2016年9月22日木曜日

韓国大統領府地下バンカーの拡張

……こういうのは公表するのに意味があるのか??

北核実験:拡張した韓国大統領府地下バンカー、機器・施設も最新化

有事の際に国家安全保障会議を開催可能

記事入力 : 2016/09/22 09:27
 韓国大統領府がいわゆる「地下バンカー」と呼ばれる「国家安保室危機管理シチュエーションルーム」を2倍に拡張するなど、大幅な改造を行っていたことが21日までに分かった。
ミサイルが飛んでくることを前提にすれば、地下バンカーの整備そのものは寧ろ推奨されるべきなのだろうが。



そういえば、以前面白い記事があったな。

汝矣島の「秘密の地下バンカー」来年10月、市民に全面開放

2005年にソウル汝矣島(ヨイド)の地下バンカーが発見されて存在が確認されてから、10余年ぶりに市民に公開される。
ソウル市は汝矣島の地下にあるバンカーを2016年10月初めに、市民に全面開放することにし、それに先立って10日から来月1日までの週末を利用してバンカー市民体験イベントを実施すると1日、明らかにした。
秘密の地下バンカーが公開!って、良いのかそれ。
バス乗り換えセンターにある出入口を介して急な階段を降りると、トイレとソファ、シャワー室を備えた約66平方メートル(20坪)の空間がある。左側には、機械室やトイレ、2つの閉鎖されたドアなどがある約595平方メートル(180坪)のスペースがある。
この秘密の地下バンカーは、それなりの広さがあるようで。
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2006年にソウル市で発見された後、整備されて公開されるようになったと記事には書かれているが、恐るべきことに「誰が、いつ、何故作ったのか全く記録が残っていない」そうだ。



記事では、作られたのは1976年以降では無いかと推測されている。
このバンカーは、誰が、いつ、なぜ作ったのか全く記録が残っていない。ソウル市は、市の管理していた航空写真を見ると、1976年11月にバンカーのある地域を撮影した写真には工事跡がまったくないものの、翌年11月の写真にはバンカー出入口が見えるため、この時期に工事が行われたものと推測している。バンカーの位置が国軍の日に行われた査閲式の壇上があったところと一致するため、1977年の国軍の日の行事で大統領警護用の秘密施設として使用されたものと推定している。
しかし、1977年の韓国は、第四共和国期と呼ばれる時期で、クネクネのお父ちゃん、朴正熙氏が政権を握っていた頃の話である。韓国の民主化は1987年なので、この時期は完全な軍事政権下であり、秘密裏に地下基地が建設されていたとしてもおかしくない…。

……無いのだが、しかし一方で韓国にこうした地下構造物を作る技術があったかというとこれもかなり疑わしい。

韓国の漢江の奇跡と呼ばれる虚構が1970年代から始まっているとされるが、日韓基本条約が結ばれたのは1965年のこと。その結果、日本からの無償金3億ドル・有償金2億ドル・民間借款3億ドル以上が供与することになるのだが、この後に韓国は恐るべき発展を遂げる。よって、この時期と重なって色々な技術が日本やアメリカから流入し、資金も流入する。そして、地下工事の技術もこの時期に入ってきたと思われるので、ソウル汝矣島の地下バンカーは日本かアメリカの技術で作られたと見て間違い無かろう。



話が逸れてしまった。
冒頭の地下バンカーなのだが……。

朴大統領、地下バンカーで国務会議

2014年08月20日13時57分
  朴槿恵(パク・クネ)大統領は韓米合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)」演習2日目の19日、「地下バンカー」と呼ばれる青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家危機管理状況室で、国家安全保障会議(NSC)と国務会議を続けて主宰した。
青瓦台の地下にあると言われている。
つまり、ソウルにある。
大統領府の関係者は「今回のシチュエーションルーム拡張と改修工事は昨年の1月から始め、昨年8月ごろには終わったと聞いている」とコメントした。
で、工事は2015年1月から始めたというので、2014年に地下バンカーで会議をやったのだけれど狭かったので拡張した、と言うことらしいね。



国会の承認も確認されているので、工事の時期についてはほぼ間違いないだろう。
 これに先立ち国会は、2015年度の大統領府予算にシチュエーションルーム関連施設改修に24億ウォン(現在のレートで約2億2000万円)の予算を承認しており、大統領府はこの予算で工事を進めていた。
これまで手つかずだった部分が改善されたと言うことに関しては、良かったのだろうと思う。
今回の改修でこれまで132平方メートル(約40坪)だったオフィスの広さは、物品の配置の見直しなどで260平方メートル(約80坪)にまで広くなった。さらに老朽化したパソコンなども最新のものに入れ替え、大型スクリーンも新たに設置した。
ただ、40坪を80坪に増やしたと言うことは、後から地下の掘削工事をやったって事だよね。
基礎の設計とかそういう話は大丈夫なのかね?
 地下バンカーはかつての故・朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の時代、有事に待避できるよう地下に設置され、北朝鮮からの砲撃などにも耐えられる構造になっているという。
頑丈に作られているらしいが……、あれ?朴正煕氏が大統領の時代……。公開された方は180坪あるよ!!!



まあ、何でも良いのだけれど、これらの施設がソウルにあると言うのは、ちょっと色々問題があるような。

実はソウル、大雨が降った後で河川の氾濫やらという事が珍しくない。

ソウル江南圏一晩大雨...駐車場の浸水・市民孤立

記事入力2013-07-22 14:48:20
22日未明からソウル地域に多くは140㎜を超える豪雨が降り、出勤途中の市民が大きな不便を体験した。常習浸水地域である漢江以南の地域のあちこちで駐車場がロックの一部の住民が孤立するなどの被害が続出した。 この日の午前、地下鉄2号線江南駅一帯の道路は、かつて雨水が足首の高さまでいっぱいに下水道マンホールで雨水が逆流する姿があちこちで目立った。
それで無くとも、北朝鮮の攻撃によってダムが破壊されてソウルが水浸しになる可能性を指摘されている。
kr-ft
流石に青瓦台は若干小高い場所にあるので、水没することは無いと思うが……、周囲から孤立してしまえば指揮系統として機能するかは疑問である。

……アレだ。もうちょっと考えような。立地条件。
まあ、ソウルが引っ越しできない限りはそれも無理な相談なのだが。



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4 件のコメント :

  1. ムーミン原作本の第1巻とか懐かしすぎませんかねぇ(1945年出版&一度絶版した本だったり

    このバンカーに関しては公開してる時点で有る意味捨てること覚悟なのかもしれません
    大田や世宗、釜山と言った離れた地点にも隠しバンカーは有るでしょうし、有事の場合、長距離砲が届く以上、真っ先に逃げるでしょうから

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    1. ウヒヒ、ムーミンは見かけてしまったもので思わず。

      青瓦台の地下バンカーは、確かに象徴的な意味はあるでしょうから、多少公開したところでデメリットは薄いと思いますが、それでも地下バンカーの情報を公開するメリットを感じないのですよね。
      まあ、メリットを感じる感じない以前のスタンスで公開したのかも知れませんが。

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  2. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年9月23日 3:41

    なんか、色々とこんがらがってますね。

    まず、青瓦台のバンカー(多分、防空壕)の方です。
    >>これまで132平方メートル(約40坪)だったオフィスの広さは、
    >>物品の配置の見直しなどで260平方メートル(約80坪)にまで
    >>広くなった。
    >40坪を80坪に増やしたと言うことは、後から地下の掘削工事をやっ
    >たって事だよね。
    元々地下空間の大きさは80坪より大きくて、その中の40坪がオフィスだったが、物品(というか多分設備や間取り)の配置を変更して、オフィスを広げたということでしょう。

    >公開された方は180坪あるよ!!!
    公開される方は、ソウル汝矣島(漢江の中洲)のバスセンターの地下であり、体育館ほどの面積があるので、バス利用者を中心とした市民の一時避難用だと考えます(これは想像)。

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    1. ちょっと書き方が拙かったですねー。

      青瓦台の地下バンカーとソウル汝矣島の地下バンカーの取り違えは多分していないですよ(自信なし)。

      まあ、どちらも朴正煕時代に作られていること。それに、ソウル汝矣島の方は広く作られて、存在すら知られていなかったというビックリな話はさておき、同じ時代であれば、似たような経緯で作られたと推測しても的ハズレでは無いのかなと。

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