ハンガリー国民投票の結果から見る移民問題

改めて語るまでも無い話ではあるが……。

ハンガリー国民投票 98%がEUの難民割り当てに反対 低投票率も首相は勝利宣言

2016年10月3日 9時6分配信
命からがら地中海を渡ってきた難民の通り道になったハンガリーで10月2日、EUが割り当てた難民の受け入れ枠についての可否を問う国民投票が行われました。投票率は要件の50%を下回る43.9%に留まりましたが、EU割当制への反対派は投票者の98.3%に達しました。
安倍政権も推進しようとしている移民政策だが、世界では非常に評判が悪い。



ああ、先に断っておくが、安倍氏のスタンスとしては移民受け容れに積極的では無いらしい。
img12778_140420-10imin
しかし、それはそれとして移民受け容れのための政策を色々と政府が進めているのも又事実。

日本は移民労働者を積極的に受け入れよ

アベノミクスは供給サイドの刺激策が不十分

2014年12月20日
安倍晋三首相の最近の政策決定(金融刺激の劇的な増大、消費税再増税の延期、12月中旬の解散総選挙)により、日本は激しい政策論争の最前線に立ち戻った。高齢化する先進国経済は、金融危機の後どのようにして成長を取り戻すのか。この解決策は単純ではない。
経済界は随分前から移民を受け入れろと政府に圧力をかけている。

移民法を整備しないと介護業界の労働力は確保できないですよ - 「賢人論。」第2回田原総一朗氏(中編)

2016年09月24日 14:59
アベノミクスの『新3本の矢』でも打ち出された、「介護離職ゼロ」という目標。それは、現状の日本社会において介護問題がどれだけ逼迫しているか、ということの現れとも言えるだろう。介護業界に立ちはだかる「人手不足」の問題、田原氏がその打開策として打ち出すのは「移民」による労働力確保だ。そのための法律制定の必要性、そしてなぜそれが進まないのか……?政治の現状から私達のリテラシーに起因することまで、田原氏ならではの視点で問題の原因を語っていただいた。
メディアも最近では積極的に圧力をかけている模様。



WSJから、つまり外国からも圧力がかかっている。

【社説】移民めぐる日本から英国への助言、聞くべきは日本

2016年09月16日 08:19
 日本は人口減少と景気低迷という問題を抱えているにもかかわらず、移民の受け入れを拡大する必要性を認めたがらない。だから今月、日本企業が外国からの熟練、非熟練労働者の受け入れを強く訴えたことに頼もしさを感じた。それだけではない。政府はその訴えに耳を傾け、支持したのである。
色々な動きがある中で政府が動き出したのは、こんなところだ。

外国人労働者受け入れ 介護や建設、政府検討
2国間協定で枠

2016/9/27 2:00
政府は27日に初会合を開く「働き方改革実現会議」で、外国人労働者の受け入れを検討する。介護や育児、建設など人手不足の分野で外国人労働者を受け入れるため、法整備をめざす。あらかじめ分野ごとに受け入れ数を決めて管理する制度を設け、単純労働の外国人受け入れに事実上、門戸を開く。ただ受け入れには自民党内の一部などに異論もあり、議論を呼びそうだ。
実際に、これまで日本の政府は外国人労働者の受け入れ姿勢を、消極的ながら示している。
だが、その結果は……。

農業の不法就労 3年で3倍に 15年、業種別で最多

2016/6/15 11:51
農業分野で不法就労する外国人が急増している。法務省によると、2015年に退去強制手続きを執った不法就労者のうち、農業従事者は1744人で3年前の約3倍に達した。全体の21.9%を占め、業種別で最多となった。背景には高齢化と人口減少に直面する農家の深刻な人手不足があり、高い労働需要に応じて外国人が集まる実態があるとみられる。
労働力の欠如は何処の分野でも深刻だ。



だが、この外国人労働者の農業分野における不法就労は、政府の失敗によるところが大きい。
 一方、合法的な外国人雇用としては途上国支援を目的とした外国人技能実習制度などがある。農林水産省の推計では14年度時点で2万4千人の技能実習生が農業に従事している。
合法的に外国人を雇用する手法として、「外国人技術実習制度」などという意味不明な制度を導入してしまった。
しかし、この制度を悪用して、不法に安い賃金で外国人労働者を働かせたり、それに嫌気が差して、外国人が蒸発、日本の何処かに潜伏といった悪循環を招いている。
 不法就労者全体の数を都道府県別にみると、集計を始めた1991年以来、東京が四半世紀にわたり最多だったが、15年に茨城(1714人)が1位、千葉(1238人)が2位と東京を追い抜いた。国籍別では中国、タイ、ベトナムなどが多い。法務省は農業分野の都道府県別データは公表していない。
蒸発した彼らは、もっと楽な職を求めて日本国内を移動していると思われるが、そもそも安価に人を雇いたいという動機で外国人労働者を受け入れることそのものに問題があるのだ。



ハンガリーの国民投票は投票率が43.9%で、EU割当制度、つまりEUが加盟各国に移民受け入れの割当を決めて配分する方式には98.3%が反対している。
これ、投票率を加味すれば、国民の半数が移民受け入れの拡大に反対していると言う事になる。
反対派を率いたオルバン首相は「EUの政策決定者はハンガリーの国民投票の結果に留意しなければならない。国民投票の結果が法的拘束力を持つよう憲法を改正する」と勝利宣言をしました。
勝利宣言には5割を切った投票率を前に空しいだけだが、結果自体は実に深刻なものである。
しかし投票率が50%に満たないと国民投票は無効であることから投票ボイコットを呼びかけていた賛成派は「低投票率は大半の国民がオルバン政権を支持していない証拠だ」と反発しています。
この反対派の主張もおかしい。移民受け入れ賛成であれば、投票をして意思を示せば良いのである。
グラフ
ドイツでは年間27万人もの難民を受け入れているようだが、お陰でドイツの治安は悪化した。
ドイツが移民受け入れに積極的な理由はよく知らないが、メルケル氏が積極的に受け入れを呼びかけている模様。歴史的な反省はあるのだろうが……。



ともあれ、難民だろうが、移民だろうが、外国人労働者だろうが、受け入れた結果、治安悪化は避けられない。
また、日本文化に根付く、というより独自のコミュニティーを形成して、日本文化を破壊するバイアスがかかる点にも懸念がある。

そもそも、外国人労働者だって楽な仕事が良いに決まっているのだ。そして、受け入れたところで労働力不足が解消するわけでも無い。
この辺りは過去にも色々言及しているので詳しくは控えるが、こうした政策は国民に信を問うて進めるべき重要な問題である。
そして、外国ではかなりの国が受け入れをして苦労しているか、国民が忌避感を抱いている。古今東西、移民で成功した国の例は殆ど無いのだ。

え?アメリカ?カナダ?
確かに、移民受け入れに寛大ではあるが、それも過去の話である。

どっかの政党は、党首からして二重国籍を隠して選挙をやっていたくらいであるから、明らかに信用できないが。


ランキングへの応援クリックよろしく!
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ




コメント

  1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月3日 14:51

    >これ、投票率を加味すれば、国民の半数が移民受け入れの拡大に反対
    >していると言う事になる。
    この結論には疑問があります。統計学の「無作為の標本」とは違いますが、それを遥かに超える標本数なので、無投票者の半数は「移民受け入れの拡大に反対」と考えるべきだと思います。
    したがって、少なくとも国民の70%は「移民受け入れの拡大に反対」であると考えます。

    返信削除
    返信
    1. そうですねぇ、「少なくとも」という言葉を入れるべきシーンだったと思います。

      投票しなかった人の中には投票をボイコットした人だけで無く、投票に行かなかった人もいるわけですから、最低限半数が反対、推定で6~7割くらいは反対である可能性は高いと言えると思います。
      だた、推計するには投票した年齢層や支持政党など色々な条件を加味しないとダメだと思うので、ニュースにある情報だけではハッキリしたことは言えないのだと、個人的には思っております。

      削除

コメントを投稿

お気軽にコメントを!ハンドルネームは面倒でもお願いします。