辺野古訴訟、翁長氏敗訴

訴訟好きの翁長氏だが、今のところ勝訴を勝ち取れてはいないようだ。

辺野古移設巡る訴訟、国が勝訴 福岡高裁那覇支部

2016/9/16 14:04
沖縄県の米軍普天間基地(宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への移設を巡り、翁長雄志知事が埋め立て承認を取り消した処分を撤回しない対応の違法確認を国が求めた訴訟で、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)は16日、国の訴えを認める判決を言い渡した。
本件は、沖縄県が埋め立て承認を取り消した処分を撤回しない対応の違法性について争われていた。



しかし、こんなものは結論が分かりきっている話で、訴訟するだけ金の無駄である。そしてその金は税金から賄われ、沖縄県の歳入の半分以上が国から補填されているので、実質、国の税金で無駄な裁判が行われたと言って良い。
 国は7月、取り消し処分の撤回を求める是正指示に翁長氏が従わないことは違法として提訴。2回の口頭弁論が開かれ、8月19日に結審した。
簡単に説明すると、辺野古への基地移転を巡って、サヨクと日本政府が対決姿勢を露わにしたのが、2014年の知事選挙後の話。
沖縄県の普天間基地の移設に反対する翁長氏が当選してしまったことで、この見苦しい争いが繰り広げられることになった。

翁長氏はなりふり構わず工事阻止に向けて色々画策し、ついにこんな暴挙にでる。
コレがどんな愚挙なのかは、以前にも説明したのだが……。



まず、沖縄県が出した「埋め立て承認」が法定受託事務であることを理解しないと話が進まない。
法定受託事務とは、法令によって都道府県、市町村又は特別区が処理することとされる事務のうち、国または都道府県が本来果たすべき役割に係るものであって、国または都道府県においてその適正な処理を特に確保する必要があるものとして法令で特に定めるものをいう。

今回の基地計画は国防に関することなのだが、埋め立てに関することなので「公有水面埋立法」という法律の下に処理されることになる。で、当然ながら国が処理すべき事案なのだけれど、一号法定受託事務に該当して、沖縄県が代わりに許可を出しているよーという性質の話である。

法定受託事務に関して、一介の市長に拒否権は存在しない。ただし、「法定受託事務」の前身である「機関委任事務」が「地方自治の本旨」とかけ離れた上下関係の象徴だと批判されて無くなり、代わりに「自治事務」と「法定受託事務」の2つが出来上がった経緯や、「法定受託事務」であっても地方が責任の一端を負うという趣旨から、拒否権があるのではないか?という解釈は成り立つ。



さてここで問題なのは、「埋め立て認証」は誰が出したか?と言うことだ。
辺野古の「埋め立て認証」は沖縄県前知事の仲井真氏である。この承認は「法定受託事務」にあたる点は疑い様が無いので、この承認にあたって手続きに瑕疵があれば承認を行わないという選択肢は、沖縄県知事にあったと理解される。

しかし、この承認に対して更に無い様を審査し直した上で「承認取り消し」が可能か?という点が問題となる。ただ、今回争われたのは、「承認取り消し」が適当で無く、これを取り消すように和解が成立したのだが、その内容にしたがって「埋め立て承認取り消し」の「取り消し」が行われていないことの違法性が争われた訳である。
多見谷裁判長は、国の請求を認め、県の承認取り消しを取り消すよう求めた国の「是正の指示」に従わないことは違法だとした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-00000024-ryu-oki
実のところ「承認取り消し」事態の違法性に関しては争うことを既に諦めていて、今回はその取り消しの取り消しを行わない「不作為」が問題視されたというわけ。
つまり、「翁長、オマエ仕事してないだろう!」という国の主張が認められたと言うことだ。



ここで重要なのは、国の訴えが認められたことで、「承認取り消し」についても改めて違法性が認定されたことだ。

辺野古訴訟、国が勝訴 知事の承認取り消し、高裁認めず

2016年9月16日14時07分
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事が埋め立て承認の取り消し撤回に応じないのは違法だ、と国が訴えた訴訟で、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)は16日、国の訴えを認め、翁長知事が承認取り消しの撤回に応じないのは違法だとする判決を言い渡した。
色々と今回の経緯は面倒だが、早い話、翁長氏は無理を承知で引き延ばし作戦をやっているに過ぎない。
 辺野古への移設計画をめぐっては、前知事による埋め立て承認を翁長知事が昨年10月に取り消したため、国は昨年11月、沖縄県を相手取って代執行訴訟を提起。県も提訴して訴訟合戦となったが、今年3月、全ての訴訟を取り下げる和解が成立した。
 この和解に基づき、国は今年3月、この取り消しの撤回を求める是正指示を出したが、翁長知事は応じずに国地方係争処理委員会に審査を申し出た。しかし、係争委は是正指示の適否を判断しなかったため、国は7月、翁長知事が指示に従わないのは違法であるとの確認を求める今回の訴訟を起こした。
よくもまあこんなに次から次へと無理な戦法を思いつくものだと感心したくなるが、概ねサヨク弁護士がバックについて戦術を練っているので、ハナから勝ち目の薄い話だ。



まあ、沖縄県知事は上告するつもりらしいが……。

沖縄県副知事「不服で納得できない」

判決を受けて、沖縄県の安慶田副知事はNHKの取材に対し「想定内ではあるが、われわれとしては埋め立て承認の取り消しが違法だとは考えていないので、判決には不服で納得できない。内容を精査したうえで、最高裁判所に上告する手続きをとりたい」と述べました。
この発想が凄いな。
つまり、腹立ち紛れにやれるところまでやるという話。
しかし、下級審ならともかく最高裁でそれを認めるわけが無い。何しろ、翁長氏のやっている事には一分の理も無い程の無理筋な話なのだから。


ランキングへの応援クリックよろしく!
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ


コメント

  1. 遅滞戦術ですね。
    ズルズルと問題を長引かせて少しでも時間を稼ぎつつ沖縄県民の反米反日感情を煽ると・・・
    また時間と金の無駄が出れば出るほど間接的に日本政府に損害を出せる訳ですからあながち無駄な抵抗とは言えないのでは?あくまで知事とそのバックに居る者にとってですが。

    返信削除
    返信
    1. 遅延戦術で得をする層というのを考えると、やっぱり支那に行き着いてしまうのは仕方ありませんよね。
      自明の理と言いますか。

      削除

コメントを投稿

お気軽にコメントを!ハンドルネームは面倒でもお願いします。