2016年6月7日火曜日

生活保護とパチンコ

「適度な息抜きは必要だ!」と、言う意見の人も見かけるが、息抜きならパチンコじゃ無くて良いよね?

市「過度な飲酒、パチンコ慎むように」「従わぬなら生活保護停止も」 市民苦情受け掲示 /四街道

千葉日報オンライン 6月7日(火)8時4分配信
 四街道市が生活保護受給者に対し、過度な飲酒やパチンコを慎むよう促した上で、指導に従わなければ生活保護を停止する場合がある、との趣旨の文書を約2年間、担当課の窓口に掲示していたことが6日までに、市への取材で分かった。
パチンコには依存性があるので、むしろ生活保護受給者には害悪である。


千葉県の四街道市で「過度な飲酒、パチンコを慎むように」という文書を出していたことが問題になったようだ。
受給者が飲酒やパチンコをすることを禁じる直接の規定はなく、市は「誤解を招きかねない内容」と認め、撤去した。
で、撤去するに至ると。

ただ、パチンコはギャンブルであり、酒は嗜好品である。果たして、「健康で文化的な最低限度の生活」に抵触しないだろうか?
個人的にはパチンコはしないし、酒も付き合いで飲む程度である。となると、僕は「最低限度以下の暮らしをしている」ということになるのだろうか?
受給者の支援団体は「行政と受給者の信頼関係を失わせる行為で、行き過ぎだ」と、市が掲示を続けてきたことを批判している。
そして、この話、市が批判されるようなことか?


そもそもこの文章は、内容的に比較的まともだ。
 二つの文書はともに「生活保護費受給者の皆様へ」とのタイトルで、「皆様の中には、過度な飲酒や遊興費(パチンコ、パチスロ等)に浪費している方が見受けられます」と指摘した上で、「再三の指導にもかかわらず、生活保護費の適正な支出がみられない場合は、停止や廃止といった措置を講じなければならない場合もあります」と支給の打ち切りを示唆。また、一つの文書は過度な飲酒などについて「現に(原文)慎むようお願いします」と注意していた。
生活保護費を適性に使っていなければ、停止や廃止に繋がると、それも事実である。
 県生活と健康を守る会連合会の小泉三男事務局長は「過度の飲酒やパチンコは依存症の可能性があり、該当者がいれば個々に医療関係者などと連携しながら改善を目指すべき問題」と指摘。
逆にこれを問題視する方の理屈がよく分からない。


該当者がいれば個々に対応すべき、というのは確かにその通りだと思うが、そもそもケースワーカーが少なすぎて手が足りないのが現状なのである。
理想論を言っても、その問題は解決できない。
そして、人を増やすには金が必要。
「掲示による『見せしめ』は行政と受給者の信頼関係を失わせる上、保護を受けるべき人が申請をためらうなどの萎縮にもつながりかねない」とし、「掲示が2年も続いていたことは問題だ」と話す。
「見せしめ」って、「適切に使え」って言っているだけじゃ無いか。

保護とは一体何なのか



そもそも生活保護は、セーフティーネットとしての機能を期待されていたハズだ。
しかし、このセーフティネットという奴は、一時的に窮地に陥った国民を救う様に設計されていた。

……設計されていたはずなんだけどね、しかし今やその設計自体が間違っていたという話。老人が大半を占めて、「一時的」なんて幻想は通用しないレベルに。そして、生活保護に陥ってしまった人々は、自力で這い上がろうと努力する心が失われてしまう。挙げ句は不正受給が蔓延る始末。今のところ数%程度とはいえ、本来支払うべきでは無いお金が漏れ出ている状況は、本来なら救えた他の誰かがネットの編み目から漏れてしまう事態を引き起こす。

この国には、一体何が足りなくてこんな事になっているのだろうか。
「優しさ」は甘やかすことじゃないんだけどねぇ。

況してや、パチンコのようなギャンブルに金を注ぎ込ませる状況など、あってはならない話だ。



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2 件のコメント :

  1. まあ、権力者が、弱者の弱みに付け込んで、上から目線でああせい、こうせい、と強要しているように見えるんでしょう。

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    1. 確かに、お上からお慈悲を恵んで貰っているという構図は、あまり嬉しい状態ではないのでしょう。
      その上、使い道が制限されては業腹というのも分かります。
      足りないから増額してクレが通るような制度ではありませんから、使い道くらい自由にしろという気持ちも分かります。

      ……でも、税金から出ていることを考えると、やはり節度をもって使って欲しいわけで。

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