2016年10月13日木曜日

ドイツで2030年までに内燃エンジン搭載車販売禁止?!

んなアホな。

ドイツ、2030年までに内燃エンジンを搭載したクルマの販売禁止を要求

2016年10月12日 06時00分
金銭的インセンティブによって無公害車の時代へ移行を進めようとしていたドイツだが、それで満足しているわけではなかった。予てから予想されていた通り、ドイツ連邦参議院は、2030年までに内燃エンジンを搭載した新車の販売禁止を求める決議を可決した。
ちょっと時間が無かったので、気軽に読める記事という方向で。



ドイツの車といえば、フォルクスワーゲン、ダイムラー、BMW辺りが有名だが、その他にも数社ある。
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何れも内燃機関を搭載した車なのだが、ドイツ連邦参議院はこれらのメーカーを切り捨てる気なのだろうか?
これにより、ドイツでは2030年以降、新車を買おうと思ったら電気自動車(EV)または水素燃料電池車、いずれかのゼロ・エミッション・ビークル(ZEV=排気ガスを出さないクルマ)しか選択肢がなくなる。これは法的拘束力のあるものではないが、ドイツは欧州委員会(EC)に対して、この禁止案を欧州連合(EU)全体で実施するよう求めている。ドイツの規定がEUの方針を定める傾向にあるので、この要求が受け入れられる可能性が高い。
そして、これにEUを巻き込もうとしている!!



ただでさえ、国内の原発をゼロにしようとか息巻いてとんでもないことになっているが、今後、どうするつもりなのか。
ディーゼルエンジンの話もかなり微妙だよね。
ドイツはまた、EU税政とそれが"無公害車の活性化"に与える影響を見直すようECに求めているが、それが何を意味するのか定かではない。提案には、ZEVを購入するとより手厚い優遇税制が受けられるとか、EU諸国で減税対象からディーゼル車が除外される、と言った内容が盛り込まれる可能性が高い。
実のところEUではディーゼル車の人気が高い。これは排ガス規制の影響もあるのだが、こうした規制をやり過ぎてVWがとんでもないことをしでかした。
ECU(エンジン制御ユニット)に排出ガス検査に不正にパスする違法な制御プログラムを忍ばせたのだ。これがアメリカで大問題になった。
各自動車メーカーはすでに、より厳格な排ガス基準がディーゼル車を葬り去ることになるのではないかと危惧している。減税廃止によって維持費が、厳しい排ガス対策によって車両価格が高騰すれば、ディーゼル車の絶滅は加速するだけだからだ。
ディーゼル車の開発が進めば排ガス対策も対応できるようになるだろうが、内燃エンジンの搭載禁止はそうしたインセンティブを奪ってしまう懸念がある。

これで、ドイツの車メーカーの命運は決まったようなモノだ。
とはいえ、実際にはディーゼルエンジンの一件で、ドイツ車メーカーの信頼が失われたのも又事実。それを回復する為の努力よりは、別方面に舵を切った方が得策、という読みはあるだろう。



いずれにせよ電気自動車の登場で、電池の問題さえクリアできれば劇的にこうした傾向は進んでいくのだと考えられている。

にぎわうマグネシウム電池関連株 課題は「寿命」

2016/10/11 16:58
11日、東京株式市場では藤ゴムや古河池などの銘柄が急伸した。9日付の日本経済新聞朝刊が報じた、ホンダによるマグネシウムを使った2次電池の開発観測が物色に火を付けた。電池の小型化などに期待のかかる次世代素材といい、個人投資家の関心を集めた。
ホンダがマグネシウム電池の開発に目処が付いたと発表したことから大騒ぎになっているが、「常温で使用可能」「寿命を延ばすことに成功」といった、マグネシウム二次電池の弱点を克服した所が大きい。
2018年までに製品化を目指すと言っているので、それなりの成果が出たと言うことなのだろう。とはいえ解決すべき問題も色々ある。
 
このように、二次電池の研究は日々進められているので、電気自動車の低コスト化は意外に早いかも知れない。



まあ、そういう意味ではドイツのように法律で縛っておいて、技術革新を促進させるのはありだと思うんだけどね。
かなりの背水の陣を覚悟したのだと、そういう風に理解するのもいいんじゃないかな。


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6 件のコメント :

  1. リチウム電池が実用化入ったと思ったら今度はマグネシウム……
    文系の自分には何が何やらさっぱりですわ
    こうやって行く内に小型原子炉みたいな物もいつしか広まるんでしょうか……

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    1. まあ、リチウムイオン二次電池にしろマグネシウム二次電池にせよ電極に使う材質の話なんで、鉛蓄電池と同じというか。
      原理は似てますし、ね。

      まあ、それはそれとして、小型原子炉は搭載するには色々とハードルが高いのですが、夢が広がりますな。

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  2. 技術立国として似た国であるドイツですし、覚悟を決めたらやり遂げるような気もします。
    上手くいけば2030年以降の大きなイニシアチブを得られると思いますし、
    道半ばとなったとしても、蓄積されるものは多いでしょう。

    日本もウカウカしていられませんね!

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    1. 日本人はドイツに過剰に期待しすぎますからねぇ。面白い国ですが、何かもうヤバイ方向に向かっている気がして仕方が無い。
      まあ、それでもナントカしちゃう可能性をドイツからは感じますけどね。

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  3. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月13日 17:02

    日経の記事に出てくる「埼玉県産業技術総合センターの電池材料の研究成果」というのは、以下の記事のことのようですね。
    ソース)埼玉県「世界初の実用化にめど 埼玉県産業技術総合センターがマグネシウム蓄電池の開発に成功」
    >埼玉県は19日、スマートフォンなど家庭用の小型機器に適している
    >次世代蓄電池「マグネシウム蓄電池」の開発に成功し、世界初の実用化
    >に向けた画期的な研究成果が得られたと発表した。県産業技術総合セン
    >ター(SAITEC)と県内企業が連携して安全性の確保などマグネシウム
    >蓄電池が抱えていた課題を克服し、実用化にめどが付いた。今後も共同
    >開発を進め、マグネシウム蓄電池の製品化を目指す。
    正極(プラス極)用の材料についての論文もありましたが、そちらの引用は控えます(読んでも、バナジウムの酸化物と硫黄の化合物としか理解できず)。

    マグネシウム二次電池はリチウムイオン二次電池より安全性が高いようで、リチウムよりマグネシウムの方が安価なので、体積及び重量次第では一気に実用化されるかもしれませんね。

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    1. マグネシウムイオン二次電池のブレイクスルーは正極に硫黄を採用したことで得られたようですが、それに加えて電極消耗による寿命の短命化が低減できる目処が付いたことが大きい様ですね。

      まあ、僕も論文を読んでも理解出来なかった口なので偉そうな事は言えませんが、二価のマグネシウムを使って一価のリチウムと同等の性能が出せるようになってきているのは、正極構造を改良できた辺りの技術革新も大きかったようで。
      色々調べてみると面白いですね。

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