2016年9月14日水曜日

蓮舫氏の舌禍、国際問題にまで発展?

何やってんだよアンタ。

父親の“祖国”から「冷酷すぎる女」と非難された蓮舫氏

2016.9.13 17:58
 【台北=田中靖人】民進党の蓮舫代表代行が台湾籍の保有を明らかにしたことを受け、台湾の中央通信社は13日、日本の報道を引用する形で、東京の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)が「中華民国籍をいまだに保有していることを伝えた」と報じた。
一連の報道の中で、発言をコロコロと変えていた事もかなりの問題だと思うが、内容に嘘が含まれているのも問題だ。しかし、ここに来て台湾からの批判も買ってしまったようである。蓮舫氏の父親が存命であったのであればさぞかし嘆いたことだろうね。


さて、この問題はもう言及するつもりは無かった。
民進党の党首が誰になろうと、もはや没落するしか無い状況の飛沫政党に成り下がってしまったからである。かつては政権を担当していた政党だと思うと、何とも情けないな。

ともあれ、何回かこの問題については言及した。
マスコミはこの問題を矮小化させようとしているが、そもそも国会議員の中に二重国籍の疑いのある者が多くいる事は憂慮すべき話だ。
本来は、日本にいるはずの無い二重国籍保有者だが、しかし現実を見ると20万人はいると言われているから、空恐ろしい。


さて、前提として日本の国籍は国籍法という法律によって定められている。
そして、国籍法にはこの様に規定されている。
第四条  日本国民でない者(以下「外国人」という。)は、帰化によつて、日本の国籍を取得することができる。
 帰化をするには、法務大臣の許可を得なければならない。
第五条  法務大臣は、次の条件を備える外国人でなければ、その帰化を許可することができない。
 引き続き五年以上日本に住所を有すること。
 二十歳以上で本国法によつて行為能力を有すること。
 素行が善良であること。
 自己又は生計を一にする配偶者その他の親族の資産又は技能によつて生計を営むことができること。
 国籍を有せず、又は日本の国籍の取得によつてその国籍を失うべきこと。
日本国憲法 施行の日以後において、日本国憲法 又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを企て、若しくは主張し、又はこれを企て、若しくは主張する政党その他の団体を結成し、若しくはこれに加入したことがないこと。
 法務大臣は、外国人がその意思にかかわらずその国籍を失うことができない場合において、日本国民との親族関係又は境遇につき特別の事情があると認めるときは、その者が前項第五号に掲げる条件を備えないときでも、帰化を許可することができる。
~~略~~
第十一条  日本国民は、自己の志望によつて外国の国籍を取得したときは、日本の国籍を失う。
 外国の国籍を有する日本国民は、その外国の法令によりその国の国籍を選択したときは、日本の国籍を失う。
~~略~~
(国籍の選択)
第十四条  外国の国籍を有する日本国民は、外国及び日本の国籍を有することとなつた時が二十歳に達する以前であるときは二十二歳に達するまでに、その時が二十歳に達した後であるときはその時から二年以内に、いずれかの国籍を選択しなければならない。
 日本の国籍の選択は、外国の国籍を離脱することによるほかは、戸籍法 の定めるところにより、日本の国籍を選択し、かつ、外国の国籍を放棄する旨の宣言(以下「選択の宣言」という。)をすることによつてする。
早い話が、二重国籍は日本において法的に禁止されているのである。
無論、例外もある。
だが22歳までには選択しろという規定になっているので、本来は被選挙権を有する年齢(25歳または30歳)になった時点では、重国籍者はいないということになっている。



つまり、蓮舫氏は国籍法に違反して選挙に臨んだという事実がまず問題である。
ただし、国籍法における重国籍者への罰則規定は無いので、単に法律違反という状況になっているだけではある。それより寧ろ、問題は選挙において「中華民国(台湾)籍を脱している」として選挙戦を戦ったことである。
これは公職選挙法に反する。まあ、尤も、この罰則規定に関しても時効の存在があるので、蓮舫氏が罪に問われる事は無い。

じゃあ、何が問題か?というと、一つはパスポートの問題だ。

「台湾籍残っていた」会見で陳謝「二重国籍」問題

毎日新聞2016年9月13日 10時51分(最終更新 9月13日 13時26分)
 民進党の蓮舫代表代行は13日午前、国会内で記者会見し、「台湾籍が残っていた」と明らかにして謝罪した。
台湾から連絡があったとして13日に謝罪会見を行ったようだが、しかし、国籍を脱する手続きをする際にはパスポートの返納が必要である。

民進党・蓮舫氏 台湾籍放棄の書類を改めて提出

(2016/09/07 05:56)
 民進党の代表選に立候補している蓮舫代表代行は、台湾籍を放棄したかどうかについて「確認が取れていない」と述べて、改めて放棄する手続きを取ったことを明らかにしました。
「放棄したかどうか確認が取れていないから、改めて放棄する手続きを」とあるが、確認が取れていなければ放棄手続きは出来ない

そして、台湾国(中華民国)籍を離脱した者はネットで公開されているので、「確認が取れていない」というのも明らかな嘘だ。147378313971713775178
嘘の上に嘘を塗り固めていたが為に、あちらこちらから嘘がバレて今や火だるま状態だが、代表戦を退くつもりは無いと言う。

