韓国陸軍、K2戦車を追加生産することに決定

え?マジ?

韓国軍:新型戦車「K2」を追加生産、北の機甲師団に対抗

記事入力 : 2016/05/12 09:41
 韓国軍は最新型のK2戦車100両以上を追加で生産し、最前線に配備する方針であることが11日までに分かった。
確か200両作る予定だったので、それが300両になったって話なんだな。


このブログではお馴染み韓国の最新型戦車K2「黒豹」だが、色々な問題を抱えていることは既によく知られた話。
k2kurohyou
ただ、チラホラとK2戦車を使った演習の話も聞くようになったので、それなりのモノが出来上がったと言う認識なんだろうね、韓国軍は。
最近になって北朝鮮・朝鮮人民軍が新型戦車を新たに導入し、機甲師団を大幅に強化したことが伝えられているが、今回の措置はこれに対抗するものだ。
時々忘れそうになるが、北朝鮮と韓国は未だに戦争継続中である。
そして、北朝鮮と韓国とは陸続きだ。
だから、北朝鮮が大幅に機甲師団を強化した、と聞けば、コレに対向して韓国側も韓国陸軍の強化は必須である。

だから数と性能のバランスを採るというのは、ある意味当然ではあろう。
 現在、朝鮮人民軍が保有する戦車は4300両以上、これに対して韓国軍の戦車は2400両余りで、数的には北朝鮮が1.8倍も上回っている。北朝鮮が先軍などの新型戦車を配備する前は、韓国軍のK1やK1A1などが北朝鮮の旧型戦車よりも性能面で優れ、数的劣勢をある程度は挽回できていたとされている。しかし北朝鮮は最近、新型の先軍や暴風を数百両新たに配備したことが伝えられ、韓国軍は戦車部隊の戦力バランスに変化が生じたと主張している。
尤も、北朝鮮の4,300輌以上と言われる戦車のいったいどの程度が実践に耐えられるのかはいまいちよく分からない。
数の上でカウントされているのは、暴風号やソ連から輸入したT-72、T-62、爆風号、59式戦車、T-55やT-54辺りかと思われる。ただT-34といった骨董品も運用されているとも言われ、一体どれだけの戦車を持っているのやらと言う状態だ。
後は、軽戦車に分類されるPT-76、PT-85、62式軽戦車、63式水陸両用戦車などもカウントされている可能性はあるな。それにしても4300輌とはすげーな。


一方の韓国の方はというと、K2戦車の調達が始まっているが、最終目標が200輌ということだったが目標が大幅にずれ込んでいるので、配備完了がいつになるのかはよく分からない。実数も35輌くらいは配備されている様だが、調べてもよく分からなかった。

Wikiに書かれていたのはK1A1(484輌)とK1(1027輌)のK1戦車シリーズ。現役であり主力戦車でもある。
そして、老朽化が進んでいるT-80U(33輌)T-80UK(2輌)、M48A5K(480輌)が現役らしい。
コレを足していくと、「484+1027+35+480=2026輌」なので、374輌くらい数が合わない。これはM48A3Kがカウントされていないからだと思われ、M48A3Kが350輌くらいはある計算になるんだろうね。

数の上では2倍程度の差の開きがあるわけだが……、この性能差を埋めるのがK1戦車やK1A1戦車、K2戦車なのだと言う説明である。


ところが、暴風号など100輌を調達する話が出たので、コレに対向してK2戦車を100輌という話なのだとか。
正直、僕としては韓国陸軍はK2戦車を増やすより先に戦車の搭乗員の訓練をもっとしっかりやって、現行兵器のメンテナンスに注力すべきだと思うんだ。
実際に戦える戦車の数を増やす方が理に叶っている。

だって……。
まず、K2戦車の200輌のうち100輌はドイツ製のパワーパックを採用すると言う話で決着がついていた。
そして、韓国産のパワーパックを載せたK2戦車も生産開始したと報じられているので、そろそろ納品が終わってテストが開始されていても不思議は無い。


当然、追加生産と言う事になれば韓国産パワーパック版を増やすという話になるはずで(そうで無ければ、採算が合わないと思われる)、パワーの無い方が増えるという不幸な話に。
更にニュースを取りこぼしていたのだが、こんな話も。

