韓国陸軍のK2C1ライフルリコール

韓国製のライフルとしては割と評判の良かったK2ライフルだが、リコールがかかったようだ。

熱くなって持てないK2C1ライフル全量回収、カバーを改善し年内の再補給

入力時間| 2016.10.13 15:25 |
[イーデイリー金寛容記者]陸軍前方部隊に戦力化されている個人火器であるK2C1ライフルが手にとる銃身カバー部分の発熱の問題で生産が中断された。
取り立てて騒ぐような話では無いよ、ドンマイ!





韓国陸軍採用のアサルトライフルK2だが、M16A1の後継として用意した大宇精工が生産する、韓国の国産ライフルである。
デザインはライセンス生産していたM16A1をパクっているが、全体的に軽量化してM16を改善した感じのライフルに仕上がっていて、現場の評価は比較的良い模様。海外にも随分輸出されているようだ。
Daewoo_K2_rifle_2
M16A1_brimob
Wikipediaから写真を拝借してきたが、上がK2で下がM16だ。確かにM16とデザインは似ているね。だが、この手の兵器は似たようなデザインになること自体は不思議では無いので、その辺りを殊更指摘する必要は無い。

ただ、K2ライフルも生産開始が1984年と相当古い為、そろそろ更新の必要はあるかも知れない。が、シンプルイズベストを追求したような古い構造ながら整備性も優秀である事を考えれば、無理に更新する必要は無いだろう。
製作精度故の問題で、命中精度が若干落ちる部分があるようだが、目を瞑る事ができる程度にはデキは良いようだ。
軍関係者は、「K2C1ライフルは銃身カバーをプラスチックではなく、アルミ材質で作られK2小銃比銃身カバーの温度が上昇することが確認された」とし「フォアグリップなどを追加付随記載さを介してオペレータ苦情を最小限に抑えること計画」と明らかにした。
ちょっと記事を読むだけではよく分からないのだが、設計思想の問題らしいな。
K2C1ライフルは、既存K2小銃のバットと銃身カバー部分の形状を改良したのが特徴である。
K2小銃の生産を始めてから30年が流れの間の兵士たちの平均身長が大きくなったことを反映したライフルである。K2C1ライフルは兵士の身長に合わせてバットの長さを増減させることができる伸縮型バットを取り付けた。本頭部にヒンジのような「ジョプチョル」を付けた。広げたとき全長が1014mmで、従来K2小銃に比べ34mm長い。またK2C1は銃身カバー部分に「ピカティニーレール」を付けた。ピカティニーレールはライフルに照準、標的指示器、照明などを簡単に着脱することができるように溝が掘られ装置だ。K2C1はピカティニーレールを付けために銃身カバー素材を熱硬化性樹脂、プラスチックの代わりにアルミ素材を適用した。
どうやら、改良にあたって、ピカティニーレールを採用し、カバーにアルミ素材を採用したら熱くなって仕方が無いと。



ナルホド、もともとのK2ライフルの問題では無く、改良したらその部分に問題が発生したと、そういう事らしい。
◇形状変更年内改善銃電力化を再開
しかし、今年7月7日、陸軍21師団に最初普及して使っていたの8月5日、100発以上の多量射撃時銃身カバー発熱により運用が難しいというユーザーの不満が提起された。
改良して兵士に使わせたら、「弾を撃ったら熱くなって使えねー」と文句が出た模様。
うんうん、相変わらず試験をしない国だな。
PS16101300574
K2ライフルはかなりスマートな銃だが、K2C1は色々付属品を付けておデブになった印象。
それでもまあ、ピカティニーレールは色々な付属品を付けるには便利なアイテムだ。尤も、アメリカもM16にこの手の改良を施しているようだが、銃のバランスが悪くなると不評。現状では新しい銃の検討をしている段階らしい。
何でもかんでも取り付ければ良いという話では無いのだよね。



とはいえ、100発撃つと、と言う下りは少々気になる。
K2ライフルの弾倉は、箱形弾倉を採用しており、装填数は30発。弾倉を4回替えなければこの症状は発生しない計算になる。
ただ、性能的に発射速度は700~900発/分と言う事になっているので、弾倉はあっという間に撃ち尽くしそうだな。

韓国軍の新型小銃に「100発撃つと熱くて持てなくなる」欠陥=韓国ネット「冬用ライフルだ」「サムスンスマホとセットで『爆弾セール』に…」

2016年10月14日 09時40分 Record China
2016年10月12日、韓国・SBSなどによると、韓国軍で使用されている新型小銃K2C1に致命的な欠陥が見つかり、軍当局が部隊への補給を一時的に中断し対策を講じることになった。
レコードチャイナが喜んで記事にしていたが、「冬用ライフル」って湯たんぽ代わりって事なんだろうな。
何やら軍部の説明によると5月頃に試験をやったから気がつかなかったとかいう話。

ともあれ、素人目に見ても今回の問題は改善はそれ程困難では無い。
放熱の問題があるのであれば、放熱しやすい構造に替えてやれば良いのである。
関係機関は、現在のフォアグリップを現在の固定で折りたたみ式に変える案とレールカバーと放熱カバーを交換する案などを検討している。防衛事業庁主管事業会議で形状変更を確定する予定である。
韓国の関係機関も似たような検討をしている模様。

……ただ、この問題はそもそも試験運用をしてみれば分かる話であって、試作の段階で問題点に気がつくレベルの話。まさか、「5月にやったから分からなかった」などという嘘を真に受ける人がいるとも思えない。その場凌ぎの嘘だろう。

問題点に気がついたら改善すれば済むのだが、ケンチャナヨ精神を発揮して量産してしまったので、無駄なお金を使う羽目になった。

あ、なんだ、何時もの構図か。



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コメント

  1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年10月15日 10:02

    本当に「ハンドガードの加熱」問題が原因なのかな?と...
    米軍の新式小銃(ライフル)の話はストップしているようですが、M16小銃→M4カービン(M16小銃の銃身短縮形)の移行は進んでいるようですね。「ウリもカービンが欲しい」程度の話では無いかと。

    自分なら「ハンドガードの上にピカティニーレール」じゃなくて「ピカニティーレールにハンドガードをつける」べきと考えるけど。

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    1. 記事を見る限りでは、「ハンドガードの加熱」が問題なのかもハッキリとはわからないです。韓国の分析ですからねぇ。

      カバーとハンドガードを一体化してアルミで作った気がしますよ。ご指摘のようにレールにハンドガードを付けたりフォアグリップを付けたりというのが正しいと思いますが。

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  2. 既存の銃に安直にレールを追加すれば確実に重くなります(あくまでモデルガンでの経験ですが)
    しかも写真で見る限り4面レールですか・・・
    そりゃ全体をアルミ合金で作らねば強度を確保出来ないでしょう、更にコレに追加で断熱性の高いハンドガードを付ければますますメタボに・・・
    大人しくレールの追加はフォアグリップ用のアンダーレールだけにすれば良かったと思いますが韓国的にはプライドが許さなかったのかも知れませんね。

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    1. 韓国軍の場合、どうしてもいろいろ欲張ってくっつける傾向にありますから、後で酷いことに。

      予算の関係で「あれもこれも」という事が多いので、仕方が無いのかも知れませんけどね。

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    2. HK416もSCARも自衛隊が試作中の新型小銃も4面ピカティニーレールだけどそれには何も言わねーの?

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  3. >自分なら「ハンドガードの上にピカティニーレール」じゃなくて「ピカニティーレールにハンドガードをつける」べきと考えるけど。

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  4. なんか調べてみたらM4やM16A4やHK416もK2C1と同じ条件で射撃するとK2C1と同じぐらいハンドガードが熱くなるらしいですよ。米軍では手袋を装着したり、フォアグリップを付けたりして対処してるらしいです。

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