2016年9月17日土曜日

サムスン、色々と事業を整理する

あらら、でも、サムスンのプリンターって聞かねぇな。

韓経:サムスン電子プリンター事業、HPに1兆ウォンで売却

2016年09月14日08時55分
  サムスン電子がプリンター事業部門を分割して米国のヒューレットパッカード(HP)に売却する。売却代金は10億5000万ドル(約1兆1545億ウォン、約1076億円)だ。
この値段が安いのか高いのかはいまいちよく分からないが……。



ギャラクシーノート7爆発が、相当響いているのか。
まあ、半導体の方で結構稼ぎがあるらしいから、当分安泰かと思っていたが、あっちは多売薄利だから、伸びしろが無いのかも。

しかし、何故プリンター事業を?

実はサムスンのプリンターは、日本国内ではその姿を見ないが、海外ではその安さを生かしてそれなりにシェアがあるらしい。

[データは語る]2015年3Qのプリンター/複合機の世界市場は前年同期比6.3%減の2580万台―IDC

下玉利 尚明=タンクフル2015/12/17
 調査会社のIDC Japanは2015年12月17日、世界のプリンターや複合機、コピー機などHCP(Hardcopy Peripheral:ハードコピーペリフェラル)市場における出荷実績を発表した。
~~略~~
 ベンダーごとの動向も分析()。それによると、2015年第3四半期の出荷台数は、HPが同7.9%減の998万3710台でシェア38.7%、キヤノンが同6.5%減の529万3411台でシェア20.5%、エプソンが同1.3%減の407万5438台でシェア15.8%、ブラザー工業が同3.2%減の188万1925台でシェア7.3%、サムスン電子が同21%減の103万9723台でシェア4.0%。京セラドキュメントソリューションズは、他の上位10ベンダーをしのぐ、同6.1%増の成長を見せ、41万5000台にまで出荷を拡大したという。


あまり新しいソースでは無いが、世界のプリンターのシェアのうちサムスン電子はシェア4%(2015年)だったのだそうだ。まあ、どうやら信頼性などの問題があるのか、2015年時点で販売台数の減少傾向を示しているようだが……。



ここの所、サムスンは色々な資産を切り売りしている。

韓国サムスン、相次ぐ資産・事業売却に見る本気度

2016.1.14(木)
 「あのビルも売却したのか・・・サムスンは本気だね」。2016年1月12日、ソウルで昼食をともにした韓国大手新聞社の幹部がこう漏らした。サムスングループの資産・事業売却が止まらない。韓国の産業界では「サムスンのリストラの持つ意味」について関心が集まっている。
サムスン生命のビルを手放したニュースもあったが、最近はシャープの株も手放している。

サムスン電子、104億円投資したシャープ株を46億円で売却

2016年09月16日08時17分
  サムスン電子が日本電子企業シャープの株を売却した。サムスン電子は2013年3月にシャープに出資した。
  日本経済新聞は15日、サムスン電子日本法人が保有するシャープの全株(3580万株、0.7%)を売却した、と報じた。売却された14日のシャープの終値は128円で、サムスン電子の売却金額は約45億8240万円と推定される。
台湾企業のシャープの株を持っていたところで、今後の見通しは暗いだろう。だから売却すること自体は不思議では無い。クアルコムも売却しているしね。
ただ問題はタイミングで、もっと早くに手放していればそれなりの価値があったのに、このタイミングで手放して価値は半額以下。



冒頭のプリンター事業もかなり落ち目だったようだが、こちらも複合的な事業展開する上では保有していたかったはずだ。
  サムスン電子はプリンティングソリューション事業部を売却した後も関連製品にサムスン電子のブランドをつけて国内販売を代行する予定だ。
まあ、看板詐欺商品は販売するようだが、HPが作ったものの方が、価値はあるかも知れないな。
  プリンティングソリューション事業部門は昨年の売り上げ2兆ウォンを記録し、国内の水原(スウォン)事業場と中国の生産拠点、海外50カ所余りの販売拠点を保有している。社員数は約6000人だ。
事業部門自体の価値は未だあったようで、その生産拠点と販売拠点をまとめて1000億円で売り払った……。HPにしてみれば、販売拠点の確保は意味があるかも知れないな。



こうまでして現金を作りたい理由の1つが、件のギャラクシー爆破問題である。

サムスンは大量リコールの影響を抑え込めるか

2016 年 9 月 14 日 15:47 JST
 韓国のサムスン電子は高性能スマートフォン「ギャラクシーノート7」のリコール(回収・無償修理)によるダメージを食い止めようと躍起になっている。そのリコールはスマートフォン世界最大手に対する消費者や投資家の信頼感を低下させた。
WSJが心配する記事を出しているが、リコールをするにあたって、大体機種を用意するだけの資金も無いし、輸送手段もかなり悲惨なことになっていて心許ない。
こうなってくると、サムスンのスマホそのものの信頼が揺らいでしまうわけだが、ダメージはこれからもっと膨らむだろう。
 9月2日にリコールを発表して以来、サムスンの時価総額は100億ドル以上も目減りしてきた。同社はインドなどその他の重要市場での「ギャラクシーノート7」の発売を延期、航空会社や米消費者製品安全委員会(CPSC)が航空機内での使用や充電をやめるように勧告すると、消費者の信頼感の低下に見舞われた。
新たな対策が、充電を上限の6割に制限するというとんでもない解決策だったが、プログラムだけ供給して、リコールまでの繋ぎにしようという目論見だろう。



しかし、この爆発問題というか発火問題はなお拡大している。

韓国サムスンのスマホ別機種「ギャラクシーS7」も突然発火 間一髪でカフェの女性、脱出

2016.9.16 06:42
 英紙サンは15日までに、英南部のカフェで女性が使用していた韓国サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーS7」が突然発火したと報じた。
この話は、これだけでは無くて、他にもチラホラと「S7もヤバイ」という話が出回っている。
多分、次に画像付きで1件でれば、こちらもリコール対応せざるを得ないが、S7もノート7も同様に急速充電海路を採用していることと、大容量の電池を搭載していることを考えれば、かなりのリスクがあると見て良い。

ギャラクシーS7、欧州各地で最高のスマートフォンに選定

2016年04月14日08時55分
  ギャラクシーS7(Galaxy S7)とギャラクシーS7エッジ(Galaxy S7 edge)が英国の消費者連盟誌「Which」が実施したスマートフォン評価でそれぞれ評点93点と92点を記録し、1位と2位に入った。同誌は「93点は歴代最高記録」としながら「デザイン・カメラ・バッテリー、メモリースロット、防水・防塵機能などが最高スマートフォンとして遜色ない」と評価した。
こんな記事を書いて貰ってホルホルしていたが、それどころでは無くなってしまったな。



まとまった資金を作って、早急な対応が出来れば未だ起死回生の一手が打てるかも知れないが、問題が長引けば致命傷になるだろう。

そんなことは素人の目にも明らかだ。
そして、サムスン電子が転ければサムスン本体にも致命傷、韓国経済も致命傷である。何しろ、韓国のGDPはサムスンが3割も負担しているのだから。


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