2016年5月10日火曜日

「憲法学者」小林節氏が参院選に出馬する茶番

この学者先生に個人的な恨みは無いが、選挙を茶番劇にして政治を己が欲望のための道具にするとは度しがたい話だ。

憲法学者の小林節氏が出馬表明 「国民怒りの声」設立 「反安倍政権」旗印に10人以上擁立目指す 

2016.5.9 14:40
 憲法学者の小林節慶応大名誉教授(67)が9日、都内で記者会見し、夏の参院選比例代表に政治団体「国民怒りの声」を設立して出馬する考えを表明した。
何より、党名と政策がふざけていることこの上ない。


無論、どのような政策を掲げ、どのような党名を付けて出馬しようとも、それは言ってみれば個人の自由である。勝手にやって頂ければ良い。
基本的には、ね。
ただ、この小林氏のふざけっぷりはなかなかである。
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まず、設立する政治団体の名前だが、「国民怒りの声」なんだとか。しかし、そもそも大学教授のような人種は、世間ずれしている部分があり、とても国民の声を代表するような人材がいるとは思えないし、この小林氏の考えもなかなか偏りがあってついて行けない。

何やら憲法学の大御所らしく、慶應義塾大学を卒業され、博士課程も修了して活躍なさっている方なのだとか。
安全保障関連法廃止や言論の自由確保、憲法改正阻止などを掲げて「反安倍晋三政権」を訴えた。
そんな人物が、「安全保障関連法廃止」「言論の自由確保」「憲法改正阻止」の3点セットを掲げて選挙戦を戦おうというのだからビックリである。


そして、何がオドロキかって、この人は元々憲法改正論者だったのである。
こんな本もお出しになられているが……、安倍政権下での憲法改正には反対なんだと。意味が分からない。
そして、集団的自衛権の行使容認についても「ちょっと考えが変わりました」という気軽な変節の言葉と共に、「集団的自衛権というのは、私の考える憲法改正案でももういらない」などと言う始末である。


この人の主張は非常に意味が分からないのだが、記者会見でこんな事を仰っている。
小林氏は記者会見で、安保関連法を成立させた安倍政権を「公然と憲法を破った。立憲主義の危機だ。戦争の危険を現実のものにした」などと批判し、打倒を宣言。「安倍政権の暴走を止めたい」として、参院選で自民、公明両党の与党や民進、共産両党などの野党でもない「第三の旗」として無党派層の受け皿となる意向を示した。
安全保障関連法案の成立のどの辺りが憲法を破ったことになるのかがよく分からない。無論、個人的には安全保障関連法案には反対というか、不十分なので、使えないと感じている。だから、アレが素晴らしい!等と言うつもりは全く無いが、「憲法を破ることになるからダメ」とか意味不明である。

もし、法律が憲法に反するというのであれば、最高裁で戦えば宜しい。
もちろん、政治家になって自らの考えを主張されることは構わないのだが、憲法を何よりも優先するみたいな考え方には、どうしてもついて行けない。


さらに、具体的な政策を掲げているのだが……。
 具体的な政策としては、来年4月の消費税率10%への引き上げ延期、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の再交渉、原発廃止、戦争法廃止、「憲法改悪」反対などを掲げた。
民進党や日本共産党と一体何が違うのかがよく分からない。
 小林氏は民進党や共産党、市民団体などの集会に積極的に参加し、安倍首相の政権運営を批判していた。
それもそのはずである。何しろ、一緒に活動していた活動家だったのだから。


だが、政治に首を突っ込もうとしたら民進党や日本共産党に忌避感を抱かれたらしい。
参院選改選数1の1人区では「野党統一候補」の擁立を積極的に促し、民進党の一部議員らと野党間で比例代表の統一名簿をつくることも画策したが、民進党執行部は統一名簿への参加を拒否していた。
何のことは無い。受け容れられないから、自分で政党を立ち上げようとしている、それだけの話なのだ。
「晩節を汚す」という言葉があるが、宮崎駿氏やこの小林節氏は、「どうしてこうなっちゃったのか」というレベルで残念極まりない。



無論、僕はこの人と考えが違うからと言って、小林氏を非難しようという積もりは無い。
意見の変節についても、人間誰しもあることではある。
だが、「名誉教授」として学生達に学問を教えていた立場の人間が、余りに簡単に意見を180度変えるようだと、それは「詐欺」と言われても仕方が無い。小林氏はこの点について理論的に説明をする責任がまずあり、選挙に出るのはそれからでも遅くは無い。

そして、自らの考えを主張するつもりなのであれば、民進党や日本共産党などと言った、政治家と言うよりもテロリストに近いような活動をする人達と付き合うのは止めた方が宜しい。
民進党は民主党時代、鳩山由紀夫、菅直人といった稀代の変人達によって政治をメチャクチャにし、行政の足を引っ張った。特に鳩の沖縄に関する防衛政策を引っ繰り返した暴挙や、勝手に二酸化炭素排出量削減を世界に宣言するような愚挙、菅直人の3.11後の対応は「最悪」等という生温い言葉では言い表せないほど酷いものだ。
日本共産党は、そもそも公安に目を付けられている要注意集団であり、かつては幾つものテロを起こしている人物を擁していた時代もある。まあ、民進党の幹部も活動家揃いという点では似たようなものだが。



ああ、なんだか書いていて頭が痛くなるのだが、これが日本の政治の現状でもある。
無論、自民党が良いなどと言うつもりは無いが、しかし、他に政権担当能力のある政党がゼロと言うことそのものが、日本の政治の混乱っぷりを示している。

この小林氏にそれを期待できるかというと、それは多分無理だろう。防衛政策1つとっても、全くと言って良いほど理解が無いようだから。
「引きこもり専守防衛論」等と言っているが、自衛隊の能力的に引き籠もって専守防衛できるというのは夢物語レベルの話。核武装でもすればまた別なのだろうが、そんな気はさらさら無さそうだしね。

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