先進的な防護装置搭載されないK2戦車... 「名品戦車」無残

記事入力2014-09-29 22:18
<アンカーコメント> 名品戦車といっていいK2黒豹戦車に先端防護装置が装着されていないことが確認されました。なぜそうなのかバクソクホ記者が取材しました。
この先進的防護装置というのはハードキルタイプのアクティブ防御システム(APS)のことらしい。
簡単に言うと、ミサイルで狙われた際に、ミサイルが着弾する前に何らかの投射物をミサイルにあてて迎撃するシステムらしい。有名所では爆発反応装甲と呼ばれる着弾と同時に戦車の外側に爆発する装甲を備える事で、攻撃力を相殺するといったシロモノがある。
K2戦車に搭載が予定されていたのはロシアが開発したアリーナと呼ばれる防御ロケットを打ち出すタイプのAPSらしい。


まあ、ハードキルタイプのAPSは色々問題もあるので、搭載されない方が無難だとは思うんだが……。
K2戦車に向かって敵対戦車ロケットが発射されます。戦車レーダーが探知してわずか0.3秒以内に対応弾を発射して飛んでくるロケット弾を空中爆破させます。
お金が無いから搭載を見送ったというのが正解らしい。
そりゃ、1輌あたり80億ウォン(8億円相当)もするからねぇ。

そんな訳で、100輌増やすとなるとざっと8000億ウォンのお金が必要になることを考えると、この追加調達計画も口だけの可能性は高い。加えて、調達しても韓国版のパワーパックを積むという残念な仕様になるので、積極的に導入するのは躊躇せざるを得ない。


とはいえ、暴風号の調達の話が本当だとすると、韓国陸軍としても指を咥えて見ているわけには行かないだろう。
 韓国軍にもK1A1やK2(黒ヒョウ)などの新型戦車は配備されているが、旧型のM48系列も現在700両以上残っている。ちなみにM48の主砲は口径90ミリあるいは105ミリで、北朝鮮の最新型に比べて性能面で見劣りするとされている。
一番現実的なのはK1A1戦車を増やす事だと思うんだが……。K2戦車を増やしちゃうんだよねぇ。

ちょっと気になるのが、「国産の新型対戦車ミサイル『玄宮』」という下りだ。動画もそれらしいのがあったので確認したが……。配備されるのかね?これ。まあ、この辺りは又詳しい事が分かったら何れ。

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コメント

  1. >戦車の搭乗員の訓練をもっとしっかりやって、
    肝心の訓練システムが軍の要求性能を満たしてない、みたいな話もありますが。

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    1. 要求性能は、兵器の能力に合わせて引き下げられるので問題ありません!

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  2. K1A1も欠陥てんこ盛りのお笑い戦車だからこそ韓国軍は『K2の方がマシだ!!』と判断したのかも知れませんね。

    K2を300両以上生産するという事はM48A3Kを全車廃棄してM48A5Kを予備役にまわす予定なのだと思うけど、主砲弾の互換性を考慮すればT-80UとT-80UKも全車退役させて主砲弾が二種類(『120mm滑空砲弾(K1A1・K2)』&『105mライフル砲弾(M48A5K・K1)』)になるような配備計画にした方が良いような気がします。

    ……いっそのことK2の増産計画をキャンセルして、トルコからアルタイ戦車を200両輸入するという配備計画(K2を200両生産・アルタイ戦車を200両輸入、M48A3K・T-80U・T-80UKは全車退役)の方が現実的かも知れない。

    (K2とアルタイ戦車の並行調達なら、主砲弾とパワーパックを共通化できるというメリットがある…のかな?)

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    1. K1A1も色々やっちまった戦車みたいですからねぇ。
      寧ろ、元々のK1を作ったほうがマシという話もあるでしょうが、流石に近代化に乗り遅れている部分があって、新しく作るにはちょっと。

      そもそも、韓国軍って兵器を近代改修しないので、古い奴は古いまんまなんですよね。技術力がある!とホルホルするくらいなら、近代改修くらいやっていればいいのに……。
      というわけで、作るならやっぱりK2戦車というのが妥当なのでしょう。

      でも、兄弟分のアルタイ戦車なら逆輸入するのはありですね!まあ、アルタイ戦車も情報が少ないので、何処まで使えるレベルになっているのかははっきりしませんが。

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