民進党は何処で失敗したのか?

選挙が終わってもいないのに「失敗した」とは何事だと怒られそうだが、このままでは間違い無く勝ち目が無い。

「憲法改正阻止」前面に、民進党がポスター発表

2016年06月10日 09時01分
 民進党は9日、参院選用のポスター3種類を発表した。
 そのうち1枚では「まず、2/3をとらせないこと」と掲げ、安倍首相の目指す憲法改正を阻止する姿勢を前面に打ち出した。

残念なポスターも作ったらしい。


まあ、元々こんなポスターだったから、代わり映えしないと言えば、代わり映えはしないわけだが。
ポスター2
「国民と共に進む」などと言っていた民進党だが、実際には国民が置いてきぼりだったことは皆さんご存じの通りである。

政策は打ち出さない、与党の足を引っ張ることしかしない、挙げ句の果てにあの政調会長の騒ぎである。
民主党時代と一体何が変わったのかと。

言っちゃあアレだが、これでも民進党には期待をしていた方だ。
岡田氏が党首になったことも肯定的に考えていたし、「看板を掛け替えただけ」と揶揄されようと、変わろうとする意思はあるのだと評価する部分もあったのだが……。
ここの所、本格的に幻滅する出来事があった。

そして、このポスターである。
ポスター1
新しい奴
なにやら3種類あるらしい。


え?「他人(ヒト)ごとから始まる経済崩壊?」「まず2/3をとれないこと?」「他国民(特ア)と進む?」
大丈夫かよ。

せめて何処に進むつもりか言えよ!

民進党のアキレス腱と言われている外交と防衛、民進党のウイークポイントである経済政策、民進党が苦手としている社会保障分野、民進党の課題と言われている人材不足。これらの問題を抱えていることによる、政権担当能力の欠如など、これらの何れに対しても明確な指針を打ち出せていないのが民進党なのである。

一応、サイトには色々書いてあるんだけれど、ハッキリしたことが書かれていないのは民主党時代から変わっていない。

いやまあ、ハッキリしているのは対安倍というスタンスだな。

しかし、それでも最大野党としての存在感はあったので、政権交代可能な勢力に成長する余地はまだあったのだと思う。

が、民進党は看板を掛け替えるにあたって、いくつかの間違いを犯す。

1つは日本共産党との共闘である。

日本共産党と民進党の理念は、180度、とまでは行かないまでも決して混じることが無いレベルで異なる。
確かに憲法の改正を反対したり、原発再稼働に反対したりと、ある程度の部分で共通点があるのは事実だが、日本共産党は名前の通り共産主義を掲げた団体で、民主主義とはどうしても反りが合わない部分がある。
つまり、基本理念の部分で民進党と日本共産党とはかみ合わないのである。

もう1つは、市民団体との共闘を明確にしたことだ。

そもそも民進党の支持母体は、民主党時代のものを引き継いで自治労やら全日遊連、日遊連等に加え、連合や日教組などである。民団や総連も指示していると言うからなかなか凄い話だが、表だった市民団体との共闘はしてこなかった。
しかし、ここにきて志位るずなどといった市民団体とスクラムを組む様子が散見される。何れも日本共産党の息がかかっていることは言うまでも無い。


鶏が先か卵が先かというレベルではあるが、そんな市民団体と手を組みだした以上は、今後も凋落していく可能性は高い。

それに比べれば、名前を公募するとか、マークを公募するとか、挙げ句の果てにマニフェストまで公募……、はできなかったようだが、それに近いことはやりたい模様。

何より、政権を奪取した際に、再び「ゼロからスタート」の様相を呈しているのが情けない。あの3年間は一体何だったのかという話。
結局、民進党の失敗は、民主党政権時代の反省を何一つ生かせていない点にある。

そういう意味では、相変わらずなのかも知れない。


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コメント

  1. 自らの政策をはっきり出来ない政党など政党ではないでしょうに…
    野党は「憲法改正反対」を声高に叫ぶが、例え国会で承認されても、国民投票にゆだねられるのを知らないのだろうか?
    憲法の内容を議論出来ない国など不幸以外の何物でもないだろうに。

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    1. しかしそんな政治家が大勢いるのも事実なんですよね。
      国民は、政治家の政策をきちんと理解する、或いは、話を聞くべきなのだと思います。政治家と話をして、こちらの意思を伝えることも大切ですが、政治家がナニを考えて政治をやっているかもきちんと理解しないとダメなんだと思います。

      削除

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