韓国の大統領関連報道にウンザリ

どうでも良いだろう?そんなの。

韓国・朴槿恵大統領、往生際の悪い退陣表明

一大スキャンダルで窮地に追いやられた韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領がさらなる一手を打ち出した。11月29日、朴大統領が自らの進退について「私の大統領職の任期短縮を含む進退問題を国会の決定に任せる」と発表、”事実上の辞任”をにおわせたのだ。
何でこんなニュースが日本で流れるのか真剣に理解できない。報道機関はこのニュースにこだわりすぎである。本気でどうでも良い。





で、文句を言いつつも、このブログの記事にこの題材をセレクトしたのには理由がある。

一つは、これまでに関連の記事を扱っていること、もう一つは、今後どうなるかという話である。整理しておけば、今後、この関係の記事は無視して良い事が分かるしね。
事の発端は、韓国の大統領が一般人に国の機密情報を漏洩していたという事が発覚した事である。

既に韓国の政界では有名な話だったようだが、謎の占い師、崔順実(チェ・スンシル)氏とその旦那であった鄭潤会(チョン・ユンフェ)氏が、権限も無いのに韓国の首相官邸にあたる青瓦台に顔パスで出入りしていた。そしてこの崔氏、大統領の演説原稿に赤で修正を加えるような事を何度もやっていて、実質的に朴槿恵氏を操っていたのだと、その様に噂されている。



ただ、その事が重大な罪に問われるかというと、実のところ大統領の情報漏洩は問題ではあるが、刑量としてはたいした事は無い。外患誘致にあたるとする意見もあるが、実のところ未だその要件を満たすような話でも無い。

つまり、大統領として不適切な行為をやっていたことは事実だが、「もうしません」で済む話でもある。では何故、韓国国内では馬鹿騒ぎのデモをやっているか?というと、ハッキリ言って、憂さ晴らし以外の何ものでも無い。

憂さ晴らしと言えばこんな話もあった。

事件の舞台になった青瓦台
これ、青瓦台の写真なのだが、コレを取り壊して作り直そうという話がある。

「青瓦台は日帝時代の総督官邸場所に建てたコンクリート韓屋」

2016年11月30日09時11分
  最近、大韓民国の国民が最も心配しているところは青瓦台(チョンワデ、大統領府)だろう。「崔順実(チェ・スンシル)国政壟断」のメーン舞台だからだ。朴槿恵(パク・クネ)大統領は29日、青瓦台春秋館で発表した3回目の国民向け談話で、「今回の事件の経緯は近いうちに詳細に明らかにする」と述べ、また記者の質問を受けずに退いた。依然として青瓦台の内部事情は霧の中だ。
記事の中身は日本人には理解不能だ。日本語で書かれているが、さっぱり分からない。日程時代の総督官邸場所に建物を建てたら、何か問題があるのか?


しかし、民主主義の国で、正式な選挙の手続きを経て選ばれた大統領が、実は民間人に操られていたとしたら、これはなかなか民主主義を馬鹿にした話である。更に言えば、操っていたのが占い師だというのだから、もはや政教分離とか行方不明になってしまっている。
そりゃ、韓国の国民が怒るのも無理は無いのだが……、しかし一方で、だからといって弾劾手続きが採られたときに、どう転ぶかというと非常に微妙な感じである。

弾劾裁判というのは、韓国において大統領の資格を剥奪するための手続きであり、この手続きに入ると事実上大統領は権利が行使できなくなる。代理の国務大臣が政治を行い、裁判の結果を受け入れるという流れになる。
ただ、今回のケーズは真面目に考えると、どの法律に違反するのかという点も含めて極めて微妙な話になる。もちろん韓国の裁判所は、法律を曲げてでも世論に迎合する悪癖があるので、案外、弾劾が決定される可能性は高いのだが。
弾劾訴追案は定数300ある国会議員のうち、3分の2(200議席)以上の賛成を必要とする。しかし、野党と無所属議員を合わせても171議席。今回の朴大統領の談話発表までは、与党セヌリ党のうち、40人ほどの「非朴派」とされる反大統領的な立場を取る議員が、弾劾訴追案に同調するものと見られていた。
しかしその前に、国会議員の2/3が賛成しなければならず、コレがなかなかハードルが高い。



韓国の国会議員も、裁判所同様に情緒によって流される傾向にあるので、満場一致で弾劾訴追に踏み込みそうなモノだが、実際のところは次の大統領候補を擁立しなければならず、そこで利害が対立してしまって一枚岩では無い。
「弾劾はする、するが、その時期はもっと先がイイ」と言う派と、「とにかく弾劾して大統領を引きずり降ろせ!」という派で対立しているのだ。

ここで出されたのが冒頭のクネクネの談話だ。
この談話もスゴイ内容なので、引用しておこう。
朴大統領は今回の談話で「一時でも自らの私的利益を追求したことはなく、私心も抱くことなく、生きてきた。ただ、自分の周囲をきちんと管理できなかったことは、私の大きな過ち」と述べた。疑惑は今後も否定していくつもりなのだろう。
「自分はすべてを国会に託した」との言葉をもって、朴大統領は談話を締めくくった。
要約すると、「私は悪くないけど、疑いを持たれたのは過ちだ」「だから、後は全て任せるよー」となる。
 
国政も何もあったモノじゃ無い。既にレームダック化して、韓国政治は一切前に進まない状態だが、その状態を「私のせいじゃない」と言い切る度胸がスゴイ。そしてこの状態は最短で3ヶ月は継続と……。



「最短で」と書いたのは、冒頭のクネクネの談話によって責任を丸投げされた野党が大揉めに揉めて結論が出せない状況になるからだ。

ここからは予想になるが、早くて半年くらいはどうしようも無い混乱が続くだろう。韓国野党の大統領候補の一本化にはなかなか時間がかかる。いや、世界大統領(笑)のバン君がいるので、ここに絞れば良いのだが……、コイツもイイカンジで無能である。色々決めるのに時間がかかるのは必定だ。そして、まだ国連事務総長の座に座っている身なので、今、クネクネに止められると色々と準備に時間が足りない。つまり、時間稼ぎがしたい一派なのである。

そりゃ、ガースーも「日本には関係が無い話だ」と切って捨てるわな。
まあ、早い話、韓国の大統領が誰になろうが日本には政治的にも経済的にも余り関係の無い話である。だから、ニュースの価値も無い。ついでに言うと、この状態は少なくとも年明けまでは続くだろう。気にするだけ時間の無駄である。

ウンザリ、という気持ちには皆さんにも理解して頂けると思う。
追記
追記をするつもりも無かったが、意外な展開になりそうだ。

朴氏「進退」協議難航、9日に弾劾案可決の流れ

読売新聞 12/1(木) 8:49配信
 【ソウル=中島健太郎】韓国の朴槿恵(パククネ)大統領が29日の国民向け談話で、時局収拾策として自身の進退を国会の議論に委ねる意向を示したが、野党側は30日、正式に拒否する意向を表明し、提案は宙に浮く形となった。
僕の予想では、野党は弾劾に躊躇すると思っていた。
しかし、弾劾案は可決する情勢らしい。

 このまま行けば朴氏は、12月9日に自身の弾劾案が国会で可決され、即日、大統領権限停止に追い込まれる情勢。朴氏は、弾劾案可決のキャスチングボートを握る与党内反主流派めがけて「憲法改正カード」を投げ入れたが、反主流派は世論に阻まれて動けない状況だ。
ただ、何かが変わるかというと、そうはならないだろうな。

弾劾が可決されると、今度は弾劾の手続きに入って裁判所で争われるわけだが、スピード判決というのは難しそうだ。
追記2
……結局、弾劾手続きは入れないんじゃ無いかよ!

朴大統領弾劾案 2日の採決は不可能に=第2野党が応じず

記事入力 : 2016/12/01 11:49
【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党「共に民主党」は1日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追案を同日に発議し、2日の国会本会議で採決を行うよう第2野党「国民の党」に提案したが、同党が受け入れなかった。弾劾案の2日の採決は事実上、不可能となった。
「弾劾が失敗すれば、大統領に免罪符」とか言っているが、結局のところ時間稼ぎがしたいだけである。




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コメント

  1. あるけむ(R.K.M) @fwbc19652016年11月30日 16:29

    >報道機関はこのニュースにこだわりすぎ
    日本人向けに流しているのではないと思いますよ。全く報道しないのは問題ですが、スポットニュースで十分ですね。

    青瓦台については、執務空間と居住空間が明確に分離されていないという問題は指摘されてました。日本だと、首相官邸(執務空間)と首相公邸・首相私邸(居住空間)が完全に分離されてますが、青瓦台は、それらが混在している感じですね(例の「ベッド」の話に関わってきます)

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    1. 日本の報道機関が「日本人向けにニュースを流さない」という現実があるのは信じたくない話ですが……。
      まあ、そうなのでしょうね。

      ただ、韓国の大統領が「辞意」を示したとは言っても、辞職するわけでは無いし、それが決まるのはずっと先の話。ニュースの価値は無いと思うわけですよ。

      それはそれとして青瓦台の問題点は、記事にも指摘されていましたね。
      確かに色々問題はあるのでしょうが、改装で済む話。建て替えする、場所を移転、というのはもはや別の目的があると、そう言わざるを得ないですね。大抵はニッテイガーで説明されてしまうのが、韓国の現状なのでしょうけれど。

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