2016年4月27日水曜日

日中韓の環境大臣会合に意味はあるのか?

技術を毟られるだけ、という気はするが……。

きょうから日中韓・環境大臣会合 大気汚染など議論

4月26日 4時04分
日本と中国、韓国の環境大臣会合が26日から静岡市で始まり、中国で深刻化するPM2.5などによる大気汚染の防止に向けて各国の技術を共有するネットワークの構築などを主要テーマに議論される予定です。
問題意識を共有できる事には意味があるといえばあるが……。

このブログでも、支那の大気汚染に関しては散々やったしPM2.5の話も色々突っ込みを入れた。
特に支那の環境汚染は深刻なのだが、韓国も人のことを笑っていられるほどキレイでは無い。

【萬物相】大気汚染に奪われた韓国の春

記事入力 : 2016/04/25 14:45
 今月23・24日、韓国各地が黄砂に見舞われた。済州島を除く全国のほとんどの地域に粒子状物質(PM)注意報・同警報が発令されていた。特に23日正午には、ソウルのPM濃度は215マイクログラムに達した。視界も極度に悪化し、野球ボールが飛んできてもよく見えないほどだった。公園や遊園地では、人々の姿が普段よりも目に見えて少なかった。
え?黄砂だから、支那が原因でしょ?と思うのは早計である。


この記事でも言及されているが、韓国の大気汚染には傾向があるそうだ。
今月に入ってからは、毎週末に黄砂やPMが飛来し、行楽客の減少につながった。韓国気象庁と環境部(省に相当)は「週末に空気が悪くなるのは、特に理由はなく、単なる偶然だ」と説明しているが、そうとは思えないものだ。
いやいや、そんな都合の良い偶然があるかと。
環境当局は、PMの場合、中国から飛来するものが30-50%を占め、残りの50-70%が韓国で発生するものとみている。だとすれば、その50-70%を減らすために、できることは決して少なくないはずだ。PMを発生させるディーゼル車を規制したり、排気ガスの排出量が多い車の都心への進入を規制したりすることなど、検討が可能な対策は一つや二つではない。国民も公共交通機関を利用し、省エネを心がけるといったことを実践すれば、PMの発生量を減らすことができる。
実は、韓国国内でも大気汚染の要因はあるのだ。むしろ5割くらいは韓国国内要因の大気汚染なのである。
週末に空気が悪くなる、というのは車の稼働率などに関連性があるとみて良いだろう。


つまり、支那の大気汚染の要因と、韓国国内の大気汚染の要因は、別の理由によるものなのである。

そもそも、大気汚染は、汚染源から離れれば離れるほど影響が飛躍的に弱まる。三次元的に汚染が拡散し、重い粒子は早々に地面に落ちてしまうからだ。途中で雨にでも遭えば大半は洗い流され、海洋を汚染する結果になる。
韓国の首都ソウルでの大気汚染の深刻化は間違い無く、首都一極集中の弊害と交通事情の悪化によるものだ。

では日本はどうか?
実は日本国内の状況も劇的に良くなっているとは言い難い。むしろ、ここ10年ほどは横ばい状態である。
日本の大気汚染は半分を外国由来だと断定できるにしろ、未だその半分は国内由来なのである。流石に韓国のような外出禁止の措置が採られるほどでは無いものの、多くの国民は花粉症に苦しみ、その原因が大気汚染にあると言う人も少なくない。特に窒素酸化物の影響によるものは深刻で、改善が進んでいない。


要は、三者三様の問題を抱えているというわけだな。
とはいえ、日本が抱えている問題は、支那も韓国も抱えているが問題にされていないだけなので、支那や韓国にとって日本の技術が欲しいのは指摘するまでも無い。
会合は26日から2日間、静岡市で開かれ、中国で深刻化し、日本や韓国への影響も懸念されるPM2.5などによる大気汚染対策や地球温暖化対策などが主要なテーマとなります。大気汚染対策では日本や韓国が持つ技術を中国で活用してもらうためのネットワークの構築が議論される予定で、技術情報のデータベースを作ってインターネット上で公開することや日本企業の技術を紹介する展示会の開催などで合意する見通しです。
日本の技術はともかく、韓国の技術……??
ま、まあ、何かしらはあるんだよね、きっと。


