相変わらずのパワーゲームが続いているが、アメリカの大統領選挙の行方によっては更に事態が動きかねない。

日本は日本独自の道をとるしか無いわけで。
この話は、間違い無くそうした日本の意思表示の一環だと見て良い。

アメリカと支那との綱引きは、日本の事情などお構いなしに進む。しかし、日本には日本独自で守りたい利益がある訳で、そこは日本が主体に動かなくてはダメだ。
つまり、アメリカと支那との間に割り込んででも、日本の利益を獲得するように動かざるを得ない。
サヨクがどう言うかは知らないが、事態が決した後で覆すのは容易ではない。


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