2016年6月21日火曜日

韓国、海上作戦ヘリコプターを開発へ

お、おう。

韓国、「ヘリの花」海上作戦ヘリコプターを欧州と共同開発へ

2016年06月17日13時56分
  韓国型ヘリコプター「スリオン」(KUH-1)を開発して生産中の韓国航空宇宙産業(KAI)が、欧州航空機製作企業エアバスと協力して海上作戦ヘリコプターを開発することにした。
エアバスと組んでヘリコプター開発かぁ。


韓国海軍が碌なヘリコプターを持っていないという話はこのブログでも取り扱ってきた。
海上作戦用ヘリコプターを開発と言うことらしいのだが、まあ、海上作戦用ヘリコプターが必要なのだろうね。
まずは、リンクを2つ紹介しておこう。
1つめの方は、韓国陸軍関連のリンクとなっている。が、韓国陸軍のヘリ事情を先に紹介するには訳がある。
KUH-1_Surion_Prototype_Flight_Test_(13614106523)
こいつが、韓国陸軍の誇るKUH-1「スリオン」と呼ばれる「韓国産」のヘリコプターだ。


実は韓国は、北朝鮮と敵対関係にある関係上、戦車やヘリコプターの配備には非常に気を遣わなければならない立場にある。
……だがまあ、その実情はかなり悲惨なもので、MD500と呼ばれる老朽化した軽量ヘリコプターを主戦力として運用する始末である。
一応、攻撃ヘリコプターであるAH-1F「コブラ」(52機)や、AH64E「アパッチガーディアン」(36機)という、対戦車用の兵器を配備しているものの、圧倒的に数が足りないこともあって1976年導入以降使い続けているMD-500を退役させられないという状況。

流石にそれはマズイと言うことで、代替ヘリコプターとして有望視されているのがKUH-1「スリオン」なのである。
ただ、このスリオン、欧州のユーロコプター社(現エアバス・ヘリコプターズ社)との共同開発という流れで開発が進んだが、現実的にはEC 155やEC 175、AS 332辺りの技術を流用した劣化コピー商品である。ある程度は新機軸の技術を盛り込んではいるらしいのだが、そもそも韓国の製造技術に問題があるので既に色々と問題も指摘されている。
結構オオゴトのようだぜ?
韓国陸軍だけで245機調達する予定らしいが、予定は延び延びになりそうだな。
そもそも、エアバス社から色々と技術移転を受ける予定だったのだが、それがほとんど実現しなかっただとかお粗末な話もあって、機体の亀裂の問題などが本当に韓国で解決できるのか怪しい。


さて、韓国陸軍はこのような事情で、新たなヘリコプターで装備を刷新しつつあるが、韓国海軍はどうか?というと、こちらもはかばかしくは無い。
韓国海軍は潜水艦を発見するためにヘリコプターを運用する予定にしているのだが、現在保有しているのはリンクスMk.99というヨーロッパ製の対潜ソナーを備えたヘリコプターのようだ。それが23機ほど導入されていて、その他にUH-60P「ブラックホーク」を8機、UH-1「イロコイ」を8機、SA 316「アルエット3」5機という感じのようで。

そこそこヘリコプターを保有しているように感じるのだが、しかし何故か防錆処理をしたものが少ないらしく、実際に運用するには色々問題があるようだ。
韓国海軍が運用する独島級揚陸艦など、ヘリコプター搭載タイプの揚陸艦であるにも関わらず、配備されているヘリコプターが無いと言う不思議っぷり。
仁川級フリゲートにもヘリコプターが搭載される予定だが、AW159「リンクス・ワイルドキャット」は今のところオーダー中となっている。
何やら色々欠陥があったとか、性能面で問題があるとか大騒ぎのようで、配備が進んでいないようなのだ。