そして、きっと碌な話にならない。
26日は丸川環境大臣が中国の陳吉寧環境保護相や韓国のユン・ソンギュ環境相とそれぞれ会談する予定で、27日共同声明を取りまとめて閉幕する予定です。
共同声明を取りまとめて……って、どうなったかというと……。

災害廃棄物対策で協力へ=日中韓環境相会合が閉幕

静岡市で開かれていた日中韓3カ国の環境相会合は27日、微小粒子状物質PM2.5による大気汚染問題や、地球温暖化対策など各国が連携して取り組むべき対策を盛り込んだ共同声明を採択し、閉幕した。熊本地震を踏まえ、災害廃棄物の処理経験や政策を3カ国で共有し、協力していくことも新たに決まった。(2016/04/27-15:32)
いや、「災害廃棄物の処理経験」って、支那のそれは埋めるだけじゃん!高速鉄道みたいに!高速鉄道みたいに!
「政策」だと……?支那のそれは力業だよね?

日本では支那の経験や政策は全く利用価値が無いし、韓国に期待するのが間違いである。つまり、丸損と言う訳か。
地球温暖化対策の新たな国際枠組み「パリ協定」の早期発効に向けて取り組むことでも合意した。
マシな話は、これくらい??

パリ協定の早期発効が実現出来れば、支那や韓国の横暴な環境政策に一定の歯止めがかかる……、かもしれないが、あれって罰則も無いんだよね。

韓国は、海洋投棄の禁止が2016年1月1日にようやく実現するという話があった。

韓国「廃棄物の海洋投機国」、一番遅く卒業

2015年12月28日14時38分
  来年からは、韓国が陸上廃棄物を海に捨てるという不名誉から脱することになった。陸地から出た廃棄物を海に捨てることが来年1月1日から全面禁止される。韓国は海洋投機防止協約であるロンドン協約に加入した87カ国中の1つだ。日本が2007年に中断し、中国もすでに海洋投機を中断したが、韓国は今年まで廃棄物を海に捨てていた国としては加入国中で唯一だった。
これがヒドイ話で。
排水汚泥の場合、今年937万トンが発生してこのうち920万トンはリサイクル・埋め立て・焼却などの方法で陸上で処理し、残りの17万トンは海に捨てた。
2015年ですら17万トンの排水汚泥を海洋投棄している。
それも竹島付近がゴミ捨て場だというのだから、日本としては業腹だ。

減らない漂流ゴミ ゴミ投棄の罰金、韓国は日本の100分の1

2016.03.18
 3月中旬でも冬型の気候が続き、日本海沿岸は波が高い。漂流ゴミはまだまだオンシーズンで、絶え間なく韓国や中国からの産業廃棄物や生活ゴミが、砂浜に打ち上げられている。
 ゴミの減らない理由が、ハングルの麻袋にあった。袋の表には「漁業用氷」と表記があり、「廃棄物の無断投棄は100万ウォン以下の科料が課せられる」という注意書きも併記されていた。
罰則も100万ウォン程度(日本だと約10万円)と、発覚したところで痛くも痒くも無いレベルである。
禁止になったからと言って、捨てていないわけじゃ無いだろうね。


つまり、韓国にしてみても条約を積極的に守る気はさらさら無いのである。

そうしてみると、一体、今回の会合は何だったのかという話。
確かにPM2.5を問題視するという視点が共有できた点には意味があるかも知れないが、調査や解決は主に日本の責任で、日本の技術持ち出しで行われる事になりそうである。
何が腹立たしいって、そうした技術は支那や韓国に入ったが最後、「国産技術アル・ニダ」とか言い出す可能性が高いというわけ。
加えて、支那の場合は「効率が悪い」という理由で、環境対策設備を止めてしまうというのだから、どうして良いやら分からない。


無論、徒労に終わるとしてもやらねばならないことなのだろうが……、余りに不毛だ。

日本は支那や韓国の風下にあたるので、大気汚染への影響は深刻である。だから、協力をと言う話になるのは、悔しいが理解できる。もちろん、共感できるわけではないが。

問題は、支那や韓国に問題を解決する意思がさらさら無いという点だ。


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