国連改革待ったなし?イヤもうダメでしょう

腐ったミカンを取り除けとかいうレベルじゃ無いんだよね。

「国連改革は待ったなし」 安倍首相が寄稿

2016.09.21 Wed posted at 19:15 JST
(CNN) 「今日世界が遭遇している不安と緊張の性質が如何なるものであろうとも、又その原因が如何なるものであろうとも、世界80カ国の組織する国際連合の力によって、平和的に処理し得ない問題はあり得ないと信じます」 。60年前、日本が国際連合に加盟したその日に、当時外務大臣だった重光葵が述べた言葉である。本年の国連総会を目前に控える中、この言葉は1956年当時と同様、真実である。
システムそのものが腐っているのだから、改革レベルではどうしようも無いのだ。



安倍氏が国連総会で演説をしたようで、その内容についてはCNNのサイトの記事を読んで貰うことにして、重要な部分だけを取り上げていこう。
これらの難題に取り組むためには、国連の強いリーダーシップが不可欠だ。限りあるリソースの中、フルに役割を果たすためには、国連自身も縦割りを乗り越えなければならない。「一つの国連(One UN)」として、国連の各機関が協調し、組織としての一貫性を実現する他ない。そのためには、時として痛みを伴う大胆な組織改革も必要となろう。国連組織改革の中でも安保理改革は急務である。
リーダーが弱い!と暗に言っているようなもので、つまり、今の国連事務総長のバン君こと潘基文氏が無能だと。

だから改革しようね!という話らしいのだが、バン君の無能さはこの際脇に置いておくとして、安倍氏の指摘は国連の機能が麻痺しているという流れになっている。
縦割り構造なので、無駄な動きが多く有機的に機能していないと。



国際平和のために!とかいっているけど、支那と北朝鮮の動きのことを指しているのは間違いない。
何よりもまず、安保理が、より代表性が高く、正統性をもち、かつ実効的なものとならなければならず、安保理の構成も、それに相応しいものにしなければならない。安保理改革の必要性は国際社会のコンセンサスであり、改革への支持は、各国が国際の平和と安全を真に達成したいと考えているかの試金石である。
安保理も迷走しているからねぇ。

そもそも安保理の構造的欠陥は5つの常任理事国と10の非常任理事国の15カ国から構成されていて、常任理事国に拒否権が設定されている構造になっている。
そして、安保理の決議が常任理事国の拒否権にて覆る構造になっていて、常任ジリ国のロシアと支那がいつも反対を唱えるので、ほぼ機能が麻痺していてお話にならない。
北朝鮮への非難決議や制裁なども、大抵この2国が反対して骨抜きになるのが恒例になっている。


ちょうど2日前にニュースになっていた北朝鮮制裁の国連決議関連の話でも、こんな感じであった。

北朝鮮制裁の国連決議採択へ連携で一致

9月21日 5時22分
アメリカ・ニューヨークを訪れている安倍総理大臣は、イギリスのメイ首相と会談し、核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に対し、さらなる制裁措置を含む国連安保理決議の採択に向けて、緊密に連携していくことで一致しました。
安倍氏が色々と根回しをしている最中ではあるが、毎回、良いところまで行って、結局引っ繰り返される。

北朝鮮核問題「対話で解決を」 国連演説

毎日新聞2016年9月22日 21時07分(最終更新 9月22日 21時07分)
 【ニューヨーク國枝すみれ】中国の李克強首相は21日、ニューヨークで開かれている国連総会で演説し、北朝鮮による5回目の核実験など朝鮮半島情勢について「朝鮮半島の非核化」は維持されなければならないとしたうえで「対話を通じた解決」を訴えた。
実際、支那は相変わらず「対話で解決」とお茶を濁す気満々である。
どうやら今回も、北朝鮮に対して直接的に制裁が課されるような流れにはならない模様。だとすると、腰砕けの決議が採択され、実効性は皆無という結果になるだろう。



結局、常任理事国のさじ加減1つで全てが覆され、常任理事5カ国は、70年前の戦勝国クラブでもある。
まあ、イギリスもロシアも支那も勝っていないのだが。

戦後体制はそのまま維持され、日本は金だけ毟られて、影響力を行使できない。じゃあ、何のための国連なのか?と言う話。
これで、常任理事国が世界平和のために活動してくれれば問題無いのだが、積極的に戦争の種を振りまいている国が常任理事国として名を連ねているのだから、どうしようも無い。

改革は必要なんだろうけれど、そもそも常任理事国は悪さをしないという前提が間違っているのである。つまり、国連安保理の構造的欠陥は、設計当初から織り込み済み。
よって、改革で何とかなるというのレベルの話ではなく、枠組みそのものの変化を期待するか、別の組織を作るくらいの勢いじゃ無いと無理だろう。
……それでも、各国が国益を追求する以上は、今の体制以上の成果は望めないのかもしれない。平和とはかくも脆いものなのか。だからこそ、人は幻想に縋るのかもしれない。



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