2016年10月1日土曜日

韓国紙が社説で嘆く「スリオン」の欠陥

嘆きたくもなるよねぇ。

【社説】国産ヘリ「スリオン」の欠陥、適当主義が問題だ=韓国

2016年09月24日11時55分
  国産機動ヘリコプター「スリオン」(KUH-1)にまた欠陥が見つかり軍部隊への納品が全面中断されたが、技術力より慢性的な隠蔽と適当主義がより大きな問題だ。年初に米国で実施した結氷テストの101項目のうち29項目を満たせなかったが、防衛事業庁はこれを国防部に報告もせず、国会の対政府質問の過程で明らかになった。
アラスカで試験したとか言っていた様な気がするが……。



この話は先日取り上げた内容の続きであるようだ。
試験はアメリカのミシガン州で行われ「機体氷結テスト」と呼ばれる、気温5度からマイナス30度という低温多湿の環境で、ヘリコプターの安全性を確認する試験だったようだ。
前回のニュースでは、問題点は1つだけのように思えたわけだが……。
その結果、エアインテーク(空気取り入れ口)などに許容値を超える氷(100グラム以上)が付いてしまう着氷問題が見つかった。
ところが、現実には101項目のウチ29項目を満たせなかったとか。
そして、その結果を報告せずに隠していたというのだから呆れるほか無い。
これ、実戦配備して困るのは、まず最前線で戦う兵士達であり、戦線を維持出来なくて作戦を立て直さねばならぬ本部であり、国防が機能しなくて困る韓国国民達なのである。特に、北朝鮮が進行してくるとすれば、最初に火砲による砲撃で、それから戦車による蹂躙があって、最後に歩兵による占領というプロセスを踏むと思われるのでヘリコプターの働きは意外に重要だと考えられる。
まあ、スリオンは汎用ヘリとして運用されるようなので、輸送が主任務になる可能性が高いが、冬場は使えないとなるとかなり致命的だろう。

ただ、先ほども言及したが、アラスカでもテストをしているはずなのだ。
Korea to join ranks of helicopter development nati
2013-04-01
Hits : 4008
Korea to join ranks of helicopter development nations, marking the 11th country
- Enacted standards for the KUH's national defense a.k.a, "Surion," the first Korean Utility Helicopter,        completed the development
- Expected to cause industrial ripple effects worthy of 12 tln. won, creating 50,000 jobs.
~~略~~
In order to verify the operation ability of the KUH in the ambient environment below 32 degrees Celsius below zero from Dec. 24, 2012 to Feb. 7, 2013, KAI went to Alaska to conduct about 50 flight tests and successively finished conducting the low-temperature tests on total 121 items.




アラスカでテストして121の低温テストをしたと書かれている。KAIのサイトなので怪しさ満載ではあるが。
 
にもかかわらず、新たにテストし直した、或いは別種のテストをしたというのは、素人考えではあるが些か不可解だ。



まあ、当然ながら「直せよ」という話にはなるわけだが……。
  国産ヘリコプターの開発はまだ第一歩を踏み出したばかりであり、我々の技術力は完ぺきではない。問題が見つかった時に適当な処方で済ませれば技術の発展を期待するのは難しい。今は実戦配備と輸出に支障があるだろうが、徹底的な分析と冷静な検証で欠陥を補完して完ぺきを目指すことが、犠牲を防ぎ、国際的な信頼を高め、良い結果を得る道だ。
スリオンの技術の大半は「おふらんす」なので、「我々の技術力」だけでは解決不能だろう。
こちらの記事で言及しているが、動力伝達装置を構成する約450の部品のウチ、国産化できたのは80個。契約では3割にあたる134個を技術移転して貰う話だったが、韓国の技術力が低すぎて移転が完了しなかったようなのだ。完了しても7割は外国の技術なのだが……。
動力伝達装置というと多分、問題があったメインギアボックス回りの話だと思うが、それ以外の部分はどうだったのだろう?ボディは適当にアレンジしたら、おかしな事になってあちこちに亀裂が入ったようだが。

そして、「国際的な信頼」は、実績がなければ付いてこない。
韓国国内での成功は実績とは呼ばれないので、輸出は苦戦しそうだな。


社説のタイトルでは、「適当主義が問題だ」と書かれている。
韓国を揶揄する言葉で、「ケンチャナヨ精神」というのがある。日本語で言うと「でも、そんなの関係ね-!by小島よしお」といったところだろうか。

韓国文化に深く根付いたこの「ケンチャナヨ精神」が発揮されると、全てのことがイイカゲンになってしまうらしい。
それを社説で嘆いているのだが、韓国では日常茶飯事なので、嘆いても仕方が無い。


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4 件のコメント :

  1. アラスカでの低温試験の実施については関連するみんなの記事にもあるとおりですが、ネイバーニュースのよると防衛事業庁は「悪条件と危険を冒して、どの国も達成していない正常な試験を完了した」とまで豪語していたそうです。結果それよりも温度条件が緩いテストで不合格とは・・・(まあいつもの韓国軍といえばそうなんですけど)

    KAIが、この問題の機体を海軍仕様にする話もでてますが、朝鮮半島は冬場乾燥するから着氷は問題ないとか言ってたけど日本海だと大陸から対馬海流へ吹き付ける季節風の影響で霧も出るし低高度では荒れた海の波しぶきも季節風にあおられてかなり広範囲に舞ってるので十分着氷の恐れがあると思うけど本当に大丈夫かね。
     

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    1. アラスカの試験って、一体何をやったんでしょうね(苦笑

      KAIの計画は、民間企業の提案なのでそれ程真に受ける必要は無いでしょう。
      が、実際にやるとなると色々と問題は起きるのでしょうね。

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  2. 東海に墜落した韓国海軍リンクスヘリ、部品品質書類を偽造
    http://japanese.joins.com/article/215/221215.html

    結局先日墜落したリンクスもお約束の結末のようです。
    実際に操縦する韓国軍パイロットにとって、国産部品の少ないほうが逆に安心出来ると思うし、戦力的にも充実すると思います。

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    1. わー、又新たなネタですか。
      韓国の国産品は本当に地雷ばかりですねぇ。

      とはいえ、リンクスはライセンス生産したわけでは無かった様な……。
      その辺りのしっかりとした情報がある訳ではありませんが。

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