2016年10月26日水曜日

韓国陸軍の次期主力戦車K2の国産パワーパックに欠陥

知ってた。

「K2戦車国産パワーパックの欠陥」で、戦力化支障は避けられず

記事登録日時[ 2016-10-13 17:13:30 ]最終修正日時[ 2016-10-13 17:41:08 ]
ギムテギュ記者=韓国軍が主力戦車K2黒豹戦車を今年から国内技術で量産する計画を立てたが、国産パワーパック(エンジンと変速機)の持続された欠陥が原因で支障が生じたという指摘が提起された。
周回遅れの記事ではあるが、取り上げ損ねたので言及しておこう。



このブログでの主力記事として、押しも押されぬネタ提供率を誇るK2戦車である。
まあ、アレだ。ご愁傷様としか言いようが無い。
K2
まあ、簡単に経緯を説明していこう。

K2戦車「黒豹」は、3.5世代戦車として1995年から開発が始まったが、紆余曲折を経て2014年に調達が開始されるに至る。
が、戦車の心臓であるパワーパックの開発は上手く行かず、結局、200両調達する戦車のうち、100両をドイツ製パワーパックに頼ることに。残りの100両が韓国産パワーパックとなるハズだったのだが……。



冒頭のニュースに伝えられるように、これに躓いている模様。
民主党議員が13日、防衛事業庁から受け分析した資料によると、陸軍は、今年K2戦車の2次量産分の26台の国産パワーパックを装着する予定だったが、最初製品検査の過程で再三の欠陥が発生した。
「再三の欠陥」って表現もスゴイが、翻訳精度の問題だろうね。
メインポンプ駆動ギアを支持するベアリングが破損したりした、メインハウジングにひびが入り油が漏れる問題も発生した。過去1〜7月まで計5回の変速機単品耐久度検査を実施したが度重なる不具合が発生して11月ないしは12月になってようやく6次検査が可能な状態だ。
いや、再三の欠陥だった。
しかし、ベアリングが破損って、どんなベアリングを使ったのやら。メインハウジングにヒビが入るというのは、もはや鋳造技術の問題だろう。変速器単品耐久度検査をやったと言うことは、量産品のパワーパックの全品検査をやったと言うことだな。メインハウジングやベアリングはギアの駆動にかかる力を受ける部分であろうから、力を受ける部分の設計がマズいのだろうと思われる。
どんな設計をしたんだコラ。

ちなみに、だが、このK2戦車は先にボディが完成して、パワーパックは後から入れられるという経緯を辿っている。つまり、ここから予想されることは、パワーパックとして適切な形に詰め込むための技術が足りなかったと言うことだろう。形から入る韓国らしいミスだ。



これに伴って、量産計画の遅れは必至である。
変速機の耐久度テストに合格したとしても、エンジンと変速機の性能検査と、これを装着したまま総3,200㎞の走行を終える走行性能検査の過程を経なければならないので、年末まで26台を量産する計画の保証は難しいというのが呉議員の主張である。
10月半ばでこんな欠陥が出ているのである。
ここから最終検査にまでたどり着き、更に走行性能検査をやるとなると果たして半年や1年で済むかどうか。

今回のベアリングの破損にしても、採用したベアリングに欠陥があっての破損なのか、ベアリングそのものの強度不足なのか、設計段階では適切なベアリングを選定していたのに過剰な負荷がかかった為の破損なのかが分からない。
メインハウジングのヒビに至っては、鋳造材料の問題なのか、鋳造技術の問題なのか、予想した強度を受けきれなかったのか、加工形状の問題なのか、表面処理の問題なのか、さっぱり把握できていない。
まさか、ハウジングに鍛造品を採用するとか、削り出しを使おうとか言う流れになるとも思えないが。



そして、これが遅れるとなると、次のも……。
これにより、2019年までに量産することにした2次生産80台と追加物量で決定された3次生産118台の戦力化もそれぞれ持ち越されるしかなくなる。
来年からすぐに量産体制に入っても、年間生産能力(50台)を考慮すると、かかるが決定された合計224台の戦車の量産と電力化までは約4年6ヶ月がかかり2021年になってようやく戦力化が可能であると考えられる。それまでは老朽化した戦車を運用するしかないね戦闘力の空白が懸念される状況である。
お?次の??
確か、国産パワーパック採用車両は100両では?いつの間にか224両作る話になったのやら。

大体、国産パワーパックの量産品がまともに動くのを確認したから、正式に戦車を増やす事を決めれば良いのに、どうしてこう何時も見切り発車なのか。

そもそも、この韓国の国産パワーパック、ユーロパワーパックを真似して作ったんじゃなかったんかい。
……単なる猿真似でコピーできるほど、パワーパックは単純なものじゃ無いらしいね。

まあ、それはそれとして今後どうなっていくかは見物だな。そろそろK1戦車の消耗がヤバイと噂されているが、韓国軍は整備が下手だからねぇ。



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2 件のコメント :

  1. k2開発に使っていたユーロパワーパックも入手経緯が不透明だった気がします。
    まさかドイツでも「コピーエンジンを作る為」に輸出を容認したりしないでしょうから。
    勝手にリバースエンジニアリングしたのが真相だと思いますが。

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    1. リバースエンジニアって聞こえは良いんですけど、技術の伴わないデッドコピーは……。
      いやまあ、結果から見れば、と言う話なんでしょうけど、理解できなかったんでしょうねぇ、設計思想を。

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