2016年10月4日火曜日

韓国海軍の対潜ヘリコプター「リンクス」、品質保証書の偽造発覚

いやもう、やってないワケは無いと思ったが、これってイギリスから輸入した奴じゃ無かったっけ??

東海に墜落した韓国海軍リンクスヘリ、部品品質書類を偽造

2016年09月29日09時21分
  26日に東海(トンヘ、日本名・日本海)で墜落した海軍リンクスヘリコプターに品質保証書類が偽造されたボルトが納品されていたことが明らかになった。
これが、先日墜落したヘリコプターだというから、浮かばれない話である。

先ずは先日の記事を紹介しておく。
この事故で、ヘリコプターに搭乗していた兵士3名は全て死亡してしまったようだ。
  一方、海軍は27日に墜落したリンクスヘリコプターの操縦士キム大尉ら行方不明者3人全員の遺体を収容した。海軍は機体の欠陥や突然の故障、パイロットの飛行錯覚などすべての可能性を残して原因を究明する方針だ。
何と言っていいか分からないが、ご冥福を祈りたい。
リンクス
さて、このヘリコプター、韓国海軍が保有する貴重な対潜ヘリなのだが、全23機保有していたうちの1機であるということだ。(2010年にも1機墜落しているらしい)
どうやらアメリカ海軍との合同訓練の最中の出来事だったらしく、21時5分と、遅い時間に墜落したのも搭乗員の救出が遅れた原因であろう。



で、この事件を切っ掛けに、韓国軍のリンクスの点検が行われたようなのだが、そこで品質保証書類の偽造が発覚したと。
  野党・共に民主党の金炳基(キム・ビョンギ)議員室が28日に入手した防衛事業庁の内部監査資料によると、過去4年間に軍需産業業者がリンクスヘリコプターをはじめとする海軍の各種武器部品を供給しながら約600件の品質保証書を偽造したことが確認された。また防衛事業庁はこうした品質保証書を信じて約400件の契約を締結し、71の部品で実際に欠陥が見つかった。
この話は何も今に始まったことでは無く、過去にも韓国の兵器に偽造の品質保証書類が発見されていて、韓国軍ではこうした行為が横行しているようだ。
過去には原発の部品すら品質保証書類に偽造が見つかったらしく、大騒ぎだったな。
原発の場合、電源ケーブルに偽装が見つかったと言うことで大騒ぎではあったが、リンクスの部品に問題は無かったのだろうか?
400件の偽造品質保証書を元に契約した案件があって、その部品のうち71に欠陥が発覚というから……。



いやいや、冷静に考えると、だ。
こうした数字が明確になっていると言うことは既に問題は発覚して、真相究明が行われている最中という風に理解すべきだろう。
じゃあ、なぜ、その問題の部品が使われている可能性のあるリンクスは飛行禁止になっていなかったのか??

今のところ、故障した部品が原因で事故を起こしたという話になっているわけでは無いので事の推移を見守りたいところだが、碌な話になりそうに無いな。
一番ありそうなのはこのまま有耶無耶になってしまうことだが。


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10 件のコメント :

  1. 真相を究明すれば一体どれくらいの人間が逮捕されたり保有する兵器の多くが使用不能になるか解りませんもんね。
    日本や他の先進国でも兵器調達に関する水増し請求や談合は有るでしょうが嘘整備や偽物物納入が大々的に行われている様は流石ダイナミックコリア!・・・知ってたけど。
    普通の感覚では理解不能ですがこのまま担当者の何人かをスケープゴートにして後は見てみぬふりをしてウヤムヤにするのは、韓国的にはベターな対応かもしれません。

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    1. 韓国の場合は謎の恩赦制度があるので、大統領が代わると無罪になっちゃう。
      流石にダイナミックです。

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  2. リンクスは輸入品ですが、定期保守とかの点検整備時に交換するようなボルトは航空機用のNAS規格のボルトを使用しているはずなので国内のボルトメーカーかボルトの卸業者からNAS規格品を購入し使用することになっていたと思われます。
     で納入の際に日本で言えば通常のJIS規格品より当然高く売れるのでNAS規格品でないインチキボルト(JIS規格品レベルにすらない?)を納入して差額をちょろまかしたということでしょうね。
     しかし航空機の部品のように不良が人の生死に直結するようなものでも目先の金のためには不正を働く下劣な品性が信じられません。(まったく朝鮮がガミラス帝国に併合されていたらデスラー総統により今頃ほとんど全員床の下ですよ)

    *学生時代に航空機の組み立てや整備で作業中に落下させたボルト、ネジは拾って使用しないことになっているとF-104戦闘機の国産化時の技官から聞きましたが、当然そんなことを韓国空軍ではやってないでしょうね。

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    1. NAS規格というのはアメリカ軍の採用する規格なのですね。
      それなりにお高いのでしょうが、そんなボルトを韓国軍が使うはずも無いわけで。

      そう言えば潜水艦にも似たような問題があった気がしますよ。

      航空機のボルトはそんなに厳格に扱われているのですか。
      確かに、落とした衝撃で内部に歪みが溜まる、なんてこともありうるわけで、使わないに越した事は無いのですが、そこまでやるのかぁ。

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    2. NAS(国際航空宇宙規格)はMILが廃止されて国際的に航空宇宙分野の標準規格をつくりましょうのなかで出てきた規格なのでMILを使用していたアメリカ軍はNASを採用しています。(昔はよくMILスペックマニアがいたけど今ならNASスペックマニアか)
      上で通常のJISといったのは日本でもAS9100(米)、EN9100(欧)と同じNASに対応したJIS Q 9100認定品があるのでJISと言ってもQ9100対応であればNAS品質になるからです。(国際標準で相互認証方式なので日本で認証をとれば米欧でも有効です。)

      ちなみにF-104の導入は昭和30年代だから今より厳しかった現場では下っ端がボルトを落とすと先輩からこのボルトの値段がわかっているのかとこっぴどく怒られたそうです。(落としたボルトを使おうものならパイロットを殺す気かと殴られたかも)

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    3. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月4日 17:15

      トヨタ生産方式関係の書籍で読んだのですが、トヨタ自動車でも落としたボルトは破棄処分にするそうです。
      書籍では、新人が落としたボルトを部品箱に戻してしまったので、ラインを止めて部品箱全てのボルトを破棄処分した。ボルトを再検査するぐらいなら破棄したほうがコストがかからないから...という内容でした。

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    4. なるほど、勉強になります。

      ……トヨタの場合は「拾っている時間が惜しい!」とか言う話になりそうな(笑
      実際のところ、工場でボルトを床に落としたら色々付着する可能性もありますし、ボルト自体に何らかの影響がある可能性もありますからねぇ。
      トヨタの工場は非常にキレイな所が多いですが、それでも、工作機械を動かしていればそれなりに。

      そうか、そういう意味では戦闘機のボルトも同じなのですな。

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    5. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月4日 20:50

      トヨタの場合は「不良を出す可能性があればラインを止め、原因究明・対策しろ」が優先ですね。
      「4S」(整理・整頓・清掃・清潔)というのもありますから、拾うことは躊躇しないと思います。
      注)世間一般では「5S」(4S+躾(習慣付ける))と言われる場合が多いですが、トヨタ社内では「4Sをやるのは当たり前→躾は要らない」ということだそうです(短期派遣でトヨタ本社勤務時に聞いた)

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    6. 一応現在の航空機用のボルトナット交換について確認しましたが、AC-SPECのサイトの航空機用部品ナットの解説によると
      航空機用のナットはネジ部がわずかに楕円形に変形されていて、取付時にボルトが楕円を真円へと変形させながら締め付けることで、常にボルトに食い付き、振動等で緩まないようになっているそうで取り外したナットは楕円が真円に近づいていくため航空機整備では一度取り外したら再利用は禁止されているそうです。
      (かの国では再利用も平気でやっていそうだけど)

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    7. 重ね重ね勉強になります。

      ナルホドねぇ。

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