とまあ、そんな事情もあって、韓国海軍が「スリオン」を「海上作戦に使えるようにしてくれ!」と要望するのは、至極当然というか。
AHのラムベール・マーケティング首席副社長は「海上作戦ヘリコプターは今後10年間に約250機の需要があると予想される」とし「スリオンはこのうち30%以上の市場シェアが可能」という見方を示した。業界は、現在1100機の海上作戦ヘリコプターが運営中で、約70兆ウォン(約6兆円)の市場規模とみている。
何かエアバス社の副社長が風呂敷を広げているが、こうした取らぬ狸の皮算用に喜んで尻尾を振ってしまうのが韓国である。
  ラムベール首席副社長は「AHはスリオンの海上作戦ヘリコプター開発のために、胴体の折りたたみなどテクニカルサポートを積極的に遂行する」とし「事業の成功を確信する」と述べた。
こうした技術的な問題以前に、韓国にはヘリコプターを防錆仕様にする技術が足りないのである。
防錆のために専用の塗料を厚塗りにすることとか、電装部品関係を塩害に強くするために専用品を使ったり、金属も部分的に腐食に強いステンレスを採用する必要があるなど、色々と気を遣う必要がある。その上、こうした処理はヘリコプターの重量そのものを重くするという問題があって、技術的なハードルは結構高い。


良いようにエアバス・ヘリコプター社にお金を毟られるだけじゃ無いのかな?
それに、一番大切な部分が、韓国海軍にとってはネックになりかねないんだよね。それは、こうした防錆処理を施したヘリコプターを運用するにあたって、丁寧なメンテナンスが必要なのだが、韓国軍にとってはメンテナンスは最も苦手とする分野だ。
首尾良く防錆仕様のヘリコプターが出来上がったとしても、運用がままならない状況に陥るのは目に見えている。

……もうさ、防錆仕様のヘリコプターを買って、整備マニュアルも完備して貰った方が絶対お得だって。


ランキングへの応援クリックよろしく!
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ

6 件のコメント :

  1. ブログ主の言いたい事は解りますが、韓国には例え形だけでも「自国開発」をする必要が有ります。
    どんな物でも輸出して外貨を稼ぐ必要が有るためです、例え主要部品がほとんど海外製で実質的な利益が無くてもそうせずには居られないのが彼らの性なのです。

    返信削除
    返信
    1. 確かに、K9自走砲はそれで一応成功していますし、やる価値はあるんでしょうね。
      ただ……、それでは自国の産業はいつまで経っても進歩しませんし、軍事的にもあまり意味は無いんですよね。
      自前で1から作れるようになってこそ、だと思うんですが。

      削除
  2. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年6月21日 11:16

    いろいろツッコミ入れたいですが、それは「助けない、教えない、従わない」の基本方針に抵触するので...

    >もうさ、防錆仕様のヘリコプターを買って、整備マニュアルも
    >完備して貰った方が絶対お得だって
    「整備マニュアル」通りの作業ができるかどうか疑問なので、得になるとは思えません。
    確かに「ケンチャナヨ~」は(短期的には)楽だけど、長期的に見れば...

    若干「なんくるないさ~」も、似た感じがするよね。

    返信削除
    返信
    1. 非韓三原則ですな。

      整備マニュアルがあってもまともに整備できない可能性は高いのですが、それでも、指針が無いよりはマシだと思うんですよね。
      長期的に見れば、開発して自国の技術を蓄積する方が良いとは思いますが、韓国に「蓄積」という言葉は似合いませんし現実的じゃ無いですからねぇ……。

      削除
    2. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年6月22日 7:51

      「非韓三原則」は「助けない、教えない、関わらない」です。

      ただ、向こうから擦り寄ってくるので、「助けない、教えない、従わない」を勝手に提唱しました。

      韓国人は、放置したり甘やかすとつけあがるので、ガツンとやって、相手のムリクリな反論は断固拒否が重要と考えます。
      (昨年末の日韓外相会談〈慰安婦問題に関する合意〉が実例です)

      削除
    3. なるほど、「従わない」ですか。

      彼らの行動原理は反日というか、「ウリとナム」の二元論というか、「上と下」の関係というか、そんな感じなので、凡そ付き合えません。
      隣人である以上の意味を持ちたくないですな。

      擦り寄ってくるのでそうも言っていられないのが現状ですが。

      削除

お気軽にコメントを!ハンドルネームは面倒でもお願いします。