2016年10月31日月曜日

民進党は消費税率10%延期に反対する

もはや何処を向いているのか分からなくなっているのでは無いか?民進党は。

消費税率10%引き上げ延期法案 民進が反対決定

10月28日 20時09分
民進党は「次の内閣」を開き、消費税率を10%に引き上げる時期を来年4月から2年半延期するための法案について、アベノミクスの失敗によるものだとして、今後の採決で反対することを決めました。
反対のための政策を打ち出すのが民進党の仕事とか思っているらしく、反対のための反対で軸がぶれまくるという……。


さて、こんな話がどこから出てきたかというと、衆議院本会議で消費税増税再延期法案が審議され始めたから、党としての方針を確認したと言うことらしい。

消費税増税再延期法案が衆院で審議入り

2016.10.18 18:06
 消費税率10%への引き上げを平成31年10月まで再延期する税制改正法案が18日、衆院本会議で審議入りした。政府・与党は11月中の成立を目指す。
ふむ、景気判断をしないと言っていたにもかかわらず、それを反故にして延期しようというのが今回の消費税増税再延期の趣旨であるようだ。
 安倍晋三首相は6月、景気回復途上の増税は「内需を腰折れさせかねない」として、予定していた29年4月からの増税を2年半先送りすることを表明。増税とともに飲食料品などの税率を8%に据え置く軽減税率の導入時期も2年半先送りする。
なるほど、延期時期は2年半ということらしいな。

これに対する民進党の対応が上記の話。ただ、NHKでも突っ込みがいられているが、今年の5月には「増税反対」として消費税率引き上げ延期の法案を提出している。
一方で、会合ではことし5月、当時の岡田代表のもと、「増税できる経済状況ではない」として、消費税率の引き上げを延期するための法案を提出していることから、「国民から党の方針が一貫していない」などと批判を受けるおそれがあるとして、党執行部に対し反対の理由を丁寧に説明するよう求める意見も出されました。
にもかかわらず、「軽減税率導入」は反対、消費税率10%への延期も反対と。
民進党は28日に「次の内閣」を開き、衆議院で審議が行われている消費税率を10%に引き上げる時期を、来年4月から平成31年10月に2年半延期することなどを盛り込んだ法案への対応を協議しました。
その結果、アベノミクスの失敗により増税を先送りするものであり、税率の引き上げに合わせて導入される食品など一部の品目の税率を8%に据え置く「軽減税率」は、低所得者対策にならないなどとして、今後の採決で反対することを決めました。
ふむ。


NHKだけではハッキリ分からないな。

民進、消費税再延期法案に反対 軽減税率など理由に

2016/10/28 19:02
民進党は28日、消費増税を再延期する関連法案への反対を決めた。軽減税率が盛り込まれていることや、地方法人課税の偏在是正が不十分であることなどを理由に挙げた。同党は消費税の再延期そのものには賛成する立場。会議では「単純に反対ではなくアベノミクスの失敗が原因だと国民に理解してもらう必要がある」との意見が出た。
どうやら、消費税再延期には反対するが、それは軽減税率に反対するからだ、と言うことのようだ。
再延期そのものには賛成する模様。
……意味がよく分からないが、じゃあ、軽減税率に変わる制度を提案して、延期に賛成すれば良いのでは??


個人的には消費税増税の延期などしたところで、日本の景気が良くなる訳も無い。
消費税の導入の趣旨は、あくまで徴税構造の改革と言うところであったはずだ。であれば、増税は行った上で、他の部分での減税をすればバランスが採れる話。
増税を先送りしたところで、2年半後に日本経済が活発化するという保証は何処にも無い。オリンピック景気を当て込んでいるのかも知れないが、これも不発に終わる可能性は高そうである。何故ならば、近年のオリンピック開催の結果、各都市がどうなったかと言えば……、赤字を抱えて喘ぐ状況になるところが多いのだ。

つまり、今回の自民党の決定自体が問題の先送りをしただけに過ぎない。
民進党もそういう反論をすべきなのだが、これを主張するにはどうしても「現時点で増税を!」と言わざるを得ないのが1つと、徴税構造を変えるために「減税政策の提案」が必須となる。
これが出来ないのが民進党なのだ。

世の中、「増税」という言葉に敏感に反応する層が多いのは事実であるし、消費税の増税に踏み切れば色々な所に影響が出てくることは確実である。
一方で、人口の構造が変化して、従来の制度設計では不十分な部分が出てきているのもまた事実なのである。


そうした事を踏まえて、制度設計のあり方に切り込んでいくのが、政治家本来の仕事だと思うのだが、なかなかそういう視点では語られないことが多いのが現実である。

そういった部分を指摘することこそが野党の仕事であり、またメディアの仕事だろうに、野党はこのざまだし、メディアも知らん顔どころか「新聞の軽減税率適用を!」などという寝ぼけたことを言う始末。

特に消費税に関しては、与党に付け入る点は多いのだから、野党がもっと仕事しろよ。



ランキングへの応援クリックよろしく!
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ

2 件のコメント :

  1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月31日 12:55

    TPPにしても、消費税増税にしても、民主党→民進党の政策はブレブレなので、付き合いきれません(というか鳩山政権の沖縄政策で幻滅したので支持してないけど)
    自分の記憶では、民主党→民進党の消費税増税政策の変遷はこんな感じです。
    ・増税反対(民主党政権前)←野田の演説映像が残っている
    ・増税決定(野田政権時)
    ・増税延期、延期期間未定(前回衆議院総選挙時)
    ・増税延期反対←いまここ
    軸がブレブレで、まるで「コウモリ」です。
    だから、二重国籍の党首を選んだりするのかもしれません。
    参考)J-Castニュース「野田首相の昔の演説が「発覚」 「公約に書いてないことやらない。これがルールです」」2012/01/20

    返信削除
    返信
    1. ぶれているから信用されない、と言う事が理解できないのですよね。
      民進党が民進党たる所以と言いますか。

      まさに看板の掛け替えだけで、中身は何も変わらないというか余計に酷くなった気がしますが、気のせいなんですかね。

      削除

お気軽にコメントを!ハンドルネームは面倒でもお願いします。