日本の旅券法には、こんな規定がある。
(旅券の二重受給の禁止)
第四条の二  旅券の発給を受けた者は、その旅券が有効な限り、重ねて旅券の発給を受けることができない。ただし、外務大臣又は領事官がその者の保護又は渡航の便宜のため特に必要があると認める場合は、この限りでない。
これは日本のパスポートを2重に発行しないための規定ではあるが、海外のパスポートを持っていることも基本的には禁じている。
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これはパスポート申請書の一例だが、例外的に重国籍者にもパスポートの発行は行っているものの、その為には申請が必要だ。
(罰則)
第二十三条  次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
 この法律に基づく申請又は請求に関する書類に虚偽の記載をすることその他不正の行為によつて当該申請又は請求に係る旅券又は渡航書の交付を受けた者
 他人名義の旅券又は渡航書を行使した者
 行使の目的をもつて、自己名義の旅券又は渡航書を他人に譲り渡し、又は貸与した者
 行使の目的をもつて、他人名義の旅券又は渡航書を譲り渡し、若しくは貸与し、譲り受け、若しくは借り受け、又は所持した者
 行使の目的をもつて、旅券又は渡航書として偽造された文書を譲り渡し、若しくは貸与し、譲り受け、若しくは借り受け、又は所持した者
 第十九条第一項の規定により旅券の返納を命ぜられた場合において、同項に規定する期限内にこれを返納しなかつた者
 効力を失つた旅券又は渡航書を行使した者
 営利の目的をもつて、前項第一号、第四号又は第五号の罪を犯した者は、七年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
 第一項(第四号及び第五号の所持に係る部分並びに第六号を除く。)及び前項(第一項第四号及び第五号の所持に係る部分を除く。)の未遂罪は、罰する。
 次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。
 一般旅券に記載された渡航先以外の地域に渡航した者
 渡航書に帰国の経由地が指定されている場合において、経由地以外の地域に渡航した者
これは旅券法の罰則規定だが、蓮舫氏は23条1項1号の「虚偽記載」にあたる犯罪を犯している可能性が高い。



とまあ、分かっているだけでも数々の法令に反していることは明確で、どうやらこれが確信犯であった可能性が高い。

にもかかわらず嘘を嘘で塗り固めた結果、台湾政府の怒りも買うことに。
一方、与党、民主進歩党の管碧玲立法委員(国会議員)は12日、フェイスブックで、蓮舫氏が11日の記者会見で「一つの中国」原則に基づき「台湾は国家ではない」と発言したと主張した上で、「冷酷すぎる女だ」と批判した。聯合報(電子版)が13日朝、報じた。
台湾籍を持っていてなおこの発言が出来るのだから、たいしたものである。
もちろん、日本政府が立場上、台湾を国と認めていないことを考えれば、蓮舫氏の発言が一概に問題とも言えないのだが……。台湾の民進党から日本の民進党が怒りを買う結果になるというのは、政党としてもマズいだろう。



幸い、今のところは国際問題に発展するところまで行ってはいないが、読売新聞にまで批判される始末で、そろそろメディアも庇いきれなくなり始めている。

蓮舫氏の台湾籍 「二重国籍」への認識が甘い

2016年09月14日 06時03分
 国会議員が自らの国籍を正確に把握できていないとは、あまりにお粗末と言うほかない。
 民進党の蓮舫代表代行が記者会見し、台湾籍を保有していたことを認めた。台湾は父親の出身地だ。
 蓮舫氏はこれまで、1985年1月に日本国籍を取得した際、台湾籍を放棄した、と説明してきた。党代表選への出馬後、二重保有ではないかとの指摘を受けて、台湾側に確認し、判明したという。


ただ、多分だが、蓮舫氏は自身が中華民国籍を保有し続けている事は理解した上での一連の行動だったのだと。
 
父親に手続きをして貰ったというのも嘘なら、二重国籍じゃないというのも嘘。パスポート返納すらしていなかった。
だって、返納していたら、わざわざ家の中を引っ繰り返して探すなんて事はしないぞ。
 
民進党の代表戦は一体どうなってしまうのやら……。

追記
この問題に関連して、「ヘイトスピーチだ」とか「人権侵害だ」とか騒ぐ人がいるが、お門違いである。
彼女は中華民国の国籍を持っていたから問題となったのでは無いのだ。
中華民国の国籍を未だに持っていて(手続きが終了したという報告が無い以上は、未だに二重国籍状態を脱していない)、その事を有権者達に偽っていたこと。そして、虚偽の記載をしてパスポートを取得した疑いが濃厚であること、が問題なのである。

それとは別に、日本の法律では日本国籍と同時に外国の国籍を有することを認めていない。それは日本政府が台湾を国と認めている、いないにかかわらず重国籍状態であることはルールに反することを意味するし、何より日本に帰属する意思の無い人間が、日本の政治家として存在することが問題なのである。




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4 件のコメント :

  1. この件、上層部がプッチンしたのか日本政府に台湾との関係明言させるためなのかは不明ですが、
    台湾政府が結構動いてる様なんですよねぇ、じゃなきゃ彼方の大使館にあたる組織がわざわざ発言するはずもないのですが
    日本政府が台湾との関係見直す事等を公式に発表する事態にまでなったら第三次世界大戦の引き金になりかねません……

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    1. 台湾としては、この状況を利用出来るものであれば利用するでしょうから、政治的意図はあると思います。
      台湾政府、手続きの瑕疵があるとして村田蓮舫氏の手続きを蹴る、なんてことも可能性としてはありますよね。

      どうするつもりなんだろう?

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  2. レッツ居直り流石ですか。
    蓮舫サイドとしては代表選離脱は己れの非を認める事になり、最悪議員辞職にまで追い込まれる危険が有るため当面は強気で押すつもりかもしれません。
    自民党は瑕疵の有る人物が代表の方が後々攻撃の材料になる為か静観を決めている様子ですね。

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    1. 村田蓮舫氏が代表戦で勝ちたいが為に色々画策するのは分かりますが、これ、認められちゃったら大変な話でして。
      強気で押すのは構わないのですが、ヘタしたら民進党ごと沈みかねない話です。

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