イギリスの苦難、支那製原発推進を選択

自業自得だな。

中国出資の原発計画了承=猛反発受け、関係悪化懸念-英政府


(2016/09/15-19:53)
 【ロンドン時事】英政府は15日、中国企業が一部出資する英南西部ヒンクリー・ポイント原発の建設計画を了承すると発表した。7月に発足したメイ新政権は、最終承認を突如保留。中国の関与に対する安全保障上の懸念があったとされるが、英中外交関係が悪化する恐れがあり、予定通り計画を認めざるを得ないと判断したようだ。

一度、国家間で約束したことを、そう簡単に反故に出来ると思ったら大間違いである。



この件は、以前にも言及したが、当時もその正気を疑ったものだ。


ヒンクリーポイントC原子力発電所
イギリスの凋落は今に始まったことでは無い。
現在、イギリスが世界で大きな顔をしていられるのは主に金融業で大きな力を持っているからだが、しかしそれもまたEU離脱によってアドバンテージが失われてしまった。
イギリスの選択は移民問題の深刻化による影響が大きい。

なお、イギリスのEU離脱は移民問題では無いと主張する人もいるのだが、この意見は少々ズレているようだ。

「移民・難民の大量受け入れに反発してイギリスがEU離脱した」の「ウソ」

投稿日: 2016年07月08日 09時26分 JST 更新: 2016年07月08日 10時50分 JST
去る6月24日の国民投票でイギリス国民の過半数がEU離脱に投票した件について、あちこちで「移民・難民の大量受け入れの反発が主な理由の一つ」とされています。でも、実はそこにはいくつかの「ウソ」が含まれているのです。2014年末現在の数字を使って、少し丁寧に解説したいと思います。
こんな事を言う人もいるが、意図的に結論を逸らしているだけであって、移民問題が根底にある事は間違いが無い。
この記事は「移民が爆発的に増えたから、EU離脱」→「そんなに増えてないよ」という流れで説明をしているが、数字を使っての説明は移民の数、それも2014年までの統計しか見ていない。

移民による犯罪の増加やイスラム圏の住民によるコロニーの増加は、英国国内でも深刻な社会問題として捉えられている。

英国ロンドン郊外のスラム街、暴力と貧困がはびこる

By 記者:Palash Ghosh、翻訳者:臼村さおり on 2013年5月26日 00時46分 更新
 英ロンドン南東部の街、ウーリッジ(Woolwich)で22日、英国兵士であったドラマー・リー・リグビー(Drummer Lee Rigby)さんが白昼に襲われ、殺害された。ウーリッジは、英国では犯罪と暴力が蔓延した、治安の悪い地域として知られている。
 ウーリッジでは、人口の41%が移民であり、100以上の言語が話されている。ボーンマス(Bournemouth)大学の報告によれば、ウーリッジはいわゆる「スラム街」である。

こうした問題は年々深刻さを増し、そこへ来てシリアやスーダンなど中東の火種があっちこっちで点火し始めたのである。
加えてEU加盟国が2014年に受け取った難民申請は626,000件で過去最多。それ以降増え続けているので、2014年までの統計データで話をしてもあまり意味は無いのだ。


そして、移民の実数を見てもあまり意味が無い実例をもう1つ。

英で移民襲撃、憎悪犯罪か

2016/9/1 05:31
 【ロンドン共同】英南部ハーローで8月下旬にポーランド人男性(40)が路上で暴行され死亡した事件が発生し、憎悪犯罪(ヘイトクライム)を視野に捜査する警察は31日までに15~16歳の少年6人を拘束した。事件を受けて地元選出の下院議員が「差別をなくすために立ち上がろう」と呼び掛けるなど、英国で憎悪犯罪に対する非難の声が高まっている。
移民の数が増えているのも事実だが、寧ろこうした感情面での移民排斥感情の増強が問題である。
つまり、前述の移民受け容れのウソに関する記事を書いた人が、難民、移民学の研究者であり、僕よりもこの問題にはるかに詳しい人であったとしても、事実認識が誤っていれば意味は無い。
 
移民問題の別の側面として、「移民がいなくなれば労働環境が改善しますよ」と煽った人間の「ウソ」が作用しているとしても、それを信じる土壌があったのは事実である。
つまり、移民の増加と排斥感情の高まりは、完全にイコールで無いにしろ大きな関連性を有しているのだ。
特に、地方での移民受け容れは深刻である。これは日本国内でも指摘されていることだが、移民のコロニーが地方に出来てしまった場合、移民との人口比が原住民と逆転してしまうようなケースもあるだろう。移民の数が人口の1割を超えると、コミュニケーションに色々と問題が出てくるそうだが、こうした文化の齟齬を解消して行くには長い時間がかかる。
突如、移民の数が増えれば、そりゃ排斥感情が高まるのも無理は無いだろう。


さて、話がズレてしまったので、そろそろ支那がイギリス国内に受注した原発の製作に関する話をしていこう。

英政府、フランスから流入する移民・難民防止に「壁」建設へ

09/09 09:39
海峡を渡る移民や難民の流入防止に、「壁」を建設する。
イギリス政府は7日、フランスから流入する移民や難民を防ぐため、フランス北部の港町カレーに「壁」を作ることを明らかにした。
こんなニュースがある一方で、イギリスのメイ政権はヒンクリー・ポイント原発の建設容認をしてしまった。
明らかに迷走しているが、移民はダメで支那人はOKというのはイギリスの危機感の無さを表している。
支那人が世界各地で自分たちのコロニーを作って独自の文化を形成している事は、例を挙げるまでも無く有名である。華僑と呼ばれる人々は、その地域に大きな影響力を与え、政治にがっちりと食い込むに至るまでになっている。
 
イギリスが支那に対する危機感が薄いのは、イギリスと支那とが物理的に距離があり、支那人が多数押し寄せるなんて言う未来は無いと考えているからだろう。


今は、メイ氏が英国の政権を握っているが、結局のところ英国の移民問題は解決するどころか何も変わっていない。

イギリスの純総数32万7000人、いぜん高水準 メイ政権に難題

2016.8.29 20:16

【ロンドン=岡部伸】今年3月までの1年間に英国に入国した移民の数は、出国者数を差し引くと32万7000人で、過去最高を記録した前年同期比では9000人減少したものの、なお高水準にあることが英政府統計局(ONS)の発表で明らかになった。
そして、構造的な問題も変わっていない。
 就労目的の入国者は30万3000人で、明確な働き先を決めてきた人は58%(17万6000人)だった。
 難民申請件数は、今年6月末までの1年間で4万4323件に上り、6年連続で増加。イランやパキスタン、イラクなどからの申請が上位を占める。
イスラム圏からの移民の増大は英国文化にも大きな変貌をもたらす可能性が高いが、何より高福祉を謳っているイギリスの屋台骨を揺るがしかねない状況になっているのが深刻だ。


そして、メイ氏は原発建設を容認した。

イギリスのメイ首相、中国出資の原発新設を条件付きで承認

2016年9月15日(木)18時57分
 英国のメイ首相は15日、フランスの電力公社EDFが主導し、中国企業が出資する原子力発電所建設計画の着工を条件付きで承認した。
 英南西部ヒンクリーポイントで新設されるこの原発は総工費240億ドル。英政府はこれを承認したが、原発の稼働前と後にEDFの権益の売却に介入できるという新たな条件を設定したことを声明で明らかにした。
何とか、英国政府がこの話に介入できる余地を残したようだ。この辺りがメイ氏の意地というか、落とし所と考えているのだろう。
が、そもそも支那の原発製造技術には、大きな疑問符が付く状況である。イギリスの現状認識は甘いと言わざるを得ない。

何故ならば、現時点で支那で稼働している原発は資料が正しければ30基程度。そして、今後更に24基が増え、計画中のものを含めると更に増える予定である。
しかし、この数字が発表されたのは今年の1月27日、支那共産党の公式発表にて行われている。
だが、2013年の時点では15基が稼働を始めた状態であったというから、3年で2倍に増えた訳だ。そして、残念な事実としてこれら支那で稼働している多くの原発は、全て海外メーカーの手によるものであり、安全性の確認されていない新型炉も少なくない。


一方で、イギリスで建設される支那の原発は、支那製の原発である。
支那は原発関連で多くの技術を海外から金で買ったと言われているが、原発産業が「安全性不信」によって世界中で落ち目であるので、さぞや安く買い叩けたことだろう。

支那の原発がイギリスに出来たら、その安全性はイギリス政府によって曝されることになるのだが、その時点になって「アレもダメ」「コレもダメ」と言えるのだろうか?
 だが仏中は猛反発し、特に中国では対英投資の縮小や引き揚げを示唆するなど、批判が噴出。欧州連合(EU)離脱後の自由貿易協定(FTA)交渉への影響も不安視されていた。
ただでさえ、投資関連で脅されているイギリスである。コレより先、更に支那依存が進めば、国民の安全すら脅かす事態になるのでは無いか?

加えて、支那の場合は金や技術を海外に出すのでは無く、人民の働き口を海外に出し、そのまま移住させるパターンが多い。イギリスにまとまった数の労働者が合法的に流入し、そのまま居着く。

コレまで多くの国で繰り返されてきたパターンは、イギリスだけは例外とでも思っているのだろうか??

他国の人間がそんなことを心配しても仕方は無いのかも知れないが……。


ランキングへの応援クリックよろしく!
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ



















コメント