2016年10月17日月曜日

村田蓮舫氏、「国籍法違反じゃなかった」とか言い出す

あーあ、米山氏の理論を採用するつもりのようだよ。

蓮舫氏「国籍法違反に当たらず」

2016/10/16 19:32
民進党の蓮舫代表は16日、台湾との「二重国籍」状態にあった自身の問題に関して「法定代理人を含めやりとりし、法務省から(国籍法)違反に当たらないとの考え方を文書で頂いた」と述べた。熊本県西原村で記者団の質問に答えた。
これを、今言い出すのは致命的だと思うんだが。


非常にタイムリーというか、丁度これに触れたタイミングだったのでもう少し整理しておきたい。
新潟県知事に当選確実となった米山氏のブログで、村田蓮舫氏が国籍法に違反しない旨の解説が紹介されている。

ロジックとしては非常に難解なのだが、懇切丁寧に説明されているので一読する価値はある。
……あるが、そのロジックを採用するには遅すぎるのだ。


米山氏のサイトは長々と説明しているが、簡単に整理すると以下のような話になる。
(台湾人が日本国籍を取得しようとするケース)
  • 台湾人(中華民国国籍を保有する方)には、支那の法律を適用しない。
  • 日本国籍の取得手続きを日本で行う
  • 台湾国籍の離脱手続きを台湾で行う
  • 日本で国籍選択の宣言を行う。
(日本国内で生まれた在日台湾人が日本国籍を取得しようとするケース:1985年以後生まれの場合)
  • 両親のどちらかが日本人であった場合は日本国籍を誕生と同時に取得。ただし、台湾への出生届をすることで中華民国籍も取得可能。
  • 二重国籍である場合には22歳になるまでに国籍選択届を出す必要がある。
(日本国内で生まれた在日台湾人が日本国籍を取得しようとするケース:1985年以前生まれの場合:蓮舫氏がこれに該当)
  • 父系主義を採用していたため、出産時点で中華民国国籍を有していると判断される。この際に中華民国に出生届を出さなければ無国籍状態となるが、蓮舫氏自身の説明で、中華民国国籍を取得したと考えられる。
  • 1985年に施行された改正国籍法にのっとり、日本国籍の取得手続きが出来る。(米山氏の説明によると、この段階で支那の国籍法9条の規定が採用されたと見做され、支那国籍法によって中華民国国籍が失われるとある。が、日本政府が公式に台湾を国と認めていないとはいえ、中華民国国籍は有効であると判断しているので、自動的に国籍が放棄される手続きが採られたとみるには無理がある
  • 二重国籍である場合には22歳になるまでに国籍選択届を出す必要がある。(米山氏の説明によると、既に支那の国籍法により中華民国籍が消失しているので、この時点での国籍選択は不要となることになる。しかし、現実問題として日本の法務省はどのような法律が適用されて国籍を喪失したかを判断することは困難である事から、国籍喪失の確認をした上で国籍選択をするよう指導している



日本と支那、台湾の関係は建前が先行するために、非常に扱いの難しい話となる。
しかし、ここで留意したいのは日本政府は支那との条約を結ぶために「1つの中国」である主張を受け入れ、台湾を国として認めない立場を採っているが、親日国である台湾との国交を捨てているわけでは無い。
つまり、台湾にも配慮しつつ、法律の運用を行わねばならない立場にある。

当然ながら、国会議員にはそうした対応が求められるわけで、米山氏のロジックによって横車を押す(これは日本国内の問題であるために、日本の法律だけで判断するというスタンス:台湾人に対して支那の国籍法を適用する=台湾国籍法を無視する、になるため、国際的には大きな問題を孕む)ことは、かなりリスクが高い。

既に蓮舫氏は台湾より批判を浴びている立場にあるので、再びこの話に飛びついてしまったのは浅はかとしか言いようが無い。
場合によっては、前回と同様に蓮舫氏は批判される立場になってしまうことも予想される。そして、このような人物が一国のトップに立つ資質があるのか?と言われると、国民としてはとてもでは無いが首を縦に振ることは出来ない。



法解釈の世界では、米山氏の解説するロジックを主張することも許されるかも知れないが、政治家としてこれを採用するのはセンスの欠片も無いと言わざるを得ない。

まあ、それ以前に、村田蓮舫氏は散々嘘に嘘を塗り重ねて来た立場である。今さら、「問題は無かったんですよ」という立場を採るなどと言うことは、更に自身の立場を危うくするだけである。
 蓮舫氏は15日、二重国籍問題を巡って日本国籍だけを持つ意思を宣言する「国籍選択届」を提出し、受理されたと明らかにした。国籍法は16条で日本国籍を選択した場合、外国籍の離脱に努めなければいけないと規定している。
既に国籍選択届を提出している身であるから、軽々におかしなロジックを振りかざすことは避けた方が良い。
もし、米山氏の言うようなスタンスを採るのであれば、最初からそれを貫くべきであったのだ。
しかし、今となっては遅いので、だとすれば「おかしなことを言ってるよ、この人」と思われるような発言は慎むべきだろう。一般人には非常に分かりにくい理屈なのだ。

それよりも、一般人には発言をコロコロ変えている事の方が余程奇異に映る。

日本国籍を選択するのが2016年の10月7日以降だという事実は、二重国籍のまま国政選挙に出て、党首選を戦い、民進党の党首になった事になる。

これは、国民を欺して政治家を続けている事を意味するので、救いようのない感性であると言えよう。

仮に米山氏の唱えるロジックが日本国内で有効であったとしても、そのことは村田蓮舫氏の嘘つきっぷりを払拭する話にはならないのだ、残念ながら。問題点は、二重国籍であったことそのものでは無いのである。

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4 件のコメント :

  1. 強気で押せ押せか被害者面でお涙ちょうだいで罪悪感無用の態度のR4も内心は何時断罪されるかびくびくとして居るのでしょう、故にこんな詭弁にホイホイと乗っかたりして安心感を感じたいのでしょうね。
    今R4に出来る次善策はあれこれ余計な発言や目立つ行動はせずにやり過ごす事だと思いますがね、どうせ移り気なマスゴミは直ぐに他のネタに移って行くでしょうから。

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    1. マスコミは民進党には甘いので、余計なこと喋らなければ良いと思います。
      でも、良いわけをする毎にドツボにはまっていくのは、ある意味スゴイ才能であると。

      まあ、党の代表ですし、メディア出身ですから、こうした質問に答える義務があると考えているのかも知れません。だけど、適当なことを言うくらいならば、殊勝に謝る態度を見せておけば良い気もしますよ。

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  2. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月17日 14:16

    ネット界隈では、このネタについては「法定代理人」の部分で話題になってましたね。勘違いだと思いますけどね。
    一応、その内容をまとめると「正常な判断ができるのか?」ということですね。
    >法定代理人とは、法律(民法)の規定によって定められた代理人のこと
    >で、以下3種類があります。
    >・親権者 (略)
    >・未成年後見人 (略)
    >・成年後見人 申請者ご本人が成年被後見人の場合で、この方に代
    >わってご本人のための法律行為を行う方、またはご本人による法律
    >行為を補助する方
    ソース)横浜市「法定代理人・任意代理人」
    なお、成年被後見人の選挙権・被選挙権の制限はなくなりましたので、選挙は有効です(平成25(2013)年6月30日施行)

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    1. 「法定代理人」ですか。
      確かに引っかかる単語ではありますが、何故なんでしょうねぇ?

      蓮舫氏に「法定代理人」がいるとしたら、それこそ大問題です。ただ、カンチガイでこの様な発言をし、それに気がつかないほど低脳だとすると、もはや党首をやっているのは害悪にしかならないのですが……。

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