北海道で野党連合敗退

民進党になって初の選挙ではあるが、負けたねぇ。

衆院補選 北海道5区は自民 和田義明氏が当選

4月25日 1時27分
与野党が全面対決する構図となった衆議院北海道5区の補欠選挙は24日に投票が行われ、自民党の新人で公明党などが推薦する和田義明氏が初めての当選を果たしました。
自民党にとってはなかなか厳しい戦いだったようだが。


さて、単純な結果から。
衆議院北海道5区の補欠選挙の開票結果です。
▽和田義明(自民・新)当選、13万5842票。
▽池田真紀(無・新)、12万3517票。
得票差はそれ程無く、故町村氏の「弔い合戦」を掲げた和田氏が苦戦したという状況ではあったようだ。
北海道5区といえば長年に渡り町村信孝氏が支持基盤を維持してきて、ダブルスコアに近い状況で勝てる程度には自民党の支持者が多い地区であった。
まあ、町村氏とて選挙に強いわけでは無かった様で、存命中に選挙戦で野党に敗れた事もあった。その程度には北海道での民主党や共産党勢力は強い。「アカの大地」と揶揄されるだけはあるな。
 
ただ、和田氏は町村元議員の娘婿の立場でもある。町村氏の秘書としての仕事をしており、そっくり支持基盤を受け継げるだけの土壌はあったと言って良いだろう。そして、同情票を得られる立場でもあった。


一方で、民進党や共産党などの野党連合が支持していた池田氏とは一体どんな候補だったのか。

池田まき候補勝利へ全国から支持の働きかけを訴えます

北海道5区補選 共産党北海道委員会


2016年4月21日(木)
 4月24日投票の衆院北海道5区補欠選挙は、1票を争う大激戦のまま最終盤をむかえています。市民と野党の統一候補・池田まき候補は「だれ一人置いてきぼりにしない政治を」「本当の福祉は平和があってこそ」「多くの市民と野党がつながれば絶対に負けません」と懸命の訴えを続けています。「池田さんこそ市民の代表にふさわしい」と、無党派や保守層の人たちにも共感と期待が広がっています。

実は、積極的にメディアやパヨク達が応援する中で、違法行為まで容認してしまうような状況を許していた候補のようだ。

ネットでも随分その手の活動が見られたようで。
【DV被害・一家離散】北海道5区補選・池田まきさんの経歴が壮絶すぎる…!【補欠選挙 まとめ】
こんなデマが拡散されていたようだ。内容はともかく、タイトルは嘘八百である。

ちなみに公式サイトにはそんなことは一言も書かれていない。


「壮絶すぎる」とあるが、そんなことは無かった、と言うのが現実である。

そして、北海道5区から出馬した候補だが、出身は板橋区で、実家はビルまで持っている金持ちである。更に、元板橋区の職員であり、北海道と何の関係があるのか……。え?北海道に移住して北海道大学に行った?でも移住したの5年前だぜ。地元の何が分かるというのか。

旦那が失踪したというのは嘘では無いのだろうし、旦那が借金をしていて、その借金取りの取り立てを受けたというのも嘘では無いのだろうけれど、貧困故に支払えなかったとかそういう事は無かった模様。同情票作戦は余り功を奏さなかったらしいな。
 夫が借りたサラ金の取り立てにも追われ、当時住んでいた東京で、東京第2弁護士会の相談窓口に通い、真剣に向き合ってくれる弁護士の手助けを受けて離婚の手続きをした。「生きるために必死。親身に相談に乗ってくれる人に支えられて支援にもたどり着き、子どもを育てながらここまでくることができた」という。
民主党広報紙「プレス民主」369号より
この路線で売り出したかったようだけど、民進党は。


シングルマザーで、若手の女性議員。市民団体がバックについているというイメージ戦略が何処まで通用したか、だが、主張していることは民進党と大差無い。
つまり、政策はまず期待できない。

そして、当の本人もこんな事言っちゃう程である。
 一方、敗れた無所属新人の池田真紀氏は、北海道江別市の選挙事務所で「権力に負けたがこの確かな一歩を希望に変えていきたい」と敗戦の弁を述べた。安保法制廃止を旗印に、市民と政党が連携する新しい形の選挙戦を展開したが、自民、公明両党の固い組織票を崩せなかった。 
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042400264&g=pol
え?権力って何?
 一昨年の衆院選に続く挑戦だった池田氏は、「安保法、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、原発政策、社会保障も、どこに市民の声が届いているのか」と安倍政権批判を強めた。ただ「反安保の支持層は固めた」(陣営幹部)と、選挙戦では福祉施策や介護休業の充実などを強調。学生団体「SEALDs(シールズ)」などの市民団体の支援も受けて接戦に持ち込んだが、及ばなかった。 落選が決まると、池田氏は江別市の事務所で「力及ばず申し訳ない」と頭を下げながらも、「市民が主体的に動いた選挙は初めてではないか。紛れもなく大きな一歩だった」と力を込めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160425-00000003-mai-pol
そして志位るずまで呼ぶ始末

志位るずは、勝手に電話による選挙活動を行っていたという証拠も出ていて、池田氏が当選したら当選したで大変なことになった可能性はある。まあ、選挙運動していた時点で、公職選挙法的にはアウト。或いは逮捕者が出る可能性はあるね。



いずれにせよ、北海道という土地柄、「安保」と「TPP」という2つのテーマは非常に強力な意味を持つ。

よって、町村氏の支持基盤を引き継いだ和田氏が苦戦した背景には、池田氏がその2点を全面的に押し出して戦った事による影響が大きい様に思われる。

和田氏に何か実績があったわけでは無いし、池田氏のように不幸自慢ができるようなエピソードも無かった様で、決め手に欠ける苦しい戦いを強いられたというのは間違い無いようだ。
新党大地が和田氏に協力した点も大きかったようだが……。



総合的に見て、今回の結果からも「自民党の看板」だけでは勝てない選挙が多くなってきており、「反自民」の結束で選挙を打ち崩すという事は、可能な状況なのだという感じである。
自民党も、安穏としている訳には行かないようだ。

一方の民進党はと言えば、負けたとは言え、ツールとしては市民団体の力は大きかったという実感を得た模様。
これで、選挙違反が大きく取り扱われれば別だが、メディアはそうした動きはしないだろうから、今後もこの戦略を維持していく可能性は高い。

政治に緊張感が出るのは歓迎するが、2009年の悪夢の再来だけは避けたいところだ。
追記
戦略は正しかったらしいぞ。

衆院ダブル補選 民進党・枝野幹事長「戦略は正しかった」

産経新聞 4月25日(月)0時54分配信
 24日に投開票が行われた衆院ダブル補欠選挙で、民進党は、京都3区では党公認の元職、泉健太氏(41)が当選を決めた一方、北海道5区では共産党などとともに推薦した無所属新人の池田真紀氏(43)が敗れた。枝野幸男幹事長は同日夜、党本部で記者団に、北海道5区で非自民候補を1人に絞り込んだ戦略について「間違っていないと自信を持った」と強調した。
あれで、「間違っていない」というとは、国民とは大きな意識の乖離があるな。ご愁傷様である。
自民候補の出なかった京都3区で勝つのは当たり前で、アレで負けたらそれこそ立ち直れないだろう。

無論、選挙だけを考えれば、上で述べたように民進党は共産党の選挙協力を得た意味は大きかった。
だが、それは「戦略」とは呼ばない。結果的に善戦できたが、その後のことを一切考えない手法だからだ。それこそ2009年の悪夢再びである。



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コメント

  1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年4月25日 15:14

    今朝、自分のTwitterのTLに面白いつぶやきが流れてきました。

    twitter.com/BarlKarth/status/724229518899056640
    >自民党が勝って「ザマミロ」と思ったのは、初めてだ。
    >非共産党の既成左翼は多かれ少なかれ、私と同じ思いをもっているだろう。
    04/24 22:32

    これは、しばき隊の坂本○樹・元新潟日報報道部長から攻撃された、高島章弁護士のつぶやきです。
    高島章弁護士は、ガチ左翼のはずなんですけどね…まあ、しばき隊と大立ち回りしたからでしょうね。

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    1. そういえば高島章弁護士って、たしか志位るずとガチで喧嘩していたような。
      いや、パヨクが……。

      何れにしても、サヨクの基本は内ゲバですし。

      削除
  2. どうみても左もとい赤名物の内ゲバです本当に(ry
    そういえば衆参同時選挙は無くなった用ですがどうなることやら
    流石に相当数の選挙区で統一候補擁立やられたらかなり持ってかれかねませんからね

    返信削除
    返信
    1. 衆参同日選挙になったとしても、ならなかったとしても、自民党が負ければ悲惨なことになりかねない野党の為体を見ていると、嘆きたくなりますな。

      僕自身はガチ自民信者というわけでは無いんですが、他に支持する政党が無いのが実情でして。
      嘆かわしい。

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