2016年10月6日木曜日

韓国軍のミサイル監視レーダーは故障しまくり

うん、3年に21回も故障というのは、問題だと思うんだ。

韓国軍の北朝鮮ミサイル監視レーダー、3年間に21回故障

2016年10月03日09時42分
  北朝鮮の弾道ミサイル発射を探知するための軍の早期警報レーダー(グリーンパイン)が過去3年間に21回故障し、ミサイル監視網に42時間の空白が生じたと、国会国防委員会所属の李チョル圭(イ・チョルギュ)議員(セヌリ党、東海-三陟)が2日明らかにした。北朝鮮がスカッドミサイルなどを発射する場合、早期警報レーダーのグリーンパインやイージス艦体系のレーダーが探知し、パトリオットミサイル(PAC-2)で迎撃するのが韓国型ミサイル防衛(KAMD)体系の概念だ。
えーと、グリーンパインって何処かで聞いたような……。


あー、グリーンパインレーダーか。

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イスラエルの弾道弾迎撃ミサイル、アロー2が同名のレーダーシステムを積んでいたように思う。フェーズドアレイ式のレーダーらしいが、索敵範囲は500km。

政府、3年以内にミサイル迎撃施設設置へ(2)

2009年02月16日10時05分
~~略~~
  購入対象となる国は、米国(FBX)、フランス(M3R)、イスラエル(グリーンパイン)が検討されており、今年決定し、2010年には確保できるとみられる。軍筋は「北朝鮮の核とミサイルの脅威に対応するための“韓国式弾道・誘導弾防衛システム構築計画”が06年“合同参謀議長指揮指針書”に明文化された後、作戦統制所構築計画を進めてきた」と話した。また「作戦統制所が構築されれば、現在ミサイル防衛・迎撃作戦に向け単独で運用中の在韓米軍の戦区誘導弾作戦班(TMO-Cell)とも連動できるだろう」と付け加えた。
ふむ、やっぱりイスラエルから買っていた模様。

北ロケットに注視…韓半島周辺24時間情報戦争

2012年12月06日11時29分
~~略~~
また韓国軍はイスラエルから最近導入して検査中のグリーンパインレーダーを実戦配備した。探知距離500キロのグリーンパインレーダーは陸上に配備され、東倉里に対する常時監視が可能だ。
導入したのは最近らしいね。


ところが、比較的頻繁に故障する模様。
  しかし李議員が入手した「弾道弾早期警報レーダー未稼働現況」によると、KAMDの核心要素であるグリーンパインが忠清北道地域に配備したものは8回、忠清南道地域に配備したものは13回故障した。軍は北朝鮮を24時間監視するため忠南・忠北地域にグリーンパイン2基を配備し、隔週で交互に運用している。

  レーダーが故障した回数は2013年3回、2014年5回、2015年8回、今年5回(6月現在)と、故障時間は計472時間だった。レーダーに故障が発生すれば、別の地域のレーダーを稼働するのに2時間ほど必要である点を考えると、少なくとも42時間(2時間x21回)の戦力の空白があったというのが李議員側の説明であり、空軍もこの点は認めている。
そして、空白時間が出来る模様。
李議員は「24時間稼働しなければいけないミサイル監視網に穴が生じたということ」と指摘した。空軍側は「レーダー2基が同時に故障したことはなく(空白の時間はあったが)作戦任務は遂行した」と釈明した。
2時間の空白は認めるんだ。


気になるのは故障の原因だ。
最も大きい故障の原因はレーダーのアンテナ稼働時に発生する熱と外部の温度差により内部に水滴ができ、電源供給機や送受信増幅モジュール(TRU)に問題が生じたためという。
……分かっているなら対策しろよ!
これ、イスラエルでは問題になったのか、ならないのか。
多分、湿度や気温の差などもあるので、韓国用にカスタマイズする必要があるのだけれど、それをしっかりやっていないって事だよね。
或いは故障を折り込み、更に2基増やしても良いだろう。2基ペア4基で運用すれば、空白期間の懸念も減るだろう。
特に5日間にわたりレーダーの修理をした2014年3月22日と作動が31時間以上中断した今年3月21日、北朝鮮はそれぞれFROGミサイルと推定される発射体30余発と短距離発射体(300ミリ)4発を東海(トンヘ、日本名・日本海)上に発射した。李議員は「最近、北が随時ミサイルを発射している状況で監視に問題が生じたのは深刻な問題」と述べた。
レーダー網を構築するなら、穴がある様な監視体制ではどうしようも無い。


まあ、他の物で代行したと、韓国軍側は説明しているが。
  これに対し軍の関係者は「1基が故障する場合、別のものを稼働したので問題はなかった」とし「米国の人工衛星とイージス艦に搭載されたSPY-1Dレーダーも作動していた」と釈明した。
しかしねぇ、この釈明は「目的の違うレーダー」を使った、と言う意味でもある。いや、北のミサイルを監視するという意味では目的は一緒なのだろうが、グリーンパインレーダーとSPY-1Dレーダーでは運用から違う。
更に他国の、米国の人工衛星をあてにしているというあたり、救いようが無いな。
まあ、その辺りの事情は日本政府も笑えないのだが……。

  韓国国防安保フォーラムのヤン・ウク研究委員は「北のミサイルを防御するためにはどれほど速くどれほど正確に探知するかがカギとなる」とし「海上を移動するイージス艦のレーダーに比べ、固定式で24時間監視するグリーンパインレーダーの作動が少しでも止まれば、それだけ対応能力が落ちることになる」と話した。
おっと、指摘されていたな。


そして、対策もしていたようだが……。
こうした現象が繰り返し発生したため、軍はアンテナ周辺にエアコンなどを設置したが、特に効果はなかった。
エアコン???
結局、軍当局は130億ウォン(約12億円)を追加で投入してレーダーを覆うドームを作り、一定の温度を維持することにした。ドームはアイルランドに本社があるL-3エスコ社の製品を導入することにした。
ふむ、最初から作れよ。

ただ、この話、どうにも腑に落ちない。
ドームを作る事で、一定の温度を維持することにした、とあるが、それはエアコンと何が違うのだろうか??


そして……。
レーダーが故障した回数は2013年3回、2014年5回、2015年8回、今年5回(6月現在)と、故障時間は計472時間だった。
今年も故障していると言うことは、つまり、未だ出来てないか、ドームの効果が怪しいって事だよね??

まあ、追加情報があれば、また言及していきたい。



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