フィリピンは何処へ向かう?

次期大統領はなかなか傑物らしいね。

南沙諸島「中国が違法占拠」=日本の経済協力に期待―比次期大統領が記者会見

時事通信 5月16日(月)9時25分配信
 【マニラ時事】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ次期大統領(71)は15日深夜、南部ダバオ市で記者会見し、中国と領有権紛争の続く南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島について、「中国にわれわれのものだと主張する。彼らは違法に占拠している」と述べ、中国側に自国の領有権を主張する考えを明らかにした。
この発言がどの程度の意味を持つかは測りかねるが……。


少なくとも、合理的な判断ができる人間ではあるようだ。
 中国に対して柔軟な方針をとるかについては「中国と戦争をしないという意味では過去にそう言ったが、妥協という意味ではない。それは不可能だ」と領有権問題では妥協しない姿勢を示した。ただ、同時に、中国とは友好関係を築きたい意向も強調した。ドゥテルテ氏は16日に中国大使と会い、こうした方針を説明する予定。 
しかしまあ、それが支那と争わないことを「理に叶う」と判断した場合には、日本にとってはなかなか厳しい。
フィリピンは、日本のシーレーンの途中に位置する国で、支那と組まれては厄介だ。


ただ、中華思想とは本来、支那が全ての国の頂点に立つというもの。華夷思想とも呼ばれるが、自らが世界の中心となり、宇宙の中心となるという考え方は、程度の差こそあれ支那では古くから信じられていた。
まあ、支那という広大な土地を統べるにあたって、その様な思想があってもおかしくは無いし、要は自身を肯定し他を貶めることで征服する正当性を持たせるという試みは、別に支那だけに留まらず、どんな国にもある。
そして、中華思想が支那では殊更残虐な行為が行われる土台になってきた歴史的経緯があり、今なお支那人以外は支那に従うべきだ、的な発想はあるようで。

つまるところ、フィリピンや韓国が支那と組むという選択をしたところで、支那にとっては下僕が増えた程度の認識でしか無い。
都合が悪くなれば、蹂躙される対象である事には変わらないのである。


そうした事まで理解できるのが次期大統領になったとしたら、フィリピンはもっと発展する余地があるのだろうが……、どうなんだろう?

フィリピン次期大統領、死刑制度復活の意向表明

AFP=時事 5月16日(月)9時37分配信
【AFP=時事】先週フィリピンで行われた大統領選で勝利したロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)氏(71)は15日、犯罪撲滅策の一環として、死刑制度の復活を目指す意向を明らかにした。また、警察に容疑者の射殺を許可する方針を示した。
こんなニュースも流れているが、凶悪犯罪が横行するフィリピンにあって、警察権力を強化することで犯罪抑制に効果を上げたいと望むのは分かる。


フィリピンでは現状では死刑制度が廃止されている。
 フィリピンでは2006年、当時のグロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)政権により死刑が廃止された。だがドゥテルテ氏は、死刑を今後、麻薬犯罪や強姦(ごうかん)、殺人や強盗などの広範な犯罪に適用したいと述べている。
だが、それでは凶悪犯罪に対する抑止力となりにくい。
そういう意味では、犯罪抑制の効果があるのかも知れないね。ただ、こうした強硬な政策は短期的には効果があげられても、長期的に見るとなかなか厳しい場合もある。
そして、ドゥテルテ氏はこんな事も。
同氏はさらに、公共の場での午前2時以降の飲酒や、子どもが大人の同伴なしに深夜に外出することを禁止する措置を導入すると宣言した。子どもが街頭で保護された場合、親が逮捕・収監されることもあるとしている。
……なかなか過激だな(苦笑


しかし、日本のように夜間に女性や子供が出歩いても、犯罪に巻き込まれにくいという状況は、多くの国では考えられない。

フィリピンでなぜ韓国人相手の凶悪犯罪が続発するのか・・メディアの分析に韓国ネット「アジアでは日本人が一番人気」「謙虚じゃない民族性が…」

2015年1月27日 20時57分
韓国外交部は27日、フィリピンの首都マニラで22日に誘拐された韓国人4人が26日夜に解放されたことを明らかにした。この事件を機に、韓国ではフィリピンの治安などに関心が高まっている。
こんなニュースも流れていて、当時は「韓国人なら仕方が無い」とか思っていたが、特に韓国人が狙われたというわけでも無いだろう。

身代金目当てで誘拐をするにあたって、外国人を狙うケースは多いと思うが、特に韓国人を狙うという必然性は無い。

つまり、この手の犯罪は、フィリピン国内で全体的に増えているのだと理解してもそれ程的ハズレでは無いだろう。

フィリピン国民もそれを憂慮しての次期大統領選出と言う事になったのだろうから。

……ただ、こうした強権を発動できる立場にある人間は、一歩間違うと私腹を肥やす方向に舵を切ってしまうことは良くある話。
フィリピンが今後何処に向かってしまうのかは、気になるところだ。

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