韓国空軍、ピースアイの追加購入を検討

なんというか……、問題点は解決したのか?

空中警戒管制機2機を新たに導入へ 監視強化=韓国軍

2016/10/09 14:18
【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局がピースアイと呼ばれる空中早期警戒管制機を追加で導入する計画を立てている。韓国軍は現在、同機を4機運用中だが、防空識別圏を拡張したことや北朝鮮情報の収集の重要性が増していることを踏まえ、2機の導入を長期計画に盛り込んだ。軍消息筋が9日、明らかにした。
最近、「北朝鮮の脅威」を盾にアレもコレも買いたいというニュースが多いのだけれど、ピースアイって色々問題あったよね。



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韓国軍が導入している早期警戒管制機は「ピースアイ」と呼ばれる「ボーイング737 AEW&C」ベースの機体なのだが、韓国空軍では4機を運用中である。

ただし、色々まずい話もチラホラ……。



何故か、導入1年で4機中3機が運用中断状態に陥っており、その理由が整備用の部品がないから、というもの。
まさに共食い整備の典型例なのだが、韓国軍は整備用部品のストックの概念が皆無である。いや、ちょっとはあるのかもしれないが、とにかく疎かにする傾向が強い。
で、24時間警戒態勢を考えたいと言っていたのに、どうにも運用できる機体は1機という状況に。
で、そうこうするうちに、ボーイング社の無償サポート期間が終了してしまい、保守部品もラインが閉じてしまったので、もはや調達も困難な状況に。

新たに買う方向で、って、追加で購入できる算段はついているのだろうか??



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コメント

  1. 記事の最後の一文は、「部品取り用だよね」って言ってますよね。
    共食い整備なんて、ロジが壊滅した、負け戦の前線部隊がやることですよねえ。
    平時から兵站部門が破綻している軍隊って、いざって時に使い物になるんですか?

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    1. 部品取り用の機体があること自体は不思議はないのですが、それを新品で買うというのはちょっと理解できませんよね。
      本来、自国で扱えないレベルの兵器を国防で運用するというのは、あるべきでは無いのでしょうが……、そこまで理想は追い求められませんよねぇ。ただ、そうであるならばせめて整備要の部品を確保する努力をすべきなのですよ。

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  2. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月10日 10:41

    保守部品の生産ラインが閉じられているのに、追加生産できるのか疑問なんですが...
    とは言うものの、E-3やE-767も生産されてないし、737の新型(737MAX)から新しい機体を起こすのでしょうか?

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    1. 韓国の場合は、「買うことに決めた!」と報道された後から交渉を始めることも珍しくないようなので、今回の話もそうしたレベルの話かもしれません。

      だって、2機程度の兵器を売るのに、閉じてしまった保守部品の生産ラインが再稼働するとも思えませんし。

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  3. 2003年3月、米のRC-135電子偵察機(弾道ミサイル監視用)に、北朝鮮のMiG-29とMiG-23が15~20mの距離まで接近威嚇したことがあった。
    当時北朝鮮の亡命パイロットの話から、まともに飛ぶ燃料も部品もないと思われていた中での、スクランブル、しかも4機編隊で襲って来たので衝撃が大きかった(米軍も私個人も)。
    以後、護衛機なしの舐めプレイは米もしなくなったと言われている。

    RC-135で弾道ミサイルを追尾・ルート割り出してデータ送信→受けたデータに基づいてイージス艦及び地上配備のPAC-3で迎撃、という青写真なら早期警戒機は船団だけではなくRC-135用にも必要になる。
    が、今年だけでも3回以上中国軍戦闘機にRC135への異常接近を許しており、米軍でさえ出来てないのが現状。
    日本も4機しかないのは韓国と同じで、導入から15年以上も立っており、毎年改良してるとはいえ、windows95と同期ではやや不安です。
    弾道ミサイルをなんとしても把握したい日米と、そうはさせじとする中国・北朝鮮の戦いが、現在進行形で拡大しているのが感じられます。

    長く書きましたが、まあ韓国はなんというか平和と言うか緊張感がなさすぎると言いたかっただけです(笑)。
    せめて北朝鮮と同じくらいのガッツを見せてほしい。

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    1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月10日 13:35

      kujira様
      あるけむと申します。
      >日本も4機しかないのは韓国と同じで、
      E-767(AWACS)は4機だけですが、E-2Cも導入しているので、若干事情が異なります(韓国はE-2を導入していない)
      また、E-2Dの追加導入も決まってます。
      そういえば、P-1の機体を利用した新型早期警戒管制機の話もありましたね。話は進んでいるのかな?
      反日が激しい韓国にP-1ベースの新型早期警戒管制機は売却出来ないと思いますけどね。

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    2. 早期警戒管制機が韓国に本当に必要なのか?と言う点に関しては、色々と怪しい部分もあるので、この程度の認識なのかも知れません。

      何しろ、現状4機のうち1機しか飛ばせない状況だと報道されているので、満足に情報収集して分析できる体制を構築しているとは思えません。
      「あったら良いなー」レベルの話だと思いますよ。
      それで買っちゃうのがスゴイのですが。

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  4. 部品が買えないなら、まるごと完成品を買えば良いニダ。

    すごいな、韓国では整備や修理の予算より新規取得の予算の方が認可され易いのか、米軍もびっくりだね。

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    1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月10日 13:44

      電気屋様
      >韓国では整備や修理の予算より新規取得の予算の方が認可され
      >易いのか
      20年ほど前の話ですが、日本の地方自治体でも「整備や修理の予算」は簡単には付きませんでした。その御蔭で死ぬような目に合いました。
      (職場(某県庁)で倒れて救急車で担ぎ込まれた(らしい)←意識が無かったから後から聞いた)
      システムの新規機能の追加費用に、整備や修理の費用を混ぜ込んでました(顧客=県職員の指示で)。

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    2. 保守点検部品の調達というのは、費用対効果の観点から言えば必要不可欠なのですが、「保険」の色合いが強いと「無駄」と判断されることもままあるようで。
      あるけむ氏もご指摘のように、日本の自治体でもそうですし、自衛隊も苦労している部分はあるみたいですよ。

      そう言えば、自衛隊は一括購入の方式に舵を切ったようですが、一部門に集中させた事でその部門はAmazonのような状況になりつつあるようです。「明日納品して!」というレベルの問い合わせもあるようで、その部門は忙しい時期は殺気立った状況になる模様。
      これ、部品のストックに関して更に厳しくなった事を示唆する話でもありまして、何というか、良いのか悪いのか判断の付きかねます。

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  5. 生産されてない機体に関しては最悪飛行機の墓場ことデイビス・モンサン空軍基地のモスボールストックから持ってくると言う手も有りますな(残ってるかはさておき
    整備パーツ不足に関しては国産品と取り替えか、ライセンス生産でもしてないと
    アメリカから一々注文する必要があり手続きやら処理順やらでタイムラグが生じる場合が多いので遅れるのは自衛隊でも時々あるとか無いとか……

    ちなみにこの処理順、米との関係次第であっさり前後するので下手に怒らすとパーツがほぼ届かなくなる……という事態が待っているそうです(汗

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    1. ベースになった機体自体はモスモールストックから持ち出せるのでしょうけど、737 AEW&Cにするには色々と手を加える必要が……。

      自衛隊の調達に関しても色々あるようですね、聞きかじった程度ですが。
      ただ、この辺りの環境整備こそが国防のキモになると思いますので、体制が変わってちょっと混乱しているだけならばともかく、着実に整備していって欲しいと思います。

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    2. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月11日 18:30

      米軍が採用していない民間機系機体の「モスボールストック」なんて存在するのでしょうか?
      デイビス・モンサン空軍基地のモスボールストックは、あくまでも「米軍機のストック」だと考えますが。

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    3. P-8やらC-40やらは、確か737ベースの機体だったように記憶しています。
      とはいえ、737ベースだから改造が可能!って訳では無いんでしょうね。

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