2016年6月27日月曜日

イギリス、EU離脱に向けて作業開始

国民がそれを選んだ以上は、それに向けて努力を、というのは当然の流れではあるが……。

キャメロン英首相、離脱向け作業指示…閣議招集

読売新聞 6月27日(月)21時3分配信

 【ロンドン=角谷志保美、ベルリン=井口馨】キャメロン英首相は27日午前、国民投票後初となる閣議を招集し、欧州連合(EU)からの離脱に向けた準備組織を設置し、作業に着手するよう指示した。

ただ、本当に「離脱」するのかどうかは、未だに懐疑的な部分はあるようだ。


何故、こんな事態になったのか?は、ひとえにキャメロン氏の読みが甘かったとしか言いようが無い。

とはいえ、「離脱派」の意見が強かったのは事実。

 英国はEUからの離脱にあたって、経済や司法、環境など様々な分野で、EU法に代わる取り決めを結びたい考えだ。ただ、EUとの交渉が不利にならないよう、事前に丁寧に課題を整理した上で、通知する方針とみられる。

そして、事ここに至っては、離脱に向けて色々と作業をしていかねばならないのも事実。


とはいえ、イギリス国内でも大騒ぎのようだ。

「2度目の国民投票を」170万件超の署名殺到

2016年06月26日 00時18分

 【ロンドン=青木佐知子】欧州連合(EU)からの離脱派が勝利した英国民投票の結果をめぐり、2度目の国民投票を求める声が広がっている。

 英政府が設けるオンラインサイトに登録された請願に、170万件以上の署名が殺到。ただ、英国では国民投票を行うには新たな立法手続きが必要で、再実施は難しそうだ。

気に入らない結果になったから、再度国民投票を!という意味の分からない流れになっているが、今更ねぇ。

国民投票の投票率は72・2%、離脱の得票率は51・9%で、いずれも請願が求める基準に達していない。

投票率が7割あって、5割以上の人間がEU離脱を求めたのだ。


EU離脱を選んだ人が、果たして正確にその影響を把握していたのかどうかは分からないが、混乱の一因になっているのはそうした影響評価がしっかり行われていなかったことにもあるようだ。

<英EU離脱>公約「うそ」認める幹部 「投票後悔」の声も

毎日新聞 6月27日(月)12時15分配信

 ◇直後の訂正、国民の怒りは爆発
 【ロンドン三木幸治】欧州連合(EU)離脱を決めた英国の国民投票を巡り、離脱派の主要人物が訴えてきた公約の「うそ」を認め、国民から強い批判が出ている。ツイッターでは「離脱への投票を後悔している」という書き込みがあふれ、英政府に2度目の国民投票を求める署名は350万人を突破した。

どうやら、離脱派の主張の一部が間違っていたようなのである。

 投票前、離脱派は拠出金が週3億5000万ポンド(約480億円)に達すると主張していた。与党・保守党のボリス・ジョンソン前ロンドン市長らが全国を遊説したバスの側面にも、巨額の拠出金を「国民医療サービス(NHS)の財源にしよう」と書かれていた。
 一方で残留派は、EUから英国に分配される補助金などを差し引くと、拠出金は「週1億数千万ポンドだ」と反論。ファラージ氏は番組で残留派の主張が正しいことを事実上、認めた。

拠出金の話は確かに大きいが……、一番問題はこっちだろう。

 また、離脱派はEU加盟国からの移民制限を主張していたが、離脱派のダニエル・ハナン欧州議会議員は24日のテレビ番組で、「移民がゼロになるわけではなく、少しだけ管理できるようになる」と、「下方修正」した。離脱した英国が今後、EUと貿易協定を結ぶためには「人の移動の自由」が条件になる可能性があり、こうした交渉を見据えた発言とみられる。

移民の制限が出来ないとのこと。

……EU離脱派が、「人の移動の自由」を呑んでしまったら、何のための離脱か、という話になりかねない。


イギリスがEUを離脱するか否かはともかく、移民問題は解決しないことにはヨーロッパの未来は無い。

英の離脱通告、永久にない? =再国民投票か、条件闘争か―EU高官

時事通信 6月27日(月)14時18分配信

 【ブリュッセルAFP=時事】欧州連合(EU)高官は26日、匿名を条件に、英国からのEU離脱通告について「個人的な考えだが、永久に出てこないのかもしれない。はっきりさせてくれと言っているが、強制はできない」と述べた。

EU側は余裕のコメントを出しているが、実のところ分裂危機を迎えている。

 

そもそも、どんな報道を見ても「イギリスはバカな選択をしやがって」という内容ばかりである点も気にかかる所。

 

ハッキリ言って、イギリスはEUに残留しても地獄を見るのは明らかだ。移民問題はEUに留まっていては容易に解決できる話ではないし、今や移民だらけのイギリスが、大胆な手段で方向転換するとしたら、自主権を取り戻すしか無い。

EU離脱はそのキッカケになりうるのだが……、そのチャンスすらフイにしそうな様相となっているな。

 

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