2016年4月21日木曜日

国連担当官、慰安婦問題を語る?

えー、まじでー。

UN担当官、「日本政府、政治的な意図で教科書に介入 」

Posted:2016-04-20 09:49
日本政府が教科書から慰安婦問題を削除するなど、教科書の内容に介入しているという国連担当官の指摘が出ました。
まじでー?


ちなみに、国連のデビット・ケイ氏は東京の外国特派員協会で会見されている。

日本は「メディアの構造として政府からの圧力に弱い」 国連「表現の自由」報告者が語った「脆弱性」とその原因

2016/4/19 18:27

   一度は延期された国連の「表現の自由」をめぐる訪日調査が1週間にわたって行われ、調査を担当したデビッド・ケイ国連特別報告者が2016年4月19日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。

もう、外国特派員協会という名前を聞いただけで、どうかと思うわけだが……。


百聞は一見にしかずである。
みんなも取り敢えず聞いてみよう。

ただ、そうは言っても、それだけで終わっては記事にならないので、このブログでは要点をピックアップしておこうと思う。
  • 日本の表現の自由、意見の自由の公約は、憲法に書かれるように非常に高い。
  • 特にインターネットでの自由度は高い。
  • 既存のメディアに対しては、報道・出版の自由については、メディア側の主張を聞くと「制限されている」と匿名を求めながら意見を聞いた。
  • 放送法が政府の介入、「停波」を許容している点が問題。だから、改正すべきではないか。報道に関する規制は、第三者によるべき。
  • 出版に関しても「圧力を感じる」との意見がある。ただ、メディアに対する外部からの圧力があり、緊張があることは健全。
  • ただし、記者クラブはダメ。政府に近すぎる。廃止すべき。また、外国メディアを記者クラブが排除するような動きがある。
  • 特定秘密保護法や、公益通報者保護法は、十分に機能していない。改正を推奨する。
  • ヘイトスピーチに関する法案については、ヘイトスピーチを禁じる前に人種差別を禁止する法律を作るべきだ。

とまあ、こんな感じで色々なトピックスについての話があったのだが、残念ながら2度ほどしか聞いていないので(聞くに堪えない部分は飛ばしたが)書き漏らしもあるかもしれない。
ただ、重要だと思われる項目についてはほぼ網羅したつもりだ。


デビット・ケイ氏の発言の中で興味深かったのは、記者クラブ制度について批判していたことだ。後は放送法の改正に言及していたこと。

日本のマスコミにとってはどちらも非常に耳の痛い話だろう。

日本の政府を批判してもらうはずが、逆にマスコミが批判されてしまったのだから笑うしかない。

外国記者の質問もこの辺りに集中していて、日本の「報道の自由」が如何に不自由であるのか、それが政府からの抑圧ではなく、マスコミ自身の構造的問題として抱えられた点に端を発していることを、暴露されてしまったのである。


日本のマスコミは政府からの圧力によって萎縮しているのではなく、自身の既得権を守りたいがために抑圧的になっているのだ。


ところで、中には残念な質問者も数人いて、「沖縄は弾圧されている!」とか「外国特派員協会に弾圧があった」とか。
日本の質問者に主に残念な人が多かったことも、残念である。

そして、最後の質問者がちょっとフォロー不可能なレベルの、「イヤ、オマエもう帰れよ」「だって質問じゃないよね、それ」くらいの勢いだったのが印象的だった。

それはさておき、気になったのは、冒頭に取り上げた韓国紙の内容である。これは、後ろの方のアレな質問者の後で、朝日新聞社の記者が質問していた。……えー、朝日新聞?と思った方は、心が曇っていますよ!!

まあ、ご心配の通り、意味不明な感じの質問だったのだが。

朝日新聞の記者は、質問の中で慰安婦問題はどうか?という話に言及し、それに対してデビット・ケイ氏は「教科書問題の中身に慰安婦に関する議論が少なく、教科書選定のプロセスで政府の意図が反映される可能性が感じられた」と、そのように言及している。
ケイ特別報告官は、日本政府が歴史的な事件の解釈に介入することを避け、このような重大な犯罪を市民に伝えるように努力しなければならないと勧告しました。
僕が聞いたのは通訳を通しての内容なので、ニュアンスが若干違うかもしれないのだが……、韓国紙の方はかなり恣意的な書かれ方をしてるよね?
ケイ特別報告官は、特に日本軍慰安婦被害者である金学順さんの証言を初めて報道した上村隆前朝日新聞記者のあらゆる脅威が行われたことも表現の自由を阻害した事例と指摘しました。
……そんな部分あったか??
「慰安婦問題は歴史上の恥ずべき部分だが、正確に伝えなければならない」みたいなことは言っていたが、韓国のうそつきバアサンに関して言及していた部分は無かったような……。


そんな訳で、色々な報道があるが……、僕がyoutubeで見た限りは、割とこの特別報告官のデビット・ケイ氏は公平な報告をしていたように思われる。
伝聞にすぎない部分は伝聞であることが分かるように、他国との比較は「する立場にない」という理由で避け、調査を行った結果は、ハッキリと述べていたように思われる。

尤も、教科書の内容については「報道の自由」や「表現の自由」に偏り過ぎるあまり、教育を行うプロセスの一環だという視点が抜けていた様に思えるのが残念ではあるが、一つの見方として捉えるのであれば、妥当な範囲なのかなと。

ネットや報道の内容を鵜呑みにせずに、自分で視聴されることをお勧めしたい。


ランキングへの応援クリックよろしく!
人気ブログランキングへにほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ

2 件のコメント :

  1. 民主党政権は当初、記者クラブの解散を掲げていましたね。その結果、既得権益の喪失を恐れたマスコミを敵に回してしまい、しっぺ返しを食らいました。民主党自体にも問題はありましたが、全マスコミが一斉に民主党叩きに走ったのはそのせいですね。あの時、記者クラブを解散出来ていれば今の日本は違っていたでしょう。

    返信削除
    返信
    1. 民主党政権に何かを期待しようというのが間違いでしょう。
      確かに彼らの政策は、実現出来れば凄いと思うものも結構ありましたが、絵に描いた餅は所詮食べられません。
      そうした政策を実現出来てこその「政治」なのですから、さもありなんというか。
      「記者クラブ」の解体は、マスコミの既得権に切り込むことですから、並大抵では無いでしょうねぇ。
      安倍政権がやってくれればいいのですが、そこは余り期待できない気がします。

      削除

お気軽にコメントを!ハンドルネームは面倒でもお願いします。