航空機レーザー光照射禁止は、罰則がヌルすぎる

いや、これ、下手したら殺人罪だからね?

航空機レーザー光照射禁止へ 米軍機も対象、違反には罰金 政府決定

2016.10.25 14:51

航空機へのレーザー光照射が相次いでいる問題で、政府は25日の閣議で、空港周辺を飛行する航空機へのレーザー照射を禁止する航空法の政令改正を決定した。
遅きに失する感じはするが、それでもまあ、無いよりは良いだろう。


いやー、「今まで無かったの?」という人や「意味がよく分からない」という人もいると思う。
先ずはこちらのリンクを確認頂きたい。
タイトルを読んだだけで、沖縄周辺の対策に乗り出したことは明白であろう。が、他の地域でもレーザーポインターを悪用する事件は後を絶たないらしい。

違法レーザーポインターを販売容疑、10業者を一斉摘発

2016年7月30日11時07分
 国の安全基準を超える出力のレーザーポインターを販売したとして、大阪、京都など7府県警が4人を消費生活用製品安全法違反(特定製品無表示販売)の疑いで逮捕し、計10業者の自宅などを家宅捜索したことがわかった。大阪府警によると、こうした違法な製品はネットなどで簡単に手に入り、光線が航空機などに照射される危険な事件が相次いでいた。
摘発するに至った原因がこの記事に書かれている。
 国土交通省によると民間機へのレーザー照射は2010年7月からの6年間で、194件あったという。
多すぎだろう。



そして、凧揚げという単語が冒頭の記事にも、リンク先にもあるのだが、こちらもかなり悪質。
航空法の不備をついて、空港の近くで鉄のワイヤを使った凧をあげているというのだが……、明らかに犯罪の臭いがする。凧をあげる行為自体は違法では無いが、事故を起こそうという故意が感じられる。
たこ揚げも同様に禁止され、違反した場合には50万円以下の罰金が科される。同法施行規則も合わせて改正し、12月21日に施行される。
ただ、罰金は50万円程度と非常に軽い。せめて懲役もつけておけよ。

もちろん、ひとたび事故が起これば、こんな罰金では済まないのだが、因果関係を立証することが困難であろうと思われるので、立件に至るにはかなりの労力を要すると思われる。
沖縄での逮捕者も、何度も繰り返し犯行を行っていた事が明らかになっているので、犯人特定はかなり困難なのだろう。



とはいえ、逮捕されれば、色々な逮捕容疑が付いてくるとは思われる。

沖縄のレーザー男も「威力業務妨害の容疑」で逮捕されている。3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が軽量として科されている。

高出力のレーザーポインターの単純所持自体も違法にすれば良いのにと思うのだが、その辺りはまだ規制の対象になっていない模様。販売は禁止されているんだけどね。
法の不備と言ってしまえばそれまでだが、なかなかこういった物の規制はイタチごっこになってしまうので難しいだろう。

ともあれ、航空機に対する使用は禁止されたのだから、まあ、一歩前進と言うべきか。



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コメント

  1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月26日 0:51

    多分、航空法の第九十九条の二に対応する国土交通省令の条文(航空法施行令第二百九条の三)を改正するのでしょうね。
    それだと国会審議が要らないので、民進党・共産党の妨害は受けないですから。
    確かに、鉄道・艦船に比べて刑罰が軽いとは思います。
    参考)刑法第百二十五条  
    鉄道若しくはその標識を損壊し、又はその他の方法により、汽車又は電車の往来の危険を生じさせた者は、二年以上の有期懲役に処する。
    灯台若しくは浮標を損壊し、又はその他の方法により、艦船の往来の危険を生じさせた者も、前項と同様とする。

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    返信
    1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月26日 0:54

      間違えました。すみません。
      誤:航空法施行令
      正:航空法施行規則

      削除
    2. 補足ありがとうございます。

      今回の件、鉄道・艦船には準じる軽量になるべきでしょうが、その辺りにまで気が回る政治家がいるでしょうかね